八ヶ岳・横岳(杣添尾根往復)〜天気予報は晴れでしたが・・・
- GPS
- 08:40
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 1,113m
- 下り
- 1,098m
コースタイム
- 山行
- 6:53
- 休憩
- 1:47
- 合計
- 8:40
天候 | 曇り(ガスガス) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
<駐車場> 登山口に10台ほどのスペース <トイレ> ありません <水場> ありません <コース状況> 杣添尾根は南八ヶ岳では最もなだらかなコースと思われ、急登は2ヶ所ほどでした。 ジグザグ道もほとんどなく、尾根上を直線状に登っていきます。 ●駐車場〜No5標識 スタートは車道歩き(登山道も並行)で別荘地を抜けていきます。 道は明瞭ですが、ところどころ岩や木の根で滑りやすく、下りは注意です。 登山道に入って30分地点から急登がありますが、長くは続きません。 ●No5標識〜三叉峰 森林限界までは特に急坂はありません。 森林限界から三叉峰までは急登ですが、ほどなく稜線に出ます。 尾根の北斜面を歩くところから雪が残っていました。 ●三叉峰〜横岳(奥ノ院) 三叉峰からいったん下って登り返しますが、大権現を経てほどなく山頂に着きます。 山頂手前にハシゴ2ヶ所あり、若干の高度感を味わえます。 稜線では雪はほとんど消えていました。 |
写真
感想
20年以上も前から八ヶ岳山麓に別荘を持っている友Kから、
「いつも八ヶ岳を見ていてばかりで登らないのは失礼だ!」
と、登山嫌いのはずがやっと登る気になってくれ、もう一人の山登り初心者Oと、
20数年ぶりに山登りを再開した友Tの3人を連れ、南八ツの稜線に出るには最も登り易いという
杣添尾根を登ることにしました。
計画では、あわよくば赤岳を狙っていたのですが、
別荘に前泊したにもかかわらず、当日の大寝坊(4時起きの予定が何と6時20分起床)で、
登る前から横岳だけの目標にせざるを得なくなりました。
登山口に到着したのが7時20分頃で、満車覚悟していましたが、
まだ3台ほどの駐車スペースがあり、何とか停めることができました。
そしていよいよスタート。
別荘地を登り、貯水池から登山道になります。
始めは順調に登っていましたが、短距離ランナーの友たちは徐々にきつくなってきたようで、
さらに晴れの予報のはずが一向にその気配もなく、テンションも下がり気味で、
これは途中リタイアかと覚悟していましたが、彼らも頑張り、
何とか稜線までの2/3まで上がってきました。
しかし、今回はなかなか楽をさせてくれず、この週初めに降った雪が予想以上に残っており、
凍結していればリタイアしようと思いましたが、
登るには差し支えない状況だったので、北斜面の雪道を越え、
森林限界まで登ってくると雪もほとんど消えていて、
メンバーたちは10歩進んで10秒休みながらも、最後の頑張りで無事稜線(三叉峰)に到達!
右に向うと最後の難所!? 2つの梯子を越え、無事横岳最高地点の奥ノ院に登り切りました。
そして頑張ったご褒美か、それまでガスで真っ白だったのが、
10数分ほどでしたが、赤岳から硫黄岳までの景色を見せてくれました。
でも赤岳の白い姿をみて、「向かわなくて良かった」
と思わせる威圧感がありました。
この山頂では大休止をし、コンソメスープで身体を温めましたが、
思ったほど寒くはありませんでした。
さて問題の下りです。
雪道を慎重に下り、あとはひたすら下るだけでしたが、
我々の年代は登りより下りがキツく、膝が悲鳴を上げ、
ゆっくりと何とか歩き続け、
最後は別荘地で迷子になりながらも、何とか登山口にたどり着くことができました。
赤岳には登ることができませんでしたが、次回の楽しみに取っておくということで。
でもまたこの友たちは登ってくれるかどうか・・・
山の素晴らしさより苦しさが上回ってしまったようで、
その点は残念でしたが、いい思い出になってくれたことでしょう。
なので、このメンバーで次の山を選ぶとすると、
飯盛山か日向山になりそうです。
Akanekoさま♪
横岳に登るアクセスいろいろ御存知で、別荘お持ちなら
八ヶ岳縦横無尽に歩かれたらいいのにと。
思います、山頂付近は雪があるのですね。雪道は標高
何メートルほどからでしょうか?
これからのお山の参考に教えてください。
皆様仲良く山頂写真良かったですね。 minnie
Akanekoさん
前回に引き続き八ヶ岳でしたね。
遠目で見るより登山道なんかは結構雪が
残っているんですね。
土曜日は予想以上に天気がイマイチでしたが
肝心な所はシッカリ見えて良かったですね。
雪の付いた赤岳カッコいいです
minnieさん、こんばんは。
杣添尾根は横岳にダイレクトに登れる唯一のルートでした。
あとは地蔵尾根でしょうか?
こちらは短いながらも急登で、杣添のほうがたぶん楽です。
別荘を持っているのは友人たちで、東に西にあるので、
今後は八ヶ岳登山に有効活用です
私はただ借りるだけ
今回の山行では、2400〜2500m地点から雪が現れ、
特に北斜面で融けずに予想以上に残っていましたね。
今回のメンバーでの八ヶ岳の写真、
最初で最後かもしれません
次はたぶん日向山でしょう
kankotoさん、こんばんは。
本当は赤岳まで狙っていたのですが、寝坊しなくても無理でしたね
火曜日に雪が降ったのはライブカメラで確認していたのですが、
北面の樹林帯上部には予想以上に残っていました。
残雪は仕方ないにしても、天気予報は晴れだっただけにガッカリでしたが、
束の間見えた赤岳の少し雪をまとった雄姿は
素晴らしいものでした。
これからの山は低山中心になりそうです
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