ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 2219
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
東北

秋田駒ケ岳〜乳頭山

2006年10月07日(土) ~ 2006年10月09日(月)
 - 拍手

コースタイム

7日:東北道通行止により時間切れ(途中の奥州市前沢にて宿泊)
8日:入山、8合目避難小屋に宿泊。
9日:八合目避難小屋(8:00)→片倉岳(8:20)→阿弥陀池(休憩、8:50〜55)→男女岳(9:06〜16)
→男岳(9:45)→横岳(10:25〜35)→休憩(11:00〜08)→湯森山(11:55〜12:10)→八合目避難小
屋(13:10)
天候 7日・8日は天候不順のため登山見合わせ。(両日とも風強く雨)
9日:明け方まで雨、風強く曇り後晴れ
過去天気図(気象庁) 2006年10月の天気図
コース状況/
危険箇所等
○八合目避難小屋間では車道が通じているが、マイカー規制の為山麓駐車場(アルバこまくさ)よりバス利用。
(問い合わせ:羽後交通(株)、0187-43-1511)
○八合目避難小屋は1階が休憩所兼土間、2階が宿泊場所。トイレは別棟(水洗)。水場有り。
(非常に綺麗に整備されている。)
○阿弥陀池にも避難小屋はあるが水場は無し。
○コース全般に関しては道標も整備され特別危険個所は無い。ただ、周りに遮るものが無い為風に注意。
○下山後の温泉は、乳頭温泉・田沢湖高原温泉と多数有り。
(実際に入浴したのは、乳頭温泉の「鶴の湯」で500円。正統な湯治系の温泉です。)
ファイル
非公開 2219.xls
計画書
(更新時刻:2010/07/28 08:54)
(まずは記録シリーズ)男女岳山頂
2006年10月11日 00:43撮影 by  W41S, KDDI-SN
10/11 0:43
(まずは記録シリーズ)男女岳山頂
男岳山頂
2006年10月11日 00:44撮影 by  W41S, KDDI-SN
10/11 0:44
男岳山頂
湯森山への道より八合目避難小屋
2006年10月11日 00:45撮影 by  W41S, KDDI-SN
10/11 0:45
湯森山への道より八合目避難小屋
男女岳を望む
2006年10月11日 00:47撮影 by  W41S, KDDI-SN
10/11 0:47
男女岳を望む
右湯森山、左笹森山。(奥は乳頭山、道中にて)
2006年10月11日 00:52撮影 by  W41S, KDDI-SN
10/11 0:52
右湯森山、左笹森山。(奥は乳頭山、道中にて)
湯森山山頂
2006年10月09日 11:52撮影 by  W41S, KDDI-SN
10/9 11:52
湯森山山頂
湯森山方面から秋田駒ヶ岳
2006年10月09日 12:17撮影 by  W41S, KDDI-SN
10/9 12:17
湯森山方面から秋田駒ヶ岳
笊森山と乳頭山(湯森山にて)
2006年10月11日 00:55撮影 by  W41S, KDDI-SN
10/11 0:55
笊森山と乳頭山(湯森山にて)
八合目避難小屋(以上、記録シリーズ終り。あとはおちゃらけシリーズおねがいします。笑)
2006年10月11日 00:56撮影 by  W41S, KDDI-SN
10/11 0:56
八合目避難小屋(以上、記録シリーズ終り。あとはおちゃらけシリーズおねがいします。笑)
撮影機器:

感想

三連休はnogamiさんCLの秋田駒ケ岳へ行ってきました。
天候不順のため予定は大幅に変更になりましたが、
経験豊富なメンバーに恵まれた事と、臨機応変な対応のお陰で、
貴重な体験と楽しい思い出が出来ました。
ありがとうございました。

長くなりましたが、良かったら読んでみて下さい。

7日(土)
6時過ぎに品川を出発し、岩手の前沢に着いたのは
日もとっぷり暮れた頃。
高速の通行止めや、事故渋滞、異常に時間のかかる定食屋に
当たったりで思うように進まず、遠かった〜。
nogamiさん運転お疲れ様でした。

本日のお宿は、おっくーさんが電話してくれた
佐藤屋旅館に素泊まり。
黒髪で超ロングソバージュのお上さんが出迎えてくれる。
お部屋は井草の香りがする清潔なお部屋で快適でした。

夕食はちえさんが調べてくれた「味心」で舌鼓。
富士山の溶岩の上で焼く前沢牛は格別に美味しかったです。
(ちなみに石板は非売品。関西のメーカーらしいのですが
社名は秘密との事でした。)
3種類のたれが用意されておりましたが、どれもシンプルな
薄味でお肉の味を損なわない配慮がされているのかなぁと。
お肉は霜降りだけどさっぱりしてて、柔らかくて
ほんと美味しかったです。
後で調べてみるとよくテレビ等で紹介されているらしく、
全国的に有名なお店のようで、行けて良かった!

宴もそこそこに就寝。
お風呂に入ってお布団で眠れるのって幸せ。
明日は天気が回復してますように・・・

■お店■前沢牛 オガタ(前沢町) 前沢牛肉料理「味心」
〒029-4207 岩手県胆沢郡前沢町塔ヶ崎102-4
TEL.0197-56-7298 定休日:木曜日
営業時間 11:30〜14:00 17:00〜21:00
http://www.maesawagyuogata.co.jp/sub02.html

■宿泊■佐藤屋旅館
住  所:岩手県奥州市前沢区字三日町50     
TEL/FAX :0197-56-5503 
素泊り料金:4,500円
http://www.shokokai.com/maesawa/


8日(日)
4時過ぎに宿を出発。
あいにくの天候の為、本日は観光へ。
課長オススメの物産館に立ち寄り、各々お土産を購入し
ランチはnogamiさんリクエストの美味しい稲庭うどんを食べ、
その後角館に立ち寄り武家屋敷を散策しました。

アルパこまくさから最終バスで8合目の非難小屋へ。
車中はガラガラ。30分弱で到着。
非難小屋もガラガラ。造りはしっかりしてて、別棟ですが
清潔でペーパー完備のトイレつき!(予備も大量にアリ)男女別。
早速2階に自分たちのスペースを確保して、1Fのテーブル席でくつろきタイム。
ちえさん担当の夕食、カツ丼とトン汁を美味しく頂きました。
山でカツ丼を食べたのは初めてで、おなか一杯になり身も心も温まりました。
おっくーさん持参のワイン美味しかったです。
相変わらず小屋の外は風が吹き荒れ、ガタガタと雨戸の音が。

私達だけだった非難小屋に人が数名、その後にも2人組が合流し
静かだった非難小屋が一気に賑やかに。

食後は2階に上がり、隣グループのランタンの明かりをもらい?
お茶を飲みながらしりとり大会。
しりとり大会が始まると、なぜか口数が少なく・・。

そんな中、お隣のグループのおしゃべり好きな人と交流が始まる。
お隣の賑やかな4人組は八戸山水会に所属する2組の仲良しご夫婦。
奥様に膝枕をしたり、手を繋いで階段を下りたりと、仲睦まじいとは
この事かと思うほどの仲良しっぷり。
ほとんど毎週、沢をメインに山に行かれてるそう。
その体力には脱帽!

暫くすると手作りの歌集を渡され、その名も「うたいません歌集」
だったり、「うたっちゃおう歌集」だったり。
茶目っ気たっぷり。
その中の白神山地の歌は山岳会の会長が作詞したそうです。
オリジナルがあるなんて凄い!

非難小屋で初対面の方々と談笑して、一緒に歌を歌ったりする
経験は初めて。なんともじ〜んと心暖まる瞬間でした。
嵐の夜に、ランタンの明かり中っていうシュチュエーションも
良かったです。

その時に、八戸山水会の方から「この曲は簡単だから」と
何度も教えて頂いた歌はこちら♪

「山は」
♪山は山は山は
心のふるさとよ
山は山は山は
仲間のふるさとよ
雪と岩と森に
命を燃やし
明日のために
行こう山に行こう

山は山は山は
君らのふるさとよ
山は山は山は
みんなのふるさとよ
花と鳥と星に
親しみながら
みんなとともに
行こう山に行こう
みんなとともに
行こう山に行こう♪

東北の夜は冷える!
持ってきた防寒着をすべて着込み、全身に4箇所ホッカイロを
つけて、やっと暖かく眠れそう。
私の足元に、そっと雨具を掛けてくれていたちえさんの
優しさにくらくら。ちえさんだって寒がりなのに…。
ありがとうございます。
お陰さまで朝までぐっすり眠れました。

9日(月)
悪天候の為何度か起床時間を延長延長し、結局6時頃に起床。
nogamiさんのラーメンで朝食。

山水会の方とお別れし、イマイチの天候でしたが出発。
あみだ池を通過し女目岳山頂へ。
山頂はものすごい強風!!
晴れていたら山頂の展望は360度、東北北部の主峰を見渡せるはず!
だったのに、本日はガスってて景色はゼロ。
木階段を下り、あみだ池横を歩いて男岳へ向かう。
男岳〜横岳へ向かう稜線にきて、わずかながら展望が開ける瞬間が。
nogamiさんの動きが機敏になる時でもある。
これは天気の回復が期待できるかも!
大焼砂では風が強く真っ直ぐ歩けない。
nogamiさんがティッシュを飛ばしてしまい、取にいけず山に謝ってました。

その頃には天気は完全に回復傾向に。
秋田駒もやっと全容を見せてくれました〜。
焼森〜湯森山へ向かう道は、笹の間のなだらかな小道を歩く感じ。
そこで少し休憩し軽いお昼。
山水会の方から朝頂いた混ぜご飯を、ちえさんが
機転を利かせて三角おにぎりにしてくれました。
美味しかったです。
笊森山〜八合目非難小屋は展望も良く
楽しく歩けました。

八合目の非難小屋へ到着して荷物をまとめ、
先にバス待ちに並んでいた野上さんに合流。
すごい大行列で、割り込みしたのを後で反省。。

下山後は、憧れだった乳頭温泉郷の「鶴の湯」へ。
別館の「山の宿」を通過する時、雰囲気の良さに期待が高まる。

ほんとはここに下山する予定だった登山道の近くに車を駐車。
鶴の湯温泉本陣は、藁葺屋根の黒く塗られた建物が奥まで伸びていて、
その歴史を感じさせてくれるたたずまいは素敵でした。

まずは白湯から。
中はこじんまりとした脱衣所と、浴槽は木枠のみという素朴な造り。
身体を洗ったら駄目かもと思ってましたが、石鹸が置いてあり
身体を洗うのOK。髪の毛は温泉で洗い流すのみに。
お湯は乳白色でやわらかくて気持ち良かったです。

次に露天風呂と黒湯
白湯から露天風呂へは距離にして2m程なのですが、一旦外に出るため
タオル一枚で行く(方もいらっしゃいましたが)訳にもいかず
1度洋服を着て。入り口が分からずウロウロ。
これまた手狭な脱衣所で(貴重品ロッカーあり)着替えて露天風呂に。
白湯でも一緒だった北海道から来たという登山者と会話。
同じく秋田駒を登ってきたそう。
併設されている黒湯の浴槽は一番小さく、温度は熱めでした。

こんな良い温泉、日帰りじゃもったいない。
ゆっくり泊まりで来たいねと、ちえさんと。
今回のメンバーも、とても温泉に詳しい方々ばかり。
それも全国津々浦々の上質な温泉を知っているのには
感心しちゃいます。

夕日に輝く美しい田沢湖を一周して、東京に向かいました。
「終電」というタイムリミットにも無事間に合い
良かった良かった。
ずっと運転し続けてくれたnogamiさんありがとうございました。


■温泉■乳頭温泉郷 鶴の湯温泉
住 所:秋田県仙北郡田沢湖町先達沢国有林50
電 話:0187-46-2100
日帰り料金:500円
http://www.tsurunoyu.com/

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2811人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら