六甲案内
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- GPS
- 07:29
- 距離
- 14.6km
- 登り
- 1,284m
- 下り
- 1,083m
コースタイム
8:00 ピラーロック
8:15 風吹岩
9:10 雨ヶ峠
10:10 一軒茶屋
10:20 六甲山頂
-11:20 昼食
12:30 雨ヶ峠
13:30 黒五谷
14:00 打越峠
14:20 八幡谷登山口
14:40 阪急岡本駅
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に無し |
写真
感想
今日は、かねてから約束していた会社の先輩を連れて六甲を案内。
このところテレビで登山関連の番組を目にする機会が多く、その度に
学生時代、ワンゲル部に入っていた頃を思い出していた先輩。
以前から私が登山をやっていることを耳にして、自分も登山をもう一度
初めてみようかな と思い始めたらしく、一緒に行ってみないか?
ということに。
学生時代に経験が有るとはいっても、かれこれ20年以上のブランクが
あるので、装備を買い揃えに行ったら、道具の進歩・購買層の広さに
ビックリしたらしい。
こちらも、あれこれ、ショップの回し者のようにアドバイス。
学生時代に使っていたものを織り交ぜながら、徐々に装備を揃えて、
今回、手始めに六甲山へ登ることに。
ルートは中央尾根から頂上を目指すメジャールート。
ルート上で混雑すると無駄に疲れるので、早めに出発するため、6:30
に芦屋川駅で待ち合わせ。
待ち合わせ場所で、簡単に朝食を済まそうとしていたら、駅北の公衆
トイレが、心無い人の悪戯で荒らされていたらしく、ゴミやら、何かの
燃えカスやらが散乱している状態で、ご近所の方々が一生懸命清掃して
おられました。
普段、登山の出発前に利用することが多いトイレで、最近新調された
ばかりだっただけに、朝から無性に腹が立った。
清掃されている方々に別れを告げ、気を取り直して出発。
早いうちに出発したので、他の登山者は疎ら。
高座の滝に着く頃には、既に先輩は少し息が上がっていて、いったん
小休憩を取る。
滝の前では、今朝の気温が少し低いからか、焚き火をしていました。
ここからロックガーデンを抜けていきますが、先輩も慣れないからか、
ぜぃぜぃ はぁはぁ言いながら登っていく。
やはり、20年のブランクは相当キツイらしい。
風吹岩に着くと、ちらほら登山者の姿が増えてくる。
ここからは、ストックを使っての登りを練習。
雨ヶ峠直前ぐらいまでは、緩やかな道が続くので、先輩もだんだん
調子を取り戻してきた様子。
ここで休まずに一気に、雨ヶ峠まで向かう。
ようやく到着した雨ヶ峠では、少し長めの休憩。
水分・糖分を十分に補給し、いよいよ最後の七曲りの急坂に向かう。
私は歩き慣れているからか、紅葉を写真に撮ったり、周りの風景を
楽しむ余裕が有ったが、先輩はうつむき加減で、ひたすら登りに
集中。
口には出さないが、相当辛そう…
そして最後の一軒茶屋手前で、先輩が階段を登ろうと一段目に足を
掛けたところ、ついに太ももの筋肉が攣ってしまう。
ここで、少し休みを入れて、ゆっくりゆっくり登り、やっとの思いで
一軒茶屋に到着。
そのまま、六甲山頂まで、これまたゆっくり登っていく。
予定より若干の遅れはあったものの、何とか山頂に到着。
記念撮影を終え、早々に昼食を摂る。
山頂付近では風が冷たく感じられ、体温が徐々に冷えてくる。
こういう時に飲む温かいスープやコーヒーは本当に美味しい。
ここで長めの休みを取ったおかげで、先輩も疲れが取れた様子。
下山し始めると、先輩の足取りも良くなっている。
このままピストンで下るのも味気がないので、黒五谷・打越峠
を経由して岡本まで向かうことに。
雨ヶ峠を抜ける時には、多くの人が休憩していて、山に来ている
というより、どこか近所のスーパーにいるような気分にさえ
させられる。
途中多くの人たちと挨拶を交わすのが、段々と煩わしくなるも、
黒五谷のルートに入ってからは、殆ど人を見かけることもなく、
静かな川沿いのルートを下る。
このところ降雨がなかったので、黒五のルートも足元が良く、
静かに二人で歩いていると、心が穏やかになっていく気がする。
黒五谷から打越峠まで少し登る必要があるものの、何とか、先輩も
必死に付いてくる。
次に打越峠から八幡谷へ向かうが、最後の最後でつづら折りになって
いる道を下るのは、先輩にとっては結構辛かったのかも知れない。
最後の方は口数が極端に減り、ひたすら足元に集中していた。
2時を回った頃に、何とか、無事、八幡谷の登山口に到着。
先輩も運動不足を痛感したらしく、今後、トレーニングに励むことに。
ただ、久しぶりに爽快な汗をかいたことが嬉しかったらしく、
また、トレーニングを積んでから、一緒に登る約束をする。
単独での山登りでは、あくまで自分のペースで登れますが、同行者
がいると、相手のペースを考えながら登らないといけないので、
思っていた以上に疲れる。
でも、他愛の無い話をしながら、誰かと一緒に登って、登りきった
達成感を共有するのも楽しいもんだなぁ と、つくづく思いました。
会社にも、まだまだ潜在的に山に登りたいと思っている人がいるよう
なので、こうした登山の輪を広げていきたいなぁとか考えています。
今年も、そろそろ冬が近づきつつあるので、あと何回登れるか
分からないですが、今年は六甲で初日の出を拝もうかな とか
思案中です。
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