ふた神山(両神山 清滝テント泊)

2020年06月08日(月) ~ 2020年06月09日(火)

• GPS: 07:30
• 距離: 10.3km
• 登り: 1,375m
• 下り: 1,418m

コースタイム

1日目

• 山行: 1:59
• 休憩: 0:12
• 合計: 2:11

距離 3.8km 登り 769m 下り 92m

6:21 日向大谷口バス停
6:51 6:52 会所
7:49 7:58 両神八海山
8:19 8:21 弘法之井戸
8:32 清滝小屋

2日目

• 山行: 4:15
• 休憩: 2:03
• 合計: 6:18

距離 6.4km 登り 625m 下り 1,331m

3:01 清滝小屋
3:07 3:09 鈴が坂
3:40 3:41 両神神社
4:04 4:44 両神山
5:04 両神神社
5:32 5:33 鈴が坂
5:39 6:54 清滝小屋
7:04 7:05 弘法之井戸
7:24 7:25 両神八海山
8:37 8:38 会所
9:15 9:16 日向大谷口バス停
9:19 ゴール地点

天候

8日　晴れのち曇り
9日　快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

両神山荘　駐車料金1000円
その下に無料駐車場

コース状況／危険箇所等

七滝沢は去年の台風19号で崩落個所があるため通行禁止

写真

久しぶりです革靴に足を入れて出発します。

相変わらず無駄にでかいザック

早速気持ちの良い両神の森が出迎えてくれます。

渡渉があるのでドボンしないようにストックを出しました。

苔ゾーンも緑を増してます。

irohaさんが白井差から登られています。
シロヤシオのテーブルで待ち合わせをしたのですが
靴擦れができてしまい本日の登頂は諦めました。
分かっててこの靴下を履いてきた自分が悪いです。

テントを張ってゆっくりします。

持ってきた小説を読んで時間をつぶしますが
目が疲れたので森の散策に出かけます。

登山で歩いているだけではなかなか見つけられない景色です。

ヒメレンゲが沢山で緑の苔に良く似合います。

沢に降りてみます

緑の映り込みが綺麗です。

水の模様というか、写真で見ると面白い。

テントに戻るときに弘法の井戸で水を頂いて行きます。

足元に花火がひらいたみたい

良い所にテントを張れました。
一斗缶で焚火をしている人がいるみたいです

清滝

ここも苔が綺麗です。

夜はハンバーグカレーです。

お腹いっぱいです！

月が出る前に起きて空を見ましたが
あいにく雲が流れてきてしまいました。

残念ですが仕方ない！

そうこうしているうちに月が出てきました。

少し寝坊して出発が遅れてしまいました。
ここ両神で日に出を見るには山頂まで行かなくちゃです。

どうにか日の出前に山頂に着けました。

赤岩尾根のシルエットが厳しさを伝えてきます。

富士山も見えてきました。

だんだん空の色が変わってきます。

丁度日の出の瞬間が見れました
ここからはちょっとずれると木々に隠れてしまうかもです。

両神山に陽が登ります。

手前に両神神社奥宮のピークとその先は白井差と日向大谷を分ける尾根　遠くにとんがり武甲山も見えます。

今年はツツジの時期に来れませんでした。

太陽が城峰山の上まであがってきました。

アカヤシオのベンチ
irohaさんと約束をしたベンチ。
以前kazumさんとニアミスした思い出の場所です。

森の中に差し込む太陽の光はとても優しい。

若干残ってましたがほぼ終盤です。

馬酔木の新芽も生き生きしてます。

完全に朝になりました。

名残を惜しむ。

オブジェ

気持ちの良い朝です。

神社のベンチで休憩

鈴が坂の下で一瞬ガスが上がってきたと思ったら
信じられないくらい幻想的な雰囲気に

テントを撤収してカツラの木にお礼とお別れを
この木では森の大工さんがコンコンと音を立てて忙しそうでした

帰りにもこの井戸で水を頂きました。

心と身体が浄化される。

写真を撮りながらゆっくり下山します。

すれ違う登山者は皆笑顔です。

ガクウツギの落花が緑の絨毯の上に映えます

ゆっくり歩いたつもりですがあっという間の下山でした。

帰りにとてもかわいい看板を見つけました。

その近くで

感想

キジムナ

新型コロナウイルス。
この数か月で世の中が激変しました。

今思えば2月頃の私は世の中がどのように変化していくか恐怖でした。
その頃、山に対する想いはほぼ無くなってしまい。休日前日になっても何処に行こうか目的が見えない日々がずっとつずきました。それでも山には行っていたのですが、それは現実逃避だったのかもしれません。山でもがいている時間だけでも逃げたかったのだと思います。

やっと今になり、まだまだ大変な思いをされてる方々を思うとスッキリした気持ちで外出できませんが、自分なりに心の整理がついてきました。
医療に携わっていただいた方々には本当に感謝と尊敬です

今回は我武者羅に何かにとりくみたくて、いっその事重い荷物を担いでテント泊で行こうと決めました。

行先は両神山です。普通ならまず泊まらないルートなのですが敢えてここを選びました。

重たい荷物はそれなりに大変なのですが、二神が緑深い森にどんどん導いてくれます。
只今七滝コースは台風の影響で通行できません。薄川沿いの表参道で登っていきます。
序盤こそ足取りは軽かったのですが、渡渉を終える頃から脚が重くなりかかとの靴擦れが痛み出します。この日はテント張ってから山頂でirohaさんと待ち合わせです。時間には余裕を見て出発しましたがなかなか厳しいものがありました。清滝小屋手前で電波が通じLINEで登頂断念を伝えます。今回はこのことが一番残念でした。

テントを張ってからは気持ちを切り替えて、持ってきた小説を読んでゆっくりします。
目が疲れたころには気晴らしに森の中を散策したりして満喫します。この日は2人の方に小屋番さんですかと間違われました。

夜は星の写真を撮ろうと思い月の出前に起きました。一番いいとこ辺りの雲が取れずちょっと残念でした。

朝も日の出を見ようと目覚ましをかけました。少し寝坊をしてしまいましたがゆっくり歩きだします。このコースは暗闇登山だとちょっと歩きにくいなって感じました。
どうにか無事に日の出前に山頂に着けて穏やかな朝を迎えることが出来ました。

今回、コロナウイルス騒動が無ければ泊まることはまずなかったと思う清滝小屋。
近場でもこんなに素晴らしい所があるのを再認識することが出来ました。これから行先に困ったときは清滝小屋を常宿にしようと思ったところで、irohaさんから色々小屋についての話を聞きました。ちょっとゾッとしています。早く頭の中から離れるよう楽しい事を沢山考えようと思います。

言葉は悪いかもしれませんが、今回の騒動で色々な気付きがあり、普段の生活の中で見過ごしてい事が見えてきたり、感じたり。恐怖もありましたが全てが悪かったとは思いません。　
まだ完全に収束したわけでは無いし、必ず次の波が来るでしょう。でもその時は以前と違って少しだけ冷静でいられるような気がします。

今回の山行、緑と鳥の囀りを思う存分に味わえて、今まで山歩きをしてて本当に良かったとそう思いました。

今に、感謝とお礼です。

コメント

nirinsou88

おはようございます
kijimunaさん
初めまして
両神山　9,10日で清滝小屋でテント泊を考えていましたが、人が誰も居ないと怖いので他の所に行ってしまいました💦
清滝小屋の怖い話というのが気になって・・・
昔は営業していた時に　テント泊したことがありますが、GWだったので賑やかで　まったく気になることはありませんでした
夜中　何か出るのでしょうか？
1人でのテント泊はもう　怖くて出来そうもありませんか？

キジムナ

Re: おはようございます
nirinnsou88さん　
こんにちは。
コメントありがとうございます。

清滝小屋の話は下山してから聞いたので泊っている時は
何とも思いませんでしたが、次に行ったときは脳裏の何処かに
その話がついて回るのかと思います。

私は平日なので結構一人だけのテント場になることも有ります。
清滝小屋に限らずお化けの話は何処でも付き物のように
そんな話は沢山ありますね。正直怖いと思う時もありますが、
気にしません。
これからもいつも通り一人でテント泊できます。

nirinnsou88さん、これからも素晴らしい山旅になりますように！
　
ありがとうございました。

nirinsou88

Re[2]: おはようございます
さっそく返信　ありがとうございました
やっぱり平日は人が少なくて　1人でのテント泊になることが多いんですね(-_-;)
今度　清滝小屋でテント泊する機会があったら、人の多い土日にします　
山ではそんな怖い話も、熊さんも怖いので　なかなか難しいですね😢

こんな微妙な時期なので　気を付けながら楽しく山に登りたいですね
ありがとうございましたm(__)m