記録ID: 2290577
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積雪期ピークハント/縦走
東北
裏那須連峰。旭岳北面ダイレクトルンゼ
2020年04月05日(日) [日帰り]
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- GPS
- --:--
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 1,246m
- 下り
- 1,236m
コースタイム
天候 | 小雪〜曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
コース状況 甲子温泉〜猿ヶ鼻 程んど雪無 猿ヶ鼻〜甲子山〜新道、旧道分岐 雪が所々出てくる、大白森分岐から上はクラストした雪道、甲子山からは雪稜、ブナの林の雪原を歩く、ここまでツボ足。 新道、旧道分岐〜1390m沢出合い〜1507m大岩 アイゼン装着で雪の小沢を出合いまで下る、出合いから上は雪が無く流水の有るガレ沢を1507m大岩まで登る。 大岩〜旭岳 大岩は右岸側から岩場を登るこの上は雪のクラストしたルンゼを落石に注意しながら登る、岩の露出した滝が二か所あるが最初の滝は傾斜弱く滝身を登る、二番目の滝は垂直でやや高さが有るが左岸から容易に高巻きルンゼに戻る、この後ルンゼは開け雪の急斜面をアイゼンの爪を利かせて快適に登る、程んど視界の無い中左上に雪稜が見えて来るがそちらには行かず、直上する、最後にシャクナゲの枝をつかんで雪壁を乗り越えると旭岳山頂。 旭岳〜北稜下降〜新道、旧道分岐 下り始めが急な雪稜だが視界が無いとちょっと緊張する。雪稜から藪の尾根になり下り切るとブナの林の中の新道、旧道分岐に着く、甲子山まで行きアイゼンを外す。 危険箇所等 |
写真
撮影機器:
感想
裏那須連峰。旭岳北面ダイレクトルンゼを登る
今シーズン二度目の旭岳である、今回も甲子山よりガスで旭岳は全く見えない。
新道、旧道分岐より沢を下るが予定の沢より一本下の沢を下ってしまう、しかもダイレクトルンゼに続く沢は流水が有る、この先の雪の状態を気にしながらガレ沢を登る、1507m付近で大岩を乗り越えるとその先沢はびっしりとクラストした雪で埋まっていて一安心。細いルンゼを抜けると頂上に向かうルンゼには二つの滝があるが何とかクリヤー、その先はクラストした雪の斜面を登り旭岳山頂に到着、最後の雪の急斜面は視界が良ければ足がすくむ程の高度感を味わえると思うが幸か不幸か雪混じりのガスの為それを体感することは出来なかった。
山頂はやぱり視界無、しかし二月に登った時には雪の下だった藪にエビのしっぽが付いて見えて季節は変わったと思った。おにぎりと紅茶で一休みして視界の悪い中北稜を慎重に下り甲子山に戻る。
振り返ると今まで全く見え無かった旭岳の過半部か見えていた、風の中30分程待っているとついに旭岳が全容を表す、今日の登ったルートも確認出来満足、つい同じような写真を何枚も撮影してしまった。時々春の日が差す道を下り駐車地点に戻る。
今回のルートは macoyan様のレコで興味を持ち、且つ参考にさせて頂きました、ありがとうございます。
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コメント
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mikiosamさん
はじめまして!
写真で見ると北壁最後が
アイスバーンっぽい気が…
良く登れましたねー
アックス1本ですか?
macoyan 様こんにちは!
最後の急斜面はクラストしていてアイゼンの爪がサクサク決まり快適に登れましたがアイスバーンという程では有りません。ピッケルの他に30僂離好團奪張Г陵るアイスハンマーを持ちました。
macoyan 様の登るルートのレコは興味深く読ませて頂いています、これからも参考にさせて頂きますのでよろしくお願いします。
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