笠置山
- GPS
- --:--
- 距離
- 5.1km
- 登り
- 659m
- 下り
- 644m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口からは階段の連続 |
写真
感想
恵那山の写真は、金華山から撮ったものがあるだけで、遠くってボケている。近くで撮ろうと、恵那の笠置山に登る事にした。笠置山は何年か前に雨の中を登った事があるが、登山口までの行き方は覚えていない。ナビを「ヒトツバダコ自生地」に合わせ、恵那ICで中央高速道を降り、ナビに従って進む。木曽川を渡り、さらに進むと、「笠置山登山道→」の案内がある。ナビの指示する方向とは違うが、もともとナビに入れた目的地はいい加減なものなので、ナビを切って案内板に従う。同様の案内がいくつも出て来て、それに従って進むと車1台が通れる細い道となる。この細い道、舗装が途切れ、凸凹道となり、4駆に変える。それにしても酷すぎる。4駆でも登れそうになく、2台程の駐車スペースがある場所までバックし、ここに車を停める。以前来た時とは全く違う場所である事は判るが、案内通りに来たので間違いは無いだろう。別の登山道があるのだろうと、8時27分、石ゴロゴロの道を登り始める。なだらかな登りではあるが、歩きにくい。大分歩いたかと思うが、まだ20分しか経っていない。「入山禁止 無断入山罰金50萬円いただきます 地主」とある。マツタケの季節、誰かに見られたら、怪しい奴と思われるに違いない。少しずつ勾配が増し、行く手にガードレールのついた道が見え、車も走っている。車道に上がり、少し進むと駐車場がある。簡易トイレのついた休憩小屋もあり、どうやらここが登山口のようだが覚えは無い。9時3分、登山口に入り、15分登ると「ヒトツバダコ自生地」に着く。うむ、ここは見覚えのある場所だ。ここから、丸太に似せた合成樹脂製の土留めの階段が続く。階段は一段一段がバラストで固められ、以前登った時はその上にチップ材が重ねられていたが、今は覆ってあったチップ材は流され、バラストが露出している。階段は登りにくく、なるべく階段を避けて、階段の横を登る。勾配は変化するが、全て登り。よくまあこんなに階段を整備したもんだと感心するが、無い方が良い。無駄な労力と金を使って、余計なものを作ってくれたもんだ・・・、ブツブツ。スギの植林の暗い道、シンドイだけで何の面白味も無い。登山口からおよそ1時間登り続けると、車道に出る。車道を渡ると、「←笠置山登山道」の案内があり、「笠置山山頂まで25分」とある。丁度10時、登山道に入ると、再び合成樹脂製の土留め階段が続く。途中、全く見晴らしの効かない「見晴石」でひと休みし、とても飲む気がしない「神の湧き水」を横目に登り、10時37分、頂上の大きな石の鳥居に到着。登山口から頂上まで、階段が続き、前回のように雨は降らなかったが、やっぱりつまらない山だった。鳥居の奥に建つ笠置神社奥社は由緒ある神社で、現在の建物は安政3年(1856年)に再建されたとの事である。神社前の広場で、ベンチに腰を下ろしオムスビとお味噌汁で、ちょっと早目の昼食を摂る。山頂部は背の高い木々に囲まれ展望は無く、本日の目的である恵那山の写真を撮る事も果たせなかった。長居は無用、11時、下山開始。ダブルストックでなるべく階段を避けて下り、11時54分、登山口に降り立った。休憩小屋に入り、しばし休んでから石ゴロゴロの道を下り、12時25分、車に帰り着いた。登山口からの道は、あんなに整備されていたのに、山の中では誰一人会う事が無かった。中央高速道から見える笠置山は形の良い山で、登って見たいと思う人はいるだろうが、お勧め出来る山では無い。
恵那峡のカンポの宿の日帰り温泉で汗を流してから帰途に着いた。帰ってから調べてみると、頂上辺りまで車で行く事が出来、駐車場にある展望台からは恵那山が見えるという事が判った。また今度行ってみるか。
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