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Yamareco

記録ID: 242834
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

五竜から鹿島槍へそして爺ヶ岳(過去山行)

1993年08月05日(木) ~ 1993年08月07日(土)
情報量の目安: B
都道府県 富山県 長野県
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momohiro その他1人
GPS
49:30
距離
24.5km
登り
2,606m
下り
2,873m

コースタイム

8/5リフト山頂駅08:30→12:00唐松山荘13:00→15:30五竜山荘
8/6五竜山荘05:00→五竜岳06:30→10:30キレット小屋11:00→13:00鹿島槍ヶ岳13:30→15:00冷池山荘
8/7冷池山荘0:500→爺ヶ岳07:00→種池山荘07:30→10:00扇沢
天候 8/5 曇り後雨 8/6 晴れ時々曇り 8/7 曇り
アクセス
利用交通機関:
電車 バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
唐松小屋
五竜を振り返って
五竜を振り返って
剣を望む
鹿島槍岳
鉢の木大雪渓
爺ヶ岳扇沢登山口
2012年11月11日 17:47撮影
11/11 17:47
爺ヶ岳扇沢登山口

感想

過去の山行記録です。

夏合宿(K労山)である。と言ってもK西さんと二人だけのさみしいものであるが。
途中、八峰キレットを通過する為、予備日を一日とって3泊とする。
急行アルプスに陰西さんと立川駅で乗り込み、白馬に向かう。翌朝、晴れを期待したもののあいにくの雨。体調の方も不調で少し戻してしまう。八方尾根のゴンドラの始発を待つ間もグロッキー状態であった。
ゴンドラで山頂駅に着き、リフトを乗り継いでから、とにかく歩き始める。ゆっくりゆっくりと歩きはじめる。雨も次第にあがり、心配していた体調も徐々に回復してきた。
コースタイム+1時間といったところで唐松山荘に着く。天気は薄日もこぼれてきて、やっと夏山といった感じになって来た。
ここで大休止。
唐松岳に後ろ髪を引かれる思いで出発する。五竜山荘は反対方向だ。
しかし、思いがけないことが起こった。天気が急速に悪化してきて、雨が降り出したのである。五竜山荘までは実に辛い道のりとなった。
雨の中をへとへとになり、濡れ鼠となりながら、五竜山荘に着く。急いでテントを張りやれやれ…。

今日はいよいよ八峰キレットを通過する。もし、今日、雨だったら、一日ここで停滞する予定。朝、不安な気持ちでテントから顔を出す。東の空が明るい!快晴とは言えないが晴れだ!
テントをいそいそと畳みさあ出発だ。
五竜岳への急な登りを一歩一歩踏み締めて歩き始める。朝の冷たい空気が気持ちいい。ごつごつとした岩々が目の前に立ちはだかり出した頃、五竜の山頂に着いた。やっと着いたんだ。心の中で喝采をあげていた。
次は鹿島槍だ。遥か彼方に鹿島槍の双耳峰が見える。遠いなぁと心の中で思った。少し不安がよぎる。
しかし、不安は適中した。遠いのは距離以上のものがあった。激しいアップダウン。自分はこういうものに一番弱い。体力を消耗する。しかしながらK西さんは足だけでなく手も使えるので楽だとのたまう。この人は一体何???
キレット小屋に着いた時は完全にバテていた。甘いものが欲しい。身体中がそう叫んでいて300円のジュースを思わず買ってしまう。
キレット小屋で大休止したものの疲れはとれず、いよいよ鹿島槍に向かって出発。八峰キレットは思った程ではなく(と言っても梯子があったからだが)、とにかくゆっくりと登る。
鹿島槍はまだだろうなと思っていたら呆気ない程、簡単に分岐に着いてしまう。ここは双耳峰に敬意を払って、まず北峰に、そしてしばらく後にやっと本峰である南峰に登る。
意外と簡単だったもののやはり思ったより疲れた。ここで本日2回目の大休止をして鹿島槍を征服した喜びに浸る。
疲れが少し回復した後、出発。
ここから今日の宿泊地、冷池キャンプ場までは今までの悪路が嘘のような道であった。
途中、一緒になった女の人にコーヒーをご馳走になり、ゆったりとしてキャンプ場に着く。今日は素麺だ!

最終日、朝暗いうちからごそごそとテントを片付ける。どうも下り坂のような天気だ。今年の夏はどうもおかしい(この年は結局梅雨明け宣言がないまま夏が終わった)。体調もまたおかしい。昨日のアルコールの為か?K西さんと一緒だとどうも酒に溺れる山行が続く。
今日は扇沢に下るだけだが、爺ヶ岳に途中寄って行く事にする。爺ヶ岳は北峰、中峰、南峰と別れるがいずれも目立ったピークではなく地味な山である。
しかし、そこがピークハンターの悲しさでもある。とにかくガスが出てきた中、爺ヶ岳に登った。爺ヶ岳を経由して種池山荘に着く。ここで後立山に別れを告げることになる。
後は扇沢に向かってひたすら下って行った(本当にひたすら下らされた。それにしてもK西さんの足の早いこと!コースタイムの2/3で下らされた)。
扇沢より大町に出て途中、上諏訪の温泉で一浴後、帰宅。

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