若山
- GPS
- 04:32
- 距離
- 7.2km
- 登り
- 347m
- 下り
- 336m
コースタイム
天候 | 晴れ/薄曇り/曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年03月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
■若山台センターバス停〜若山神社〜若山 舗装路を歩き、鳥居の手前から若山神社までは階段となります。 若山神社の境内に太閤道への入口があり、ここから入山。 ジグザグ道を登ると傾斜は緩み、少し先からはゴルフ場沿いを主に進みます。 少し滑りやすそうな区間があるけれど、登りでは問題ないでしょうか。 四ツ辻でゴルフ場から離れ、林道を少し進むと、三川合流地点を望む展望所に至ります。 基本的に標識が豊富なので、それに沿って進めば、ほぼ問題はありませんが、関電の巡視路などを含めて分岐が多く、進行方向の把握をきちんとしておきましょう。 若山の山頂は植林帯にあり、ピーク感はほとんどなし。 ■若山〜若山神社〜若山台センターバス停 往路で歩いた道を引き返します。 上記の通り、少し滑りやすそうな区間があるので、下りでは気を付けたいですね。 |
その他周辺情報 | トイレ - 若山神社 |
写真
感想
昨年の11月27日付の日記で、弟夫婦とその息子達に十方山で遭遇した事について書きましたが、今回は『その息子達』との山行です。
僕にとっては、甥っ子という事になります。
この週末、甥っ子が我が家に泊まりに来るとの事で、お相手をせねばならず、山行には出かけられないと思っていたのだけど、ずっと家の中で過ごすよりは出かける方が良かろうとの事で、近場の山へ一緒に出かける事に。
もちろん、両親も加わり、総勢5人での山行と言うか、ハイキングですね。
なお、このレコでは、長男を若君、次男を貴君と呼んでみます。
ちなみに、若君は今年の4月からは小学3年生、貴君はピカピカの1年生です。
若山台センターバス停からスタートです。
朝方は快晴だったのだけど、雲が多めになっており、何とか青空の中で歩きたい。
しばし歩いて行き、参道入口を過ぎ、鳥居の手前から階段となります。
いつもの事ながら、無駄にテンションが高く、「神社では、もう少し静かに」などと言ってみても、効果がない。
なぜか若君が引率役となっており、何度も点呼を求められ、「君はどこでそんな事を覚えたのだ?」との思いが頭をよぎる。
そんな中、すれ違う人などに挨拶しつつ登って行き、境内に到着。
お詣りをし、いつもよりも念入りに山行での無事を祈願。
準備を済ませた後、太閤道の登り口から入山です。
若君は依然として元気で、言葉が口からほとばしり続け、足取りもしっかりとしている。
山行とは関係なく、貴君は前日から弱気な発言が目立っていたのだけど、登り始めて少しした辺りから再びそのモードに入ってしまったようで、どうも歩く事に集中できていないよう。
「この先には地獄が待っている」系の発言が増えて来る。
早くもなだめすかし戦法を駆使しなくてはならず、先行きが心配。
歩いておられる方は多めで、下って来られたり、登って行かれたり、人の流れがあります。
ぐずり気味の貴君ですが、これらの人への対応はしっかりしており、まだ元気は残っているはずと判断しても良さそう?
傾斜が緩んだ辺りで休憩し、記念撮影。
さらに進むと、写真7の地点に到着。
この先、しばらくは主にゴルフ場沿いの道となります。
この辺りからだったか、時空の歪みが顕著となり、時系列が定かではなくなります。
若君は元気さを抑え切れないのか、先行しがちとなり、貴君のボヤキは頻度を増し、対応に追われて、普段の山行とは全く違う疲労感がのしかかって来ます。
そんな感じで進んでいると、心配していた箇所に到着。
わずかな距離ではあるけど、急な斜面となっており、小さな子供には怖そうな感じ。
念のために持参していた補助ロープを使ってみるべく試してみたけど、逆に危なさが増しそうなので、自力で登ってもらう事にし、すぐ下でサポート。
このタイミングで団体さんが下って来られ、励ましの言葉をいただき、何とかクリア。
若君は少しずつ単独で先へ進みがちとなり、待つように言葉をかけるのだけど、徐々に姿が見えない時間が増し、うまく対応できず、今回の大きな反省点ですね。
その後、後ろから来た男女ペアに道を譲る際、こちらの待機位置が決まり事とは反する位置だった事に指摘があったのです。
落ち着いて歩くには早く追い抜いてもらうのが好ましく、その前後の区間で貴君を待機させるのには、ここが最適と判断したのだけど、こちらを心配しての発言であろうし、「ルールは知っています」との返答に留めておきます。
若君の行方が心配でもあり、母に先に行ってもらいます。
何とか貴君をなだめつつ歩き、四ツ辻に到着し、若君と母に合流です。
ここからは林道歩きとなり、程なくして三川合流地点を見渡す事の出来る展望所に到着し、ここで昼食にします。
体を動かした後、自然の中での食事が普段のとは全く違う事に気付いてくれたかな?
この展望所に来るのは両親も初めてで、ここからの眺めの良さを気に入ってくれたようで、何より。
予定では、来た道を引き返すのだけど、滑りやすそうな辺りを下るのが心配なので、高槻側へ進むのを提案してみたけど、却下。
しかし、若君は山頂へ行きたいとの意向です。
待っていました、その言葉?
結局、少し戻り始めたものの、踵を返し、若君と僕だけで山頂へと歩を進めます。
標識、目印、分岐など、山歩きの安全を確保すべく、諸々を気に留めておくように話し、先へと進んで行きます。
写真12の前後は分岐が続き、実際には少し先で合流する場合が多いのだけど、若君に注意を促します。
待機位置に関して指摘をいただいた男女ペアが展望が良い地点で休憩中で、少しお話し。
程なくして、若山山頂に到着です。
ここは展望はないし、ピーク感に乏しい植林帯なのだけど、若君はそうは思っていなかったようで、がっくりしていて、何だか申し訳ない。
大人数の団体さんが到着したし、ばらばらで行動しているのもあり、すぐに引き返します。
再びペアの方が休憩されている所まで戻り、もう少しお話し。
何だか分からないけど、若君をべた褒めで、若君はちょっと面はゆいよう。
後で聞いた話によると、若君が単独で先行していた際、このペアの後にくっついて歩いていたようで、四ツ辻に母が到着するまで一緒にいてくれたそう。
こちらの対応が至らぬ中、助けていただく形になり、感謝です。
そうとは知らなかったのだけど、お礼を言って辞し、さらに進んで行きます。
写真12の分岐からの左右の道はすぐに合流するのだけど、その合流地点まで戻って来ました。
ここで若君にどちらへ進むかを選択してもらうと、往路では通っていない方を選択。
そっちは通っていないのではないかと念押ししてみるけど、こっちを通ったとの主張なので、そちらへ。
すると、前方に小動物の動く気配が。
でも、若君は気付いていない。
大きい声にならない程度で呼び止め、リスがいるのを伝えると、木を登って行くのをきっちりと見る事ができ、これがこの日のクライマックスだったかな。
残念ながら、撮影はできなかったけど、まあ、それはレコ的な話で。
野生動物の暮らしの一端を垣間見るという経験をできたのは、若君には何らかの意味を持っているはず。
その後も諸々がありつつも順調に歩き、太閤道の登り口に到着。
貴君と両親に合流です。
後から聞いた話によると、特に問題なく貴君も歩いたようです。
無事の山行を感謝すべく、若山神社にて手を合わせた後、帰路へ。
いつもとは違う疲れの中、無事に下山できた事にいつも以上に安堵しつつ歩き、若山台センターバス停にて、この日の山行のゴールです。
そんな訳で、普段とは全く違う趣の山行となり、かなり疲れました。
当日は思っていた以上の人出で、たくさんの方に励ましの声をかけていただき、甥っ子達にも新鮮な経験となったのではないかと思われ、感謝したいです。
特に弱音を吐いていた貴君には先へと進む力になったはず。
色々と大変な昨今ではあるけど、負けずに難局を乗り越え、前へと進んで行きたいですね。
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