鈴鹿 天狗堂 〜山頂でゆったりのはずが〜
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- GPS
- 02:30
- 距離
- 4.3km
- 登り
- 584m
- 下り
- 582m
コースタイム
天候 | 曇のち雨 君ヶ畑 24℃ 天狗堂 22℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
山頂の岩にはスズメバチが屯っています。 長居は禁物やった。 |
写真
感想
ここ最近は多忙な仕事の上にある資格の講習を土日土日で行っていたため山登りどころかヤマレコを開く事すら出来なかった。
ようやく今日明日と二連休が出来る。
しかし明日は台風の影響で雨やろう。
山に登るのであれば今日しかない。
しかし今日は疲れが溜まっているのであまり本格的にはしない。
手軽に里山でも登りたいところだが、今月からはマツタケ山になるので入山が限られてしまうところが多いだろう。
なので近くて手軽に登れる天狗堂に決めた。
登山口の君ヶ畑は二ヶ月前にyuconさんを捜索するときに通過しているため、気まずい気持ちでもあったが、今yuconさんは元気に過ごしているためもう二ヶ月前の事を思い出して気まずい思いはしなくてもいいはず。
神社に登山口があるためそこから早速取り付く。
前日の雨で地面は濡れている。
加えて植林の中...ってことはやはりヒルが活動していた。
しかし俺が見た限りでは一匹しか確認しなかった。
でもなんだかヒルに慣れたような感じであまり抵抗感は無かった。
稜線までは急坂を登っていく。
途中足元にチクッという感触、裾を捲ると「こんにちは〜ヒルで〜す♪」
やっぱり吸われてしまった。
しかし彼もこうして忍び寄って気がつかれない様に命がけで俺の足元に到着して恵みの血液を吸えた訳だ。
俺みたいな登山家が山にお邪魔して何も手土産無しって訳にはいかない。
俺の血なんかが手土産になるのやったら思う存分吸うがいい。
そして一緒に山頂に連れてってやるよ! ヒルを撫でながらそう語った。
急坂は長くは続かない、気持ちのいい稜線に出た。
自家製スポーツ飲料を飲み終えてザックを背負うとスズメバチが横切った。
そういえば彼のシーズンにもなっていたな。
稜線は美しいブナ林だ。
山頂直下まではまだ距離があり、そこまではなだらかな気持ちのいい稜線だ。
山頂直下の取り付きからは勾配がキツイ。
それもそうだ、綺麗な三角錐の山ならこのくらいの勾配は当然だろう。
休み休み登っていくと傾斜が無くなって、少しいくと岩があり、そこに「天狗堂」と書かれた板があるのでここが山頂だ。
まず景色を写真に収める。
ここからの御池岳は雄大だ。
テーブルランドの端から端まで確認できる。
こんなにも広かったんやなと改めて思う。
竜ヶ岳、藤原岳も間近だ。
さて、写真も収めたし自分撮りでもするかと振り返るとキイロスズメバチ5匹と大スズメバチ1匹に囲まれていた。
後ろは岩の崖やし逃げ道無しか...残された道は正面突破、いっけ〜!
なんとか難を逃れたがもう一度山頂には行けないな。
自分撮り、山頂での昼食などの予定をすべて取りやめ、そのまま下山する。
台風の影響か御池岳から強風が吹いてくる。
下山して車に入った瞬間大雨が降ってきた。
間一髪、山頂でのスズメバチは俺に警告してくれていたんだな、「大雨が降るからここに長居はするな、はよ下山せい」と。
妻が作ってくれたおにぎりは車で食べた。 しかたない。
まぁ今日は日が悪かったのだろう。
また季節がいいときにでも登ろう。
コメント
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今晩はyuconです。
〜岳、〜山と言わない山は何か不思議な感じがします。「天狗堂」も地元 君ヶ畑の木地師達が太古の昔から神の棲む山として大切に守って来た歴史を感じます。
今回は天候やスズメバチの事もあり天狗堂だけで下山されたので
久々の鈴鹿のレコをありがとう。気温の低下とともに山ヒルの活動も徐々に治まってくると思います。私も来るべき復活に備えてケガの完治と体力作りに注力していきます。
では!
確かに〜岳、〜山と言わない山は不思議やね。
鈴鹿は特にそういう山名が多く、カタカナ名の山も多いです。
そういった名の山は物凄く興味あります。
鈴鹿の山域は何処までも深く、けっして飽きる事はないし、出来ればどのシーズンでも登りたいのです
鈴鹿にスズメバチは多くないと勝手に思い込んでいたが、そんな事はないですね
やはり何処にでも彼はいるので、この時期は特に気をつけなければ!
>来年の石楠花のシーズンには天狗堂〜サンヤリ〜滝谷山〜ミノガ峠 の縦走コースを一緒に歩きましょう。
うん、絶対やで!
勿論、来月の藤原岳清掃登山もね
そのためにも怪我は完治させてや。
電話ありがとう。
手足口病の口内炎が酷くて喋られなかったよ。
あれから高熱になり本日は痛すぎて全く喋れません。
熱は下がりましたが何も食べれなくて
完全にダウンしてます。
画像を見ると良い山に登ってきたんですね。
御池岳が見渡せたみたいだけど一つの山を様々な
角度で眺めてみると、また色々な発見があって
さらに愛着が湧くものです。
yuconさんも復活へむけて準備中のようですし
今度は二人で縦走レポートお願いします。
私も治れば山行を復活するつもりです。
ホンマ、蜂とヒル、気ぃ付けてやー!
仕事おつかれさん!
また、ログインしてないから心配しました
ひさしぶりの山行もヒルと一緒でたのしめましたね
ヒルを山頂まで連れて行ってあげるなんて、なんてやさしい
こっちも台風の影響で、天気が不安定です。。
でも、昨日は気分転換に家族で海にドライブいってきました。山もいいですが、たまには海もよかったですよ〜
鈴鹿はいい山ばかりやで
もともと天狗堂に関しては興味があってもなかなか登らないでとっておいていたのですが、yuconさん捜索のときに歩いた場所などを確認したいという理由があって登ったのです。
ゆっくり確認するつもりがスズメバチに追い返されてしまうとは思わなかったけどね
来年にでもyuconさんと確認しながらの縦走を行う予定やで!
御池岳...yuconさんが大好きな山でもあり、俺としても御池岳が大好きです。
色んな角度から見渡すために周囲の山もどんどん登っていきたいです。
手足口病、特に口内炎はキツイと思います。
治るまで安静にしててや。
山は逃げていかないからね
久々の山登り、しかし疲労が凄いので距離も短めでした。 しかし歩いた時間は短いけど山の香り、新鮮な空気、景色など五感を感じながらのハイキングはやはり最高です。
なのでヤマヒルにも親切にならないとね
ジンさんの手術はもうすぐやね!
まぁ、なんも問題ないはずやけど頑張ろう!
頑張った分、耐えに耐えた後の山登りと言ったらそれはもう...溜まらんものですよ
うまく今を乗り切ってるようなので安心しているけどね
海は秋田のときに十分堪能できたで
久々の大海原で溜まらんかったです!
そういえばお互い内陸県に住んでますし海見ると新鮮なんですよね〜
ヒルまず進み、一緒に山頂に行こうやと、とてもワタクシには真似できませんわ
一度吸血すると2年間の絶食に耐えられ、一生の間(2年程度〜最長5年)に
100匹以上の子ビルを産むそうです。。。
今のところ天敵も見つかっておらず、、、
山中でクマに会うのも嫌ですが、ヒルに会うのも
でも、それを怖れていたら、その時期に山を楽しむことは出来ないですもんね
あぁ、でもやっぱり
吸われる量は献血に比べればたいした量ではないと思うのですが
ヒルに吸われるくらいなら献血しに行きます
最後はスズメバチに追われ?!奥様の愛妻
山頂で食べ損ねてしまったのは残念でしたが
土砂降りに遭わなかったのは良かったです
・・・ヒル様の御利益。。。ってことは無いと思いますが
お山でチョッピリでもリフレッシュできたようなので良かったです
登頂を果たした山を別の角度でみると、また違った山容に見え、感慨深く感じることがありますね。
鈴鹿は畏怖を感じる山でもありますが、やっぱり良い山域ですね。
私もぼちぼち、T字〜御池辺りを歩いてみたくなりましたね〜
>ヒルまず進み
これ使わせてもらいます(笑)
ヒルは動く所を見ていると確かに気色悪いし、その動きで足に付くと思うと確かに嫌やったが、もうヒル慣れしてきたのかな?
彼に吸われたところで痛くはないし、俺はその日に血が止まっているしね。
ヒルよりやったらアブ、ブヨ、スズメバチのほうが格段に嫌です><
まぁ、俺がヒルに献血することでヒルが繁殖していく訳だが、1人の登山者が吸われたところで大した繁殖にはならんはずです。
鈴鹿はシカがダントツに多いけど、サルもかなり多いですので、これらの存在がヒルを増殖させているのです。
ヒル、鹿、サルは人間以外に天敵がおらんので増え放題で問題になってます。
日野町では鹿肉ソーセージを売る事で対策を練っているようです。
ヒルだけやったら山は楽しめますが、スズメバチとなるとこれまた神経を使うので困ります。
まぁ野生動物にしてみれば人間が山に入る事が最大の迷惑でしょうから洗礼は受けなければならんでしょう。
>お山でチョッピリでもリフレッシュできたようなので良かったです
チョッピリなんてもんじゃないで。
かなりリフレッシュ出来た
やはり山は最高や!
その通りです。
登った山を色んな角度から見るのって新鮮なんです。
こっちの方向ではこういう形をしていても、あっちからの方向からやと全く違う形に見えるってね
比叡山なんかは典型的ですね。
八幡からと草津からでは全然違いますからね。
鈴鹿は色んな事が起こっているのでたまに怖くなる時があるが、それでいいと思う。
怖さがあるからこそ遭難防止に勤めるのだから。
俺もT字尾根〜御池は今度は登山として改めて登りたいです。
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