【2泊3日】 北沢峠からの甲斐駒ヶ岳とアサヨ峰(ソロデビュー)
- GPS
- 16:35
- 距離
- 16.1km
- 登り
- 2,189m
- 下り
- 2,184m
コースタイム
6:20北沢駒仙小屋7:30 -(30分) テント設営+朝食
8:00仙水小屋 -(35分)
8:35仙水峠8:45 -(1:35分)
10:20駒津峰10:30 -(1:35分)
12:05甲斐駒ヶ岳13:00 -(20分) 昼食
13:20摩利支天への分岐 -(20分)
13:40摩利支天14:00 -(1:10分)
15:10駒津峰15:30 -(30分)
16:00双児山 -(1:15分)
17:15長衛荘 -(10分)
17:25北沢駒仙小屋
9/17 6:40北沢駒仙小屋 -(1:40分)
8:20栗沢山8:40 -(1:10分)
9:50アサヨ峰10:50 -(45分) 昼食
11:35栗沢山11:45 -(55分)
12:40北沢駒仙小屋
天候 | 9月15日 晴れのち曇 山頂は11時ごろからずっとガスの中。。 9月16日 晴れ時々曇 9月17日 曇り時々雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
9/15 23:00 自宅出発 車 合計4時間 中央自動車道 八王子→ 諏訪IC 国道 20号(諏訪バイパス) 国道 152号 長谷溝口を超えて長谷黒河内を右折 9/16 03:00 仙流荘着 仮眠後 4:30起床 05:30 バス 仙流荘→ 06:10 北沢峠 帰り 9/18 7:20 北沢峠発 → 8:10 仙流荘着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●道の状況(危険箇所など) [甲斐駒ヶ岳] ・駒津峰〜山頂(直登コース) 地図では、点線表示されているので避けるべきか直登するべきか 迷いましたが、問題なく通過できました。 ただし、岩を登る感じなのでジャングルジム的なルートを避けたい 場合は巻き道をお勧めします。 ・摩利支天への分岐〜摩利支天 地図上は、10分と記載されていましたが15〜20分は必要と思います。 よって、往復するルートなので10〜20分は山行時間が長くかかります。 (摩利支天に行った結果、小屋着が日没直前の17:15と なってしまいました。) [アサヨ峰] ・栗沢山〜アサヨ峰 岩の多い登山道、かつ、間違えそうな踏み跡が多い。 ただし、目印のピンクテープが狭い間隔で取り付けられているので 注意して歩けば迷うことはないと思います。 登山客が少ないためか、ハイマツが登山道にせり出しているので、 素足だと木に擦れて痛いかと思います。 (半ズボンにスパッツ装着の為、問題はありませんでしたが タイツが時々ひっかかりました。) ●登山ポストの有無 仙流荘にポスト有り ●下山後の温泉や飲食店情報 (温泉) 20号線を白州まで走り、「べるが・尾白の森名水公園」で入浴。 もっとも濃度の高い温泉で、八ヶ岳、秩父、甲斐駒が見える温泉とのこと。 また行きたくなりました。 (食事処) 杖突峠/峠の茶屋 無料展望台で昼食を食べました。 とにかく、展望が素晴らしく、北アルプスから八ヶ岳まで一望 しながらのコーヒーが最高でした。 |
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
感想
〜1日目〜 甲斐駒ヶ岳
車での仮眠が2時間程度だったせいか、仙流荘から北沢峠間のバスで
気分が悪くなってしまい幸先悪く出発。
速やかにテントを設営し予定の時刻に、テン場を出発。
北沢峠までは、天気も展望も良好。
紅葉しつつある草木を眺めながら駒津峰へ到着。
駒津峰からは、甲斐駒ヶ岳は雲がかかったりかからなかったり。
駒津峰から山頂までのルートが岩場のアップダウンが多数あり、
思いのほか疲れました。
やはり、男らしい山という感じのルートが続く。
六万石からの直登コースは、両側キレ落ちているような
危ない道ではありませんが、とにかくジャングルジムの様な岩登り。
とにかく、足が疲れました…。
山頂に着くと、鋸岳へのルートがありましたが、やはり上級者コースらしく
ハーネスなどクライミングの装備が必要とのこと。
山頂でのんびりしていると、ヘルメットをかぶった年配の方々が
あつまり、鋸岳の話をしていました。
今から鋸岳に行くとのことですが、その方たちにとっては甲斐駒はただの
通過点だった様で、次元の差を痛感。。
いつの日か、この方たちのようになりたいなぁ〜。
山頂をでて、いよいよ摩利支天へ。
摩利支天からみる剣越しの甲斐駒山頂を見たかったのですが、
あいにくのガス。
また、下山道から摩利支天へは下って登りかえことを往復すため、
思いのほか体力を消耗。
さらに、時間も往復20分のはずが往復40分かかり予定より遅れる。
摩利支天で、体力を消耗した結果 駒津峰で嫁がバテてしまい、
ビバークを覚悟しました。
しばらく、駒津峰で休んだ結果、嫁が復活!!
素晴らしい精神力!
頑張ってくれてありがとう。
駒津峰から双児山経由で、もくもくと下山している途中に
ギョリンソウにも出合うなど、森に慰めながら無事に
長衛荘に到着できました。
しかし・・・・
嫁が膝を負傷。。。
明日、明後日の山行はとうてい無理なので、翌日以降は
テントでのんびり読書して過ごすので、ソロデビューして
おいでとのこと。
よって、2日目はソロデビューでアサヨ峰に
行くことになりました。
〜2日目〜 ソロDEBUTでアサヨ峰
2日目は初日の山行で膝を痛めた嫁をテント場に残しての
ソロデビューになりました。
はじめてのソロのため、少し緊張しながらも、わくわくした気持ちで
テントを出発。
一人での山行だったので、
ガスが上がる前に山頂で展望を楽し事。
自分の体力を試す事。
を目的にして、いつもより早いペースで山頂へ急ぎました。
その結果、4〜5名ほどを追い抜いて『栗沢山』に到着!!
山頂は独り占め。
思いのほか絶景だったので写真を撮りまくっていると、ソロの方が到着。
ソロ同士だったので、「あの山はなんでしょうかねぇ?」などと
たわいもない会話をしてました。ソロならではの楽しみなのかなぁ。
人が増えてきたので、今回のゴールの『アサヨ峰』に急ぐことにしました。
きっと、アサヨ峰に行くと鳳凰三山が見えて、北岳ももっと大きく
見えるはず。
栗沢山からアサヨ峰は、展望を楽しみながらのんびり歩いていると、
足元から「キー、キー」という鳴き声がしたため、しゃがんで
岩の間をのぞくと、至近距離でオコジョがこっちを見ている!!
急いでカメラを起動し撮影!!ナイスショットが撮れました!
アサヨ峰への最後の急登を登ると、またまた誰もいない山頂へ到着。
目的地に着いたので、いつまでに出発するかをまず計算。
1時間くらいのんびりできることを確認できたので、ひたすら景色を眺めて
のんびり。
いっそのこと寝てしまおうかなぁ、っと思いましたが、あまりにも
ピーカンのため断念。。。
そうこうしているうちに、鳳凰三山 地蔵岳方面より登山者に出会う。
聞くところによると、鳳凰小屋を朝4時に出発して来られたとのこと。
そして、アサヨ峰を通過後は甲斐駒を登ってから北沢峠に行くらしい。
全行程で、13時間程度。
世の中には、スゴイ人がいるもんだなぁ〜!
そしてまたまた、色々な人と出会い話ができるソロの楽しみを
実感。。
時には、単独行も悪くないですね。
山頂に1時間もいると、すっかり誰もいなくなりました。
最後に、独り占めの山頂を堪能し下山へ。
ちなみに山頂は、こんなにも良い景色でした。
単独行の感想
ー分の体力を試した結果、コースタイムからの短縮はできましたが、
初めの登りを頑張りすぎたせいか、栗沢山〜アサヨ峰は、いつもより
バランス感覚が悪かった。飛ばし過ぎたのかも…。
アサヨ峰で食事をとると、帰路は違和感はなくなりましたが、
セルフコントロールの大切さを実感
⊃А垢癖と会話して情報交換ができて楽しい!
時間が読みながらですが、休憩は好きなところで好きなだけ
とれるのが素晴らしい!
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