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Yamareco

記録ID: 239863
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

八ヶ岳・横岳(杣添尾根往復)〜天気予報は晴れでしたが・・・

2012年10月27日(土) [日帰り]
 - 拍手
Akaneko その他3人
GPS
08:40
距離
8.4km
登り
1,113m
下り
1,098m

コースタイム

日帰り
山行
6:53
休憩
1:47
合計
8:40
7:30
18
登山口駐車場
7:48
7:50
95
貯水池
9:25
9:35
53
No5標識
10:28
17
No6標識
10:45
10:55
20
ハイマツ帯
11:15
11:20
10
三叉峰
11:30
12:40
75
横岳(奥ノ院)
13:55
14:05
125
No5標識
16:10
登山口駐車場
登山口駐車場7:30→7:48貯水池7:50→9:25No5標識9:35→10:28 No6標識→10:45ハイマツ帯10:55→11:15三叉峰11:20→11:30横岳(奥ノ院)12:40→13:55 No5標識14:05→16:10登山口駐車場
天候 曇り(ガスガス)
過去天気図(気象庁) 2012年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
<駐車場>
登山口に10台ほどのスペース

<トイレ>
ありません

<水場>
ありません

<コース状況>
 杣添尾根は南八ヶ岳では最もなだらかなコースと思われ、急登は2ヶ所ほどでした。
 ジグザグ道もほとんどなく、尾根上を直線状に登っていきます。

●駐車場〜No5標識
  スタートは車道歩き(登山道も並行)で別荘地を抜けていきます。
  道は明瞭ですが、ところどころ岩や木の根で滑りやすく、下りは注意です。
  登山道に入って30分地点から急登がありますが、長くは続きません。
  
●No5標識〜三叉峰
  森林限界までは特に急坂はありません。
  森林限界から三叉峰までは急登ですが、ほどなく稜線に出ます。
  尾根の北斜面を歩くところから雪が残っていました。

●三叉峰〜横岳(奥ノ院)
  三叉峰からいったん下って登り返しますが、大権現を経てほどなく山頂に着きます。
  山頂手前にハシゴ2ヶ所あり、若干の高度感を味わえます。
  稜線では雪はほとんど消えていました。
すっかり陽が昇ってしまった駐車場。
それでもまだスペースがありました。
2012年10月28日 22:41撮影 by  DSC-TX5, SONY
10/28 22:41
すっかり陽が昇ってしまった駐車場。
それでもまだスペースがありました。
ここからスタートです。
2012年10月27日 07:28撮影 by  DSC-TX5, SONY
10/27 7:28
ここからスタートです。
一旦登山道になり、
2012年10月27日 07:34撮影 by  DSC-TX5, SONY
2
10/27 7:34
一旦登山道になり、
行く手は雲の中ですが、天気予報を信じ進みます。
2012年10月29日 20:23撮影 by  DSC-TX5, SONY
1
10/29 20:23
行く手は雲の中ですが、天気予報を信じ進みます。
沢を渡ると登り一辺倒です。
2012年10月27日 07:54撮影 by  DSC-TX5, SONY
10/27 7:54
沢を渡ると登り一辺倒です。
第一弾の急坂
2012年10月29日 20:23撮影 by  DSC-TX5, SONY
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10/29 20:23
第一弾の急坂
ほぼ中間点のNo5標識。
よくわかりません。
2012年10月28日 22:46撮影 by  DSC-TX5, SONY
1
10/28 22:46
ほぼ中間点のNo5標識。
よくわかりません。
更に登っていきます。
2012年10月28日 22:46撮影 by  DSC-TX5, SONY
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10/28 22:46
更に登っていきます。
尾根の北斜面を歩くところから雪道となります。
2012年10月28日 22:47撮影 by  DSC-TX5, SONY
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10/28 22:47
尾根の北斜面を歩くところから雪道となります。
ツララも
2012年10月29日 20:23撮影 by  DSC-TX5, SONY
10/29 20:23
ツララも
ガスも濃くなり、
本当に晴れるのでしょうか?
2012年10月28日 22:48撮影 by  DSC-TX5, SONY
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10/28 22:48
ガスも濃くなり、
本当に晴れるのでしょうか?
森林限界を越えると第二弾の急登。
でもすぐに稜線です。
2012年10月29日 20:23撮影 by  DSC-TX5, SONY
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10/29 20:23
森林限界を越えると第二弾の急登。
でもすぐに稜線です。
やっと縦走路に合流。
最大のヤマ場を越えてホッと一息です。
2012年10月27日 11:16撮影 by  DSC-TX5, SONY
2
10/27 11:16
やっと縦走路に合流。
最大のヤマ場を越えてホッと一息です。
凍りついています。
2012年10月28日 22:50撮影 by  DSC-TX5, SONY
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10/28 22:50
凍りついています。
ガスの中を山頂に向って最後の頑張り。
2012年10月29日 20:03撮影 by  DSC-TX5, SONY
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10/29 20:03
ガスの中を山頂に向って最後の頑張り。
おぉっ、雲が切れて来た!
2012年10月28日 22:51撮影 by  DSC-TX5, SONY
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10/28 22:51
おぉっ、雲が切れて来た!
最後の難所?
2012年10月29日 20:23撮影 by  DSC-TX5, SONY
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10/29 20:23
最後の難所?
奥ノ院に着いてすぐ、赤岳が姿を見せてくれました。
2012年10月27日 11:40撮影 by  E-410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/27 11:40
奥ノ院に着いてすぐ、赤岳が姿を見せてくれました。
小同心を登ってきたパーティーです。
2012年10月27日 11:41撮影 by  E-410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/27 11:41
小同心を登ってきたパーティーです。
ホッと一息。
一瞬でも景色が見え、何よりです。
2012年10月27日 11:45撮影 by  E-410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
10/27 11:45
ホッと一息。
一瞬でも景色が見え、何よりです。
でも近寄りがたい雰囲気が・・・
寝坊して良かった???
2012年10月28日 23:04撮影 by  E-410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
10/28 23:04
でも近寄りがたい雰囲気が・・・
寝坊して良かった???
赤岳天望荘にヘリが荷揚げしています。
視界が開けるのを待っていたのでしょうか?
2012年10月29日 20:10撮影 by  E-410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/29 20:10
赤岳天望荘にヘリが荷揚げしています。
視界が開けるのを待っていたのでしょうか?
阿弥陀も顔を出してくれました。
2012年10月28日 20:44撮影 by  E-410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/28 20:44
阿弥陀も顔を出してくれました。
大同心(右)と小同心
2012年10月29日 20:25撮影 by  E-410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/29 20:25
大同心(右)と小同心
何とか証拠写真。
2012年10月28日 23:07撮影 by  E-410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/28 23:07
何とか証拠写真。
小同心の先に赤岳鉱泉とアイスキャンディーが見えます。
2012年10月28日 23:08撮影 by  E-410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/28 23:08
小同心の先に赤岳鉱泉とアイスキャンディーが見えます。
ガスがかかっていると、ちょっと怖そう・・・
2012年10月28日 20:53撮影 by  E-410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/28 20:53
ガスがかかっていると、ちょっと怖そう・・・
台座の頭〜硫黄岳の稜線。
2012年10月28日 23:08撮影 by  E-410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/28 23:08
台座の頭〜硫黄岳の稜線。
横岳の西側は絶壁
2012年10月28日 20:47撮影 by  E-410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/28 20:47
横岳の西側は絶壁
中岳の奥に権現岳の一部が顔を出し、
2012年10月29日 20:04撮影 by  DSC-TX5, SONY
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10/29 20:04
中岳の奥に権現岳の一部が顔を出し、
三叉峰から長い下りの始まり。
2012年10月28日 22:53撮影 by  DSC-TX5, SONY
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10/28 22:53
三叉峰から長い下りの始まり。
阿弥陀も見納めです。
2012年10月28日 20:54撮影 by  DSC-TX5, SONY
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10/28 20:54
阿弥陀も見納めです。
慎重に下ります。
2012年10月27日 13:01撮影 by  DSC-TX5, SONY
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10/27 13:01
慎重に下ります。
幻想的、と感じる余裕もなし。
2012年10月28日 22:56撮影 by  DSC-TX5, SONY
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10/28 22:56
幻想的、と感じる余裕もなし。
ゾウさん?
2012年10月28日 22:58撮影 by  DSC-TX5, SONY
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10/28 22:58
ゾウさん?
もうすぐ冬
2012年10月28日 22:58撮影 by  DSC-TX5, SONY
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10/28 22:58
もうすぐ冬
やっと貯水池に戻ってきました。
2012年10月28日 22:57撮影 by  DSC-TX5, SONY
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10/28 22:57
やっと貯水池に戻ってきました。
この尾根を下ってきました。
2012年10月28日 22:57撮影 by  DSC-TX5, SONY
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10/28 22:57
この尾根を下ってきました。

感想

20年以上も前から八ヶ岳山麓に別荘を持っている友Kから、
「いつも八ヶ岳を見ていてばかりで登らないのは失礼だ!」
と、登山嫌いのはずがやっと登る気になってくれ、もう一人の山登り初心者Oと、
20数年ぶりに山登りを再開した友Tの3人を連れ、南八ツの稜線に出るには最も登り易いという
杣添尾根を登ることにしました。

計画では、あわよくば赤岳を狙っていたのですが、
別荘に前泊したにもかかわらず、当日の大寝坊(4時起きの予定が何と6時20分起床)で、
登る前から横岳だけの目標にせざるを得なくなりました。

登山口に到着したのが7時20分頃で、満車覚悟していましたが、
まだ3台ほどの駐車スペースがあり、何とか停めることができました。

そしていよいよスタート。
別荘地を登り、貯水池から登山道になります。
始めは順調に登っていましたが、短距離ランナーの友たちは徐々にきつくなってきたようで、
さらに晴れの予報のはずが一向にその気配もなく、テンションも下がり気味で、
これは途中リタイアかと覚悟していましたが、彼らも頑張り、
何とか稜線までの2/3まで上がってきました。

しかし、今回はなかなか楽をさせてくれず、この週初めに降った雪が予想以上に残っており、
凍結していればリタイアしようと思いましたが、
登るには差し支えない状況だったので、北斜面の雪道を越え、
森林限界まで登ってくると雪もほとんど消えていて、
メンバーたちは10歩進んで10秒休みながらも、最後の頑張りで無事稜線(三叉峰)に到達!

右に向うと最後の難所!? 2つの梯子を越え、無事横岳最高地点の奥ノ院に登り切りました。
そして頑張ったご褒美か、それまでガスで真っ白だったのが、
10数分ほどでしたが、赤岳から硫黄岳までの景色を見せてくれました。
でも赤岳の白い姿をみて、「向かわなくて良かった」
と思わせる威圧感がありました。

この山頂では大休止をし、コンソメスープで身体を温めましたが、
思ったほど寒くはありませんでした。

さて問題の下りです。
雪道を慎重に下り、あとはひたすら下るだけでしたが、
我々の年代は登りより下りがキツく、膝が悲鳴を上げ、
ゆっくりと何とか歩き続け、
最後は別荘地で迷子になりながらも、何とか登山口にたどり着くことができました。

赤岳には登ることができませんでしたが、次回の楽しみに取っておくということで。
でもまたこの友たちは登ってくれるかどうか・・・
山の素晴らしさより苦しさが上回ってしまったようで、
その点は残念でしたが、いい思い出になってくれたことでしょう。

なので、このメンバーで次の山を選ぶとすると、
飯盛山か日向山になりそうです。

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コメント

いろいろな登山口♪
Akanekoさま♪

横岳に登るアクセスいろいろ御存知で、別荘お持ちなら
八ヶ岳縦横無尽に歩かれたらいいのにと。
思います、山頂付近は雪があるのですね。雪道は標高
何メートルほどからでしょうか?

これからのお山の参考に教えてください。
皆様仲良く山頂写真良かったですね。   minnie
2012/10/31 18:19
冬近し
Akanekoさん

前回に引き続き八ヶ岳でしたね。

遠目で見るより登山道なんかは結構雪が
残っているんですね。

土曜日は予想以上に天気がイマイチでしたが
肝心な所はシッカリ見えて良かったですね。
雪の付いた赤岳カッコいいです
2012/10/31 21:39
東側では登りやすいルート
minnieさん、こんばんは。

杣添尾根は横岳にダイレクトに登れる唯一のルートでした。
あとは地蔵尾根でしょうか?
こちらは短いながらも急登で、杣添のほうがたぶん楽です。

別荘を持っているのは友人たちで、東に西にあるので、
今後は八ヶ岳登山に有効活用です
私はただ借りるだけ

今回の山行では、2400〜2500m地点から雪が現れ、
特に北斜面で融けずに予想以上に残っていましたね。

今回のメンバーでの八ヶ岳の写真、
最初で最後かもしれません
次はたぶん日向山でしょう
2012/10/31 22:35
赤岳はさすが主峰です。
kankotoさん、こんばんは。

本当は赤岳まで狙っていたのですが、寝坊しなくても無理でしたね
火曜日に雪が降ったのはライブカメラで確認していたのですが、
北面の樹林帯上部には予想以上に残っていました。

残雪は仕方ないにしても、天気予報は晴れだっただけにガッカリでしたが、
束の間見えた赤岳の少し雪をまとった雄姿は
素晴らしいものでした。

これからの山は低山中心になりそうです
2012/10/31 22:50
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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技術レベル
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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5

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