黒斑山〜雄大な浅間を堪能、カモシカにも会えたご機嫌な一日
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 769m
- 下り
- 760m
コースタイム
天候 | 晴れ、一時曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
表コース →迷う部分なし。水はけのための溝もあり、整備状況は良好 草すべり →下りでしたが、先達の通り、道は狭く、急坂です。慎重に… Jバンド →切り立った岩が恐怖感を誘います。丁寧に歩ることが必要 仙人・蛇骨 →特に危険個所なしだが、切り立った部分は覗き込まないほうが賢明 中コース →雨水の流れ道になっており、ぬかるみあり。下り方向1か所のみ道がわかりにくい箇所がありました。 温泉 →車坂峠から20分ほど下った菱野温泉・薬師館を利用(600円)。浴槽は大きくないですが、独り占めでゆっくりできました。 |
写真
感想
本当は浅間山に登りたかったのですが、初心者で脚力の自信がないため、第1外輪山周回コースとしました。
コースは、先達のレポートを見る限り、草すべりの急登が相当ハードであると判断し、時計まわりを計画しました。(コースタイムに大きな差はないようですが)
−−−−−
当日、朝7時現在の気温は15℃。下界とはまるで異なり、ちょっと肌寒く感じます。
ビジターセンター内の駐車場は区画されている部分はほぼ埋まっていました。(もう少し先には大きな駐車場があります)
トーミの頭までは下界の風景が楽しめる表コースを利用。途中、下り(せっかく登ったのに…)やガレ場続きで気が滅入りながらも、何とか標準時間以内に第1ポイントの避難シェルターを通過。登山路は水はけを考えて溝が掘っており、感謝、感謝です。
浅間の雄姿はまだか…と歩き続けると、数分でぱっと視界が開け、どーんと姿を現してくれました。(まず、感動!)→この時点で胃のむかつきがあり、先行き不安でした。
そして、次は先達が苦労している「草すべり」。下りとして利用しましたが、踏み跡は狭く、傾斜もきついのでよろけないように注意が必要です。(見事によろけてこけました)。途中、きれいなお花が咲いており、撮影しながらスピードダウンして下りました。振り返ると、自分ではとても登りきれないと思えるような急坂が…。下りとはいえ相当膝に負担をかけているようで、この時点でガクブル状態です。(通過時間は8時〜9時頃ですが、登ってくる人は誰もいませんでした)
第2ポイントの湯の平口到着(2時間後)、火山館に興味があったのと休憩を兼ねてちょっと寄り道。トイレ、水、パンフレット等充実しており、お世話になりました。(主は寡黙な方でした)
さて、リフレッシュ後は、賽の河原経由でJバンドを目指します。
賽の河原までは木々の中を抜けていく感じですが、Jバンド方面を5分程歩くと風景が一変し、荒涼した大地が現れます。
大小の火山弾、低木等無機質なイメージを強く感じる風景ですが、日常の仕事と正反対の環境は、日ごろのストレスを忘れさせてくれます。
そして第3ポイントのJバンドの登り。遮るものがなく、全容が見えるだけに登ることに対するモチベーションと残存体力が交錯します。(草すべりと比較したら若干、楽なのかもしれませんが)
さて、結果は。脈拍は相当数上がるものの、20分ほどでクリアしました。振り返れば荒涼とした大地と賽の河原周辺の木々のコントラストが絶景で、疲れを飛ばします。
そして、切り立った崖の登り。途中、踏み外すと危険だ!と感じた部分が数か所ありましたが、鎖場とまではならない感じでした。ポールは使わず、両手で岩をしっかり確認しながら一歩一歩丁寧に登ればリスクは低いと感じました。
Jバンド後は尾根伝いに、仙人岳−蛇骨岳−黒斑山と続きます。仙人岳、蛇骨岳までは遮るものがないので見通しは良いのですが、行程後半で明らかに足取りが重くなりました。(進んでいる感じがしない)
このあたりから行きかう人もだいぶ増えてきました。ポピュラーな山なのでしょうね。(自分もその一人ですが)
黒斑山にはたくさんの人が休憩を取っていました。(もうちょっと先の蛇骨、仙人のほうが絶景が拝めると思うのですが…)
トーミの頭からは中コース分岐までは急な下りとなりますが、土と石が混ざっており、大変滑りやすい状況です。自分も見事に足を取られ、しりもちをつきました(他にもこけている人数人あり)。疲れているため、足の踏ん張りが利きにくくなっていることもあると思いますが、要注意です。
下る途中、「カモシカだ!」という声がしました。
見ると、前方の槍ヶ鞘にカモシカが一頭、こちらをじーっと眺めていました。
かなり遠い距離なのでクリアには見えませんでしたが、頭の白い部分は確認できました。(本当に野生生物がいることになぜか感動)
中コース分岐点では、これまで十分堪能できたので、迷わず時間が10分ほど短縮できる「中コース」を選択。道中、開けているところもなく、ジメジメしているので、気が滅入りますが、見たこともないキノコを観察しながら、無事ビジターセンターまで戻りました。
コースタイム:5時間30分(標準は6時間くらい)
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下山後は3つの楽しみを計画しました。
_浩
混雑を避けるため、勝手にマイナーと決め込んだ、菱野温泉・薬師館で日帰り入浴しました(600円)。フロント周りはリフォーム感があり、古来の建造物の一部を新旧対照的に残していました。温泉は13:00頃だったこともあり、独り占め。
洞窟のような廊下、2階方式の風呂場等、ビジュアル的にも穴場かもしれません。(HPで確認したところ、2012年8月、グランドオープンになっていました)
土産購入
お土産屋さんは高いので、軽井沢方面のお土産は、スーパー「TSURUYA」で購入しています。オリジナル野沢菜、オリジナルジャム、パン等充実しています
7攬翅凜▲Ε肇譽奪
イースト側に駐車しましたが、駐車率は5割程度。
コロンビアのジャケットを購入しました。
軽井沢駅周辺は、3連休ですが、ほとんど渋滞もなく、すべて時間通りに事が進み、充実した一日となりました。
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