三方崩山・・・恐怖やら極度の期待やらで緊張感たっぷり!
- GPS
- 08:03
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 1,424m
- 下り
- 1,410m
コースタイム
7:40 三方崩山登山口:林道終点(4WDの終点)
8:33 道標:山頂まで3.8km
9:02 道標:山頂まで2.8km
9:06 四等三角点
9:59 道標:山頂まで1.8km
10:52 道標:山頂まで0.8km
11:30 三方崩山山頂 2058m 昼休憩
12:35 下山開始
13:03 登山口まで4.0km
14:36 登山口まで1.0km
15:07 登山口到着
15:16 堰堤前駐車場到着
天候 | 朝一番:ピーカン晴れ・・・気温6度 その後:晴れ時々曇り 尾根:風が冷たい |
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過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
道の駅「飛騨白山」:駐車可能・トイレ利用 道の駅「飛騨白山」向かい側に「三方崩山登山口」の道標有ります。左折して林道に入り、ゆっくりと走らせて数分で堰堤が見えてきます。その前に2台駐車可能。 その先は2WDでは困難。今回は大洞谷堰堤前の駐車可能場所を利用。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
≪駐車場≫ 国道156号線の右手に道の駅「飛騨白山」と「しらみずの湯」があり、その左手が三方崩山への登山口への林道進入路です。 出発地点は、道の駅「飛騨白山」または大洞谷堰堤前の駐車スペース(2台) 堰堤前の林道カーブに駐車スペースが少しだけあります。 堰堤の先は、4WDならば三方崩山登山口まで行けますが、砂利道で苦労しながら登っていくスリップ痕が多数あります。 トイレは道の駅を利用。 登山届ポストは見当たりませんでした。 ≪三方崩山登山口≫ 林道終点箇所に登山口の道標があります。 水が豊富に流れています。 ≪樹林帯≫ とてもりっぱな大木が多い〜ミズナラ・トチノキを過ぎると、ブナ林となります。 樹林帯のなかは紅葉が見ごろであり、登山道枯葉の絨毯で気持ちの良い、歩きここちでした。 ≪四等三角点≫ ここからは一直線の急登が延々と続きます。 急登個所にはトラロープも設置してあります。 ≪最初の崩壊地≫ 急登も終わって、樹林帯を抜けたところが最初の崩壊地になります。そこからは灌木帯が少しあるだけです。ダケカンバの葉っぱは落ちてしまって枝のみでした。 三方崩山の荒々し山肌と紅葉が見渡せます。 この辺りは登山道はそんなに恐怖感はありません。 ≪やせ尾根≫ ガレ場が多くなり、やせ尾根で足元に注意が必要です。 山頂まで稜線の展望が良いです。 ≪山頂まで0.8km≫ この辺りから、残雪がちらほら現れますが、登山道は大丈夫でした。 そして、この山の核心部になり、クサリ場もあります。 足元に集中しながら歩くことが必要。 右側激しく崩壊している個所は、登山道がえぐれていてササの根っこだけで、耐えている個所があり、とても危険箇所です。 降雨時・強風時は特段の注意が必要 登山道は20cm〜30cm程度のところもあり、ササの下は空洞でありので、慎重に足を運びます。 ≪山頂≫ 山頂は二等三角点で、狭く10人ぐらいで満員です。 白山方面の眺望は大木で遮られているが、御母衣湖の眺望は良い。 ≪下山≫ やせ尾根・崩壊地は非常に危険なので足元に最大の注意が必要。 |
写真
感想
気になっていた、三方崩山に行ってきました。
駐車場を道の駅「飛騨白山」にしようか、林道の駐車場を利用しようかと迷いながら、林道へ入っていきました。お連れさんマイカーは2WDであり、林道終点までは無理だろうと思いつつ、堰堤前の駐車場を通過したが、50mぐらいのところの林道ガレ場はスリップして登れませんでした。そのまま、バックで堰堤前の駐車場を利用する。
出発時はぴーかん晴れでしたが、徐々に雲が出てきました。
樹林帯の急登の黄紅葉はとってもきれいであり、気持ち良く歩くことが出来ます。
樹林帯は風もありませんが、樹林帯を抜けると第一崩壊地へ、弱風でも結構寒いので、防寒着が必要です。ここからの三方崩山は荒々しく難攻不落の山だなぁって感じがしました。
ここからやせ尾根が始まり、登山道がやせ細ってきて、どうしても足元に気を取られてしまう。
足元の悪いやせ尾根登山道を登っていきますが、怖いところはどこだぁと期待しながら歩きます。
それは、山頂まで0.8kmの道標を過ぎてから、恐怖体感することになります。
それに+αの残雪が付いているもんだから、残雪が深くなってきたら、アイゼンも持ってないし、と思いながら進んで行く。
最大の崩壊地は右側がえぐれていて、「なんじゃこりゃ」って感じ。
急降下の岩場もちょっと怖いし、えぐれてふわふわしたササ根っこの道は、気持ち悪いって感じ。
この恐怖感を期待していたんですね。・・・・でも怖さに緊張感たっぷりで、脚に力が入りますね。
ここは、初心者向きではありませんね。
ここを通過すれば、道は狭いですけど山頂はすぐです。
山頂には先行脚2名見えまして、カメラ撮影をお願いいたしました。(ありがとうございました)
狭い山頂でしたが、一時間もゆったりと昼休憩をとりました。
お連れさんは下山時に落とし穴の危険に遭遇・・・
あっと思う間もなく胸あたりまで登山道から滑り落ちている・・・
おい・・・大丈夫か・・・落ちたところは胸あたりまでで助かったぁ・・・
いやぁびっくりびっくり、難なく登山道によじ登り助かりました。
その後、ぞぉっとしてきました。もしも、足掛かりがなければ、そのまま滑落・・・
全員で気合を入れなおして、足元をしっかりと見ながら歩くようにする。
気を抜くことが一番最悪!
その途端、私も危険個所でないところで、草で足を滑らしてしまい、尻餅でストックが曲がってしまう。曲がったところを直そうと試みるが、上手くいきません。帰宅後に直そうとしたがうまくいかない。・・・・買い替えか?
我慢すれば何とか使用することはできる。
気合が入ってなかったか?
その後は、慌てることなく、緊張しながら下山完了しました。
険しい三方崩山でしたけど、これも経験になり、無事下山したことに感謝しています。
コメント
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三方崩山、白山の平瀬道から望んだときに
山肌の険しさに見とれていました。
やはり、かなりハードなお山ですね。
数々のアクシデント、大過なくて、何よりでした。
白山のふもとの山々の紅葉
今年は大当たりの年ですね、
いつも、コメント有難うございます。
そうなんですよ〜。私も同じく白山平瀬道からの眺望で気になっていた山なんです。
この時期に行けて良かったと思っています。
急登もありますが、紅葉がとてもきれいだったことが、気分まで紅潮させた感じでした。
これからは積雪があると、登山道が狭いので、踏み抜きに気を付けないと、ちょっとやばいと思います。
これからも、安全登山を心がけて登りたいです。
B42791さん、はじめまして。
実は写真を撮った者です
初めてヤマレコ利用の方に山で会っていたので
思わずコメントをしてしまいました。
なかなかハードな山でしたね。
お互い無事下山できてなによりです
eveさん、こんばんわぁ
山頂では昼食休憩にも拘らず、一方的に撮影をお願いしてしまい、ご迷惑をおかけいたしました。
ヤマレコユーザーの方は結構多くいると思いますが、知る時はレコ記録を見てからになることも多々ですね。
スリル満点でしたが、無事に下山してから楽しさが倍増してきました。
コメント有難うございました。
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