親不知 修験者の足跡を探訪〔兵庫百山〕（兵庫県丹波市）

2020年02月26日(水) [日帰り]

• GPS: 04:32
• 距離: 7.8km
• 登り: 524m
• 下り: 538m

コースタイム

【コースタイム】
◆所要時間　4時間30分　●歩行距離　7.8Km　▲総上昇量　620m
10:45　大杉ダム自然公園　Ⓟ
11:25　コケズラシ山「�検�市ノ貝（いちのかい）▲310.21m」
12:35　親不知（おやしらず）「�掘�親不知▲604.48m」〜13:00
14:05　大原神社（地元のルビ：おおばらじんじゃ）〜14:20
15:15　大杉ダム自然公園　Ⓟ

天候

曇り　時々　小雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

●乗用車
・国道176号の八日市交差点から県道282号線を経て大杉ダムを目差します。
（加古川市内から一般道80kmを2時間走行）
Ⓟ駐車場　
・大杉ダム自然公園のトイレ舎のある広い駐車場を利用。

コース状況／危険箇所等

▲山行概要
・大杉ダムから兵庫県と京都府境界の展望の無いアップダウンの続く尾根を道標や目印を追って、山腹の大原神社へ周回します。
【入山】
・大杉ダムの奥に続く大杉林道の右脇にある小さな標識から山腹に踏み込み、植林の急坂に耐えて小乢に乗ります。
【コケズラシ山】
・小乢から南へ潅木の茂るプチ藪を分けて一登りすると、切り開きに四等三角点標石の埋まるコケズラシ山に至りますが展望が無いので小乢へ引き返して北西の尾根を辿り、展望岩場を経て「一ノ貝界」標石のある県境稜線に乗ります。
【親不知】
・稜線に続くアップダウンをクリヤーしながら要所の巻き道を進み、親不知の高木に囲まれた山頂広場に出ますが、南の切り開きからの展望も小雨に煙る。
【極楽尾根】
・楽しい昼食を終えて、ベンチの方向へ藪っぽい登路を急降下すると、休憩適地の心地よい極楽尾根が現れ、思わず腰をおろしてコーヒーを入れ、モグモグタイムの一時を過ごす。
【下山】
・537mPKの大原神社への標識から小雨に濡れた小尾根の急降下が始まり、やがて荘厳な大原神社の広い境内に降り立つ。
・神社を辞して荒れ放題の旧参道を強引に下ったが、崩壊箇所も多々あり、遠回りの舗装車道がお勧め。
・徳尾集落に出て石仏を拝観しながら山麓を巡り、川沿いに咲く満開の梅を愛でながら出発地の大杉ダム自然公園へ戻ります。

写真

ルート詳細図（クリック→元サイズ→拡大）

2/26 10:44

小雨の降る大杉ダム自然公園の駐車場

2/26 10:44

公園Ⓟを出発

2/26 10:46

眼下に自然公園が広がる

2/26 10:47

ダム湖畔の大杉林道を詰める

2/26 10:57

ダム湖の北端から植林帯に入ります

2/26 10:58

林道の小さな標識から右の山腹に踏み込む

2/26 11:02

急坂を頑張ります

2/26 11:08

修験者が駆け抜けた石仏の道

2/26 11:19

乢に埋まる竹田村の境界石

2/26 11:26

コケズラシ山への藪ルート

2/26 11:22

コケズラシ山の山頂

2/26 11:21

コケズラシ山の四等三角点標石「�検�市ノ貝▲310.21m」

2/26 12:03

稜線の展望岩場

2/26 12:03

岩頭からの景色

2/26 12:04

出発地の大杉ダムを俯瞰

2/26 12:06

県境尾根に埋まる「一ノ貝界」標石

2/26 12:34

ようやく親不知の山頂に到着

2/26 12:59

親不知の損壊した三等三角点標石「�掘�親不知▲604.48m」

2/26 12:36

親不知で定番の記念写真〜♪

2/26 12:53

山頂からの景色も雨に霞む

2/26 12:56

雨が振り出したので急いで下山準備

2/26 13:00

山頂を辞します

2/26 13:20

いきなり急降下が始まる

2/26 13:23

県境の極楽尾根

2/26 13:38

巨樹が林立する

2/26 13:41

大原神社への下山分岐

2/26 13:42

急坂が延々と続きます

2/26 14:00

季節外れのヒキガエルが出てきました

2/26 14:06

大原神社へ降り立ちます

2/26 14:08

遙拝所石碑

2/26 14:12

大原神社の荘厳な佇まい

2/26 14:13

本殿

2/26 14:11

大原神社の立派な神額

2/26 14:24

荒れ放題の参道を下る

2/26 14:33

参拝車道に出て砂防堰堤脇の害獣除けフェンスを抜ける

2/26 14:35

徳尾の集落に降りて行きます

2/26 14:42

路端の石仏

2/26 14:42

行者堂の石仏：右に不動明王

2/26 14:51

徳尾集落から親不知の山塊を振り返る

2/26 15:10

満開の梅を愛でながら大杉ダムへ向かう

2/26 15:16

大杉ダム自然公園の駐車場へ全員無事に戻ってきました

撮影機器：

COOLPIX S9700 NIKON

感想

yamaya

【感想・メモ】
・小雨のぱらつく天候でしたが、修験者が駆け巡ったアップダウンの厳しい山域や大原神社の荘厳な佇まいに出合い、充実した山行が満喫できました。
【山名由来：親不知（おやしらず）】
・親不知の由来は、役行者を宗祖とする山岳信仰の痕跡がみられることから、この名がついたという説が見えるが、意味が不明。
（修験者が山岳信仰に身を投じて親を顧みないのが、名の由来かも。）

コメント

KinLan

宍粟から
いいですねー。もう少し近くなら・・

yamaya

Re: 宍粟から
桜とオートキャンプ場にも定評があるようです。

yamaya

Re[2]: 宍粟から
ＦＢを拝見すると「たくさん」でしたね。