信仰と憩いの山【音羽山 元慶寺】
- GPS
- 03:54
- 距離
- 5.4km
- 登り
- 489m
- 下り
- 489m
コースタイム
- 山行
- 3:54
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 3:54
天候 | 雨のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
鎌研ぎ橋登山口から音羽山山頂までは危険箇所は特にない。下山に使った西尾根ルートは踏み跡明瞭だが、急峻。 |
その他周辺情報 | 華頂山 元慶寺 〒607-8476 京都府京都市山科区北花山河原町13 075-581-0183 https://goo.gl/maps/aid3vmD9wu1MkZ7p6 博多っ子 〒607-8067 京都府京都市山科区音羽前田町52−12 https://goo.gl/maps/2kK2tshLCgPuqYiy7 |
写真
感想
西国巡礼京都編、市中に入る前に山科の番外の元慶寺へ立ち寄った。
元慶寺は街中にあるので、企画ルートが悩ましい。花山帝が御所を抜け出して出家したルートは調べてもわからず、小関越えという古道はあるが、結局ほぼ山科市内を歩くことになりそう。
結局、参拝後に移動して近くの音羽山を訪ねる計画とした。音羽山は、麓には牛尾観音と呼ばれる寺があり、また清水寺の山号も"音羽山"なので、なにか縁はありそうだ。
まずはのんびりと元慶寺をお参りした。山門は龍宮造で、珍しい形と思う。敷地は狭く、こじんまりした寺だが、その分手入れはよくされているみたいで過ごしやすい。
この日最初の参拝者だったので、線香の灰が真っ平にされていた。どのお寺でも毎日綺麗にしているのだろうか、感謝を念じつつ、ど真ん中にまっすぐと立てさせてもらった。
庭や石碑などを鑑賞する。石になんと彫られているのか、読めないので説明書きがない限り、目の前の物がなんなのかわからない。これはどう勉強したら読めるようになるのだろう。
参拝を終えたら車で移動し、駐車場からは折りたたみ自転車に乗る。去年から観光地などで導入したシステムだが、とても融通が利きやすく便利。
自転車をこいだ道も牛尾道というらしく、牛尾観音まで続く参拝道のようだ。道標も多い。
途中、ワラでできた蛇が吊るしてあるのが目に入った。説明書には「ニノ講」とある。大蛇退治の伝説があり、その血は音羽川を赤く染め、清水寺の音羽の滝をも1日赤くなったらしいが、音羽山と音羽の滝は実際には繋がっていなかったと思う。昔は繋がっていたのか、あるいは清水寺と縁を持ちたかったのか、謎だ。
登山道から牛尾観音までは舗装路で車でも通行できるが、道を歩けば渓谷美を楽しめるし、名前付きの滝も多い。
割と平凡に見える滝でも、名前をつけていて面白い。ハイカーを楽しませようという、ローカルの心遣いが嬉しい。
牛尾観音は正式には牛尾山法厳寺というようで、清水寺の奥の院とされているようだ。まち1つ分離れた奥の院とは珍しい。広いのだが境内はそこそこ荒れていたり散らかっていたり、少々不気味な寺だった。
音羽山は、街が近い割に緑が濃くて鳥のさえずりも聞こえる。山頂からの眺めも良いので、穏やかに過ごせる魅力ある里山だ。ローカルのおかげで、ハイキングコースも選択肢が多いので、また他のコースも歩いてみたい。
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