榛名山 - 相馬山の後、蛇ヶ岳に登れず、不運の榛名富士へ
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- GPS
- 08:09
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 1,122m
- 下り
- 1,124m
コースタイム
- 山行
- 4:56
- 休憩
- 3:08
- 合計
- 8:04
07:33 氷室山
08:14 天目山
08:36 七曲峠
09:00 つつじ峠
09:10 松之沢峠
09:38 磨墨(するす)岩
10:06 磨墨峠
10:20 ヤセオネ分岐
10:45 相馬山(大休憩)
11:50 ヤセオネ分岐
12:05 ヤセオネ峠
12:24 蛇ヶ岳登山口(通過)
12:50 榛名富士登山口(北)
13:35 榛名富士山頂(中休憩)
14:45 榛名富士登山口(南)
15:15 駐車場
天候 | 曇り、一時(いっとき)日差しあり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
他に、県営無料駐車場もあり。近くにトイレあり。 登山ポストは気付きませんでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
駐車場-天目山 コース入口がわかりにくいが、榛名湖南岸の観光案内所から車道を西へ歩くとすぐ二股に分かれるので、左の天神峠方面に数分登ると、道路の左側に「関東ふれあいの道遊歩道入口」の案内板があるので、そこからスタートします。 板または丸太の階段が多く歩きやすいが、今日のように濡れていると滑りやすいので注意が必要です。(特に下り) 笹の狭い道も多いので、早朝や雨上がりは裾が汚れます。 天目山-ヤセオネ分岐(磨墨岩除く) 危険個所はありません。(車道の横断に注意) 道幅も広く、所々にベンチもあり、概ね快適です。 磨墨岩登降 距離は短いですが、岩場の急登で鉄ハシゴもあります。 磨墨岩上は峰が二つあり、河童(?)の石像が無い方は、降りるのに難儀するので、登る前に考えましょう。 いずれにしても、無理は禁物ということです。 ヤセオネ分岐-相馬山頂 岩場の急坂で、ロープ、クサリ、鉄ハシゴがあります。 ストックはしまいましょう。 ヤセオネ分岐-ヤセオネ峠 アップダウンもほとんどなく問題ありません。 ヤセオネ峠-榛名富士登山口(北) 車道歩きなので車に注意しましょう。 県道33号から分かれた道も車道ですが、両側の林はいい感じで歩いていて飽きません。 榛名富士登山口(北)-榛名富士山頂 ほぼ直登という感じです。 前半部分は、雨上がりということもあり、ドロっぽい土で滑ります。 途中からガレ場になります。落石に注意しましょう。 榛名富士山頂-榛名富士登山口(南) 下山道は、榛名山ロープウェー裏側にあります。 急斜面の笹っ原をジグザグに刈り取って道を作ったかのようで、道に笹の根が這っていたり、道そのものが傾斜したりしているので、横に滑って落ちないように注意が必要です。 |
写真
感想
今週末の天気も直前になって傘マークとなり、またしても鍋割山はおあずけだ。
では、どこなら大丈夫か。。。で、結局、榛名山(相馬山)となった。
土日のどっちで行くかをいつも悩むが、今回は明らかに日曜は雨らしいので、寝不足覚悟で土曜に決定し、朝モタモタしないように、夜中0時に自宅を出発。
2時半頃に現地に到着し仮眠をとることにしたんだが、いやー寒い。その辺のことをまるで考えていなくて、半袖だったんです。途中で、念のために持ってきていた上着を着たんだけど、それでも寒い。エンジンを掛けておくのも気が引けたので、もう耐えるのみ。2時間くらいは寝たのかなぁ。
周りも動き始めたようなので6時頃に起き出し、用意していた朝食のパンを食べた後、本日の水を調達しようとしたところ、何とコンビニが無い。ナビで調べると、伊香保温泉まで戻らないとダメなようだ。昨日のコンビニでパンと一緒に買うことも考えたが、やはり冷えていた方が良いので、買わずにいたのだ。
仕方がないので、いろは坂みたいな道を6Kmほど往復する羽目になった。
ところが、歩き出した後ふと目に留まった自動販売機に水があるではないか。こんなことも思い付かない自分が情けない。また一つ勉強しました。
さて今日は、南側の外輪山巡り相馬山を折り返し、できれば蛇ヶ岳にも登って、帰路は長い車道は嫌なのでタクシーで、という計画だ。予報では、この辺は午前中は晴れ間もあるようだったが、さてどうか。
山歩き、という点では、スタートから相馬山までの間が楽しめるコースのようだが、コースの多くで木段が敷かれており、前日が雨だったのか濡れていてよく滑る。丸太もあるので、これにはなるべく足を乗せないようにした。踏ん張ることができないので変な筋肉を使う。また、笹の道も濡れており、靴やズボンの裾がグチョグチョになったので、途中で買ったばかりのゲイター(でいいの?)を足元に到着した。
でも天気が良ければ、そこそこの上り下りがあり、木段も含めて快適に歩けそうなコースだった。
磨墨岩は、行くまでは特に意識していなかったが、曇天のせいもあって、結果的には本日唯一の展望ポイントになった。
相馬山への岩の急登は、登頂の達成感を求める人には十分だが、山頂の趣には少々残念。無計画に並べたような石像などで大半が占められている。
最初はたまたま一人だったので、ここで昼食としたが、そのあと3組5人がやってきて、落ち着き場所に苦慮していたようだ。俺ならたぶん、一組でもいたら昼食にはしないだろう。
蛇ヶ岳には登らなかった。ヤセオネ峠近くに登山口があることを期待したが、見つからなかったからだ。ただ、登山口を探しながら山の反対側近くまで歩き続けたら見つけたので、たぶん探し方が悪かったんだと思う。(ヤセオネ峠から榛名湖方面に歩きながら探して見つからなかったが、少し逆の方に行けばあったのかもしれない。リサーチ不足。)
蛇ヶ岳に登ろうかどうしようか悩んだ末、もう榛名富士の北側登山口近くまで来ていることと、登ることでゴール(駐車場)に近づける、という単純な理由で、榛名富士に登ることにした。(これが不運を招いた。)
北側からの登山道は、まるで整備されていない様子。水を吸い込んだドロ状の土が滑る。掴もうとする根っこも泥だらけで、手袋が必要だ。
下山してくる2組とすれ違った。コッチの登山道も意外に使われるんだ、と思った。そのうち、どういう関係か、60代くらいのどう見ても不慣れなオジサンと、サポートする20代の女性を追い越した。そして更に登ると、目を疑う人の渋滞に遭遇。
前が空くのを待っていた最後尾の人が呆れ顔で話しかけてきた。30人ほどのツアーらしくまるで進めないとのこと。さっき追い越した二人がツアー参加者の最後尾だったのだそうだ。なるほど。
経験者なら(経験者じゃなくても)、自分よりペースの速い人には道を譲るんだろうけど、まったくそんな気配はないし道も狭い。
「追い越して行くしかないよ。」の声に押されて、無理のない範囲で声を掛けながら、何人かを追い越し、何とか山頂へたどり着いた。
山頂ではツアー責任者が一人一人を出迎えていて、俺にもツアー参加者へと同じねぎらいの言葉を投げてきた。そりゃそうだ。30人もいたら顔なんて覚えていないよね。
早速、僭越ながら思ったことを語らせてもらった。返答によれば、一応、会社としてはツアー参加者に、一般登山者には迷惑にならないよう指導している、とのことではあったが、責任者しかり、初めて会った者同士、誰が一般登山者かなんてわからないと思うし、そもそも、だいぶスキルに差がある人30人というのは、少々無理があるのでは?
ツアー参加者が山頂から引き上げる際、そのサンケ○ツアーズの責任者が、「ご迷惑をおかけしました。」と挨拶してきました。「よろしくお願いします。」
下山はロープウェーを使うらしいので一安心。
と、少し休憩してから下山を開始したが、5分ほど下ると人の列が・・・
なんとなんと、ロープウェーじゃなかった。下山時の集合場所と時刻の呼びかけを俺が勝手にロープウェーで下山するものと思い込んだみたいだった。ショック!
もう開き直るしかない。ロープウェー駅まで戻り、お湯を沸かしてコーヒーを飲んでから下山した。
今日もいろんなことがあったが、最大の課題は、早めに現地に行く場合、どう快適な仮眠を実現するか、だな。
それと、メジャーな山に登る時は、自分勝手に静けさを求めないとか、普段とは違う心構えが必要だと思った。
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