笠取山と多摩川源流の森−水干−

2020年06月27日(土) [日帰り]

• GPS: 06:23
• 距離: 10.2km
• 登り: 760m
• 下り: 766m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:30
• 休憩: 1:50
• 合計: 6:20

距離 10.2km 登り 760m 下り 766m

8:05 作場平橋駐車場
8:30 8:31 一休坂分岐
9:16 9:22 ヤブ沢峠
9:33 10:15 笠取小屋
10:26 雁峠分岐
10:30 10:32 小さな分水嶺
10:37 笠取山西
11:14 11:28 笠取山展望地
11:57 12:07 水干
12:17 笠取山西
12:22 小さな分水嶺
12:30 13:04 笠取小屋
13:57 13:58 一休坂分岐
14:25 作場平橋駐車場

天候

曇りときどき晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

作場平駐車場から
一ノ瀬高原を経由する林道は崩落により通行止め
（笠取小屋のご主人のお話では、復旧には1年以上かかるのではとのこと）

その他周辺情報

笠取小屋でコーヒーをと思っていましたが、県の指導で飲食物の販売はは不可とのことで、コーヒーの販売はありませんでした。調理を伴わない缶ビール、ジュース、レトルトカレー、ライスは売っています。クッキングツールがないと、カレーも食べられないので注意が必要です。

写真

6/27 8:21

8時過ぎに作場平に到着。
8割以上駐車場は埋まってました。

6/27 8:31

ゆるやかな登山道から始まります。

6/27 8:36

渡渉個所にはすべて橋が架かっています。

6/27 9:00

途中に2か所ほど、昨年秋の台風の影響で、登山道が迂回しています。

6/27 9:37

ヤブ沢峠。

6/27 9:37

スゴ沢峠からは20分で笠取小屋へ。

6/27 9:50

笠取小屋のバイオトイレ。
東京都水道局の管理です。

6/27 9:50

芝生のサイトもあるテン場。

6/27 10:20

餌付けされているシカ。
ドックフードを撒いていました。

6/27 10:30

基本的には自炊小屋ですが、現在はコロナ禍で宿泊は不可とのこと。

6/27 10:40

ちいさな分水嶺へ。

6/27 10:44

荒川・多摩川・富士川の3方向・河川に分かれる「小さな」分水嶺。

6/27 10:45

雁峠を経て、燕山・古礼山へと続く奥秩父主縦走路。昨年夏は古礼山で、ひどい雷雨に会いました。

6/27 11:05

笠取山頂から見た、国師が岳。手前の雲の中には、乾徳山。

6/27 11:07

雁峠を見下ろします。

6/27 11:25

中央に富士山を据えた笠取山頂からのパノラマ。

6/27 12:24

笠取山から下り、水干で多摩川源流の水を汲みます。

6/27 12:39

昼食は再び笠取小屋へと下り....。

6/27 13:30

笠取小屋からは一休坂を下ります。
5月の連休をめどに整備されたそうで、登山道上部は手入れが行き届いていました。

6/27 14:13

一休坂分岐まで戻ってきました。

6/27 14:38

1時間ちょっとで、作場平登山口へ戻ってきました。

6/27 14:39

小さな子供でも笠取山はともかく、水干には行けますね。

撮影機器：

COOLPIX AW100 NIKON

感想

孤独のハイカー

昨年秋に笠取山を目指しましたが、台風の影響で通行止め。
その影響はまだ「おいらん渕⇔一ノ瀬高原」の間は道路崩落で通行止めですが、おc落合から作場平・一ノ瀬高原には入ることができます。

作場平の駐車場は30-40台くらい停めることができますが、8時前に現地に着きましたが9割がた埋まっていました。

笠取山直下のコースは山梨県甲州市に属しますが、東京都の水源地ということで、東京都水道局の管理下にあります。そのため、昨秋の台風の影響は限りなく少なく、倒木1か所、登山道架け替え2か所。手入れが行き届いており、安心して歩けるコースです。

笠取小屋は現在宿泊は不可ということですが、テントは20-30張くらいは可能です。トイレは東京都水道局のバイオトイレがあり、水干を頂点に散策・登山コースがよく整備されています。小屋番のおじさんにいろいろ伺いましたが、どうも唐松尾〜笠取山の巻き道コースが傷んでいること、ご存知ないようでした。ただし、ご主人の言われる通り、笠取小屋下の一休坂への登山道は見事に整備されていました。

笠取山は防火帯を急登しますが、眺めは大変良いところです。富士山、大菩薩、奥秩父主縦走路、奥多摩そして裏側には両神をはじめとする秩父の山々を見ることができます。生憎とこの日は雲が多かったのですが、富士山が見えたのは大変ラッキーでした。

帰路は水干に立ち寄って多摩川源流の水を汲み、笠取小屋でキノコ汁を作りました。小さな子供さんは笠取は厳しいかもしれませんが、水干への路「多摩川源流の路」は良いハイキングコースだと思います。