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Yamareco

記録ID: 2435778
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

『雨の合間にバーティカル・スカイツリー』池山尾根で空木岳

2020年07月16日(木) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
19.0km
登り
2,136m
下り
2,123m

コースタイム

日帰り
山行
5:45
休憩
1:27
合計
7:12
距離 19.0km 登り 2,136m 下り 2,135m
5:26
33
駒ヶ岳スキー場駐車場
5:59
6:01
38
池山林道終点登山口
6:39
6:41
17
池山小屋水場
6:58
5
尻無
7:03
28
マセナギ
7:31
7:33
19
大地獄
7:52
24
ヨナ沢の頭
8:16
16
空木平分岐
8:32
8:33
19
駒石
8:52
8:53
6
駒峰ヒュッテ
8:59
9:57
13
空木岳
10:10
10:27
10
駒石
10:37
21
空木平分岐
10:58
15
ヨナ沢の頭
11:13
11:15
35
大地獄
11:50
11:51
22
池山小屋水場
12:13
12:14
24
池山林道終点登山口
12:38
駒ヶ岳スキー場駐車場
駒石あたりから足が動かなくなって泣けた...
天候 曇時々雨
過去天気図(気象庁) 2020年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
駒ヶ根高原スキー場駐車場
コース状況/
危険箇所等
危険個所なし
スキー場駐車場からスタート
車は1台のみ...今日の登山者は私一人かと思いちょっと不安
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スキー場駐車場からスタート
車は1台のみ...今日の登山者は私一人かと思いちょっと不安
すぐに登山道は濁流
1
すぐに登山道は濁流
濁流は最初だけ。ノー防水なので助かった
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濁流は最初だけ。ノー防水なので助かった
予報では晴そうだったけど、今のところポツポツ雨降り&ガスガス
1
予報では晴そうだったけど、今のところポツポツ雨降り&ガスガス
林道終点
ここに駐車できれば楽なんだけどねぇ
1
ここに駐車できれば楽なんだけどねぇ
やっとスタートな気分
3
やっとスタートな気分
ゆるやかな登山道
1
ゆるやかな登山道
水場到着。ジャブジャブ出てます
2
水場到着。ジャブジャブ出てます
濡れた笹でビショビショ
1
濡れた笹でビショビショ
ず〜と緩やかな道。トレランに人気なのもうなずける
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ず〜と緩やかな道。トレランに人気なのもうなずける
マセナギ
いきなり目の前に大きなカモシカ!登山道から2m程の場所で雨宿り中?警戒すれど逃げる雰囲気はない。最近のヤマッ〇の記録でも撮られていたので、この辺の主的存在だろうか
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いきなり目の前に大きなカモシカ!登山道から2m程の場所で雨宿り中?警戒すれど逃げる雰囲気はない。最近のヤマッ〇の記録でも撮られていたので、この辺の主的存在だろうか
トラバース気味に登山道が続いているので、アップダウンはない
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トラバース気味に登山道が続いているので、アップダウンはない
急登には梯子の補助
3
急登には梯子の補助
やっと尾根歩きっぽくなってきたが、相変わらず歩きやすい
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やっと尾根歩きっぽくなってきたが、相変わらず歩きやすい
地獄とか怖い名前ついてるけど、鎖もあるし問題なし
2
地獄とか怖い名前ついてるけど、鎖もあるし問題なし
本当に登りらしい登りがないなぁ。こんな調子で標高差2000mも上がっていくのだろうか?
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本当に登りらしい登りがないなぁ。こんな調子で標高差2000mも上がっていくのだろうか?
何だかんだでヨナ沢の頭。残りの標高は500mちょっと。「これは(林道終点登山口から)3時間切りできそう」ということで張り切る
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何だかんだでヨナ沢の頭。残りの標高は500mちょっと。「これは(林道終点登山口から)3時間切りできそう」ということで張り切る
分岐で残り45分。「これで3時間切り確定」と思ってました...
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分岐で残り45分。「これで3時間切り確定」と思ってました...
いきなりの森林限界で視界も開けテンションあがる!しかし、急激に足取りが鈍くなっていく
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いきなりの森林限界で視界も開けテンションあがる!しかし、急激に足取りが鈍くなっていく
駒石到着。前回の時は「大きいなぁ凄いなぁ」と感激したが、「こんなもんだっけ?」と感動薄い
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駒石到着。前回の時は「大きいなぁ凄いなぁ」と感激したが、「こんなもんだっけ?」と感動薄い
日本一高い所にある土俵だろうか?ヘリの荷下ろしポイント?
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日本一高い所にある土俵だろうか?ヘリの荷下ろしポイント?
癒えぬ筋肉痛のせいか腿が上がらない。さらに、いつものプチ高山病...呼吸荒め、頭痛&眩暈、指の痺れが発生。3時間切りに暗雲立ち込める
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癒えぬ筋肉痛のせいか腿が上がらない。さらに、いつものプチ高山病...呼吸荒め、頭痛&眩暈、指の痺れが発生。3時間切りに暗雲立ち込める
花に癒されましょう
2
花に癒されましょう
フゥフゥと激しい息遣いで何とかヒュッテに到達。今期の営業はありません。
2
フゥフゥと激しい息遣いで何とかヒュッテに到達。今期の営業はありません。
何とかピークハント達成
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何とかピークハント達成
山頂から極上稜線登山道を眺める。まじで最後の登りがきつかった
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山頂から極上稜線登山道を眺める。まじで最後の登りがきつかった
しばらく待っていると南駒ヶ岳が姿を現した
3
しばらく待っていると南駒ヶ岳が姿を現した
熊沢岳方面はガスの中
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熊沢岳方面はガスの中
晴れるのを期待して、しばし山頂に居座ることにする
2
晴れるのを期待して、しばし山頂に居座ることにする
お花でも探してみるが、あまりなかった。イワツメクサ
※花の名前知らないので帰宅後調べた
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お花でも探してみるが、あまりなかった。イワツメクサ
※花の名前知らないので帰宅後調べた
ボッチの山頂で自撮りなんかもしてみる
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ボッチの山頂で自撮りなんかもしてみる
ガスに覆われて晴れる気配はない
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ガスに覆われて晴れる気配はない
空は時折晴間をみせてくれるのだけれども、諦めて下山
2
空は時折晴間をみせてくれるのだけれども、諦めて下山
なかなか雄大な空木平
2
なかなか雄大な空木平
☆ガラス
ハイマツの赤い実も可愛い
2
ハイマツの赤い実も可愛い
駒石もせっかくなので登ってみる。安全そうなルート探しで右往左往
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駒石もせっかくなので登ってみる。安全そうなルート探しで右往左往
高度感はそれほどない
3
高度感はそれほどない
さらば駒石
ウラジロナナカマド?
2
ウラジロナナカマド?
アオノツガザクラ?
2
アオノツガザクラ?
シャクナゲ
終始幻想的な森
まぁ下る方がいやらしい地獄的な所
3
まぁ下る方がいやらしい地獄的な所
疲れた五臓六腑に染みわたるアルプス天然水
2
疲れた五臓六腑に染みわたるアルプス天然水
林道終点に到着。この裏にショートカットルートあった
4
林道終点に到着。この裏にショートカットルートあった
お疲れ〜

感想

”バカと登山者は高い所が好き”なのであるが、コロ〇やら大雨やらで未だアルプスに登っていない。梅雨の合間に何とか晴れそうな日があったので、最近のレコ(ヤマッ〇の方が最新情報多かったけど)などを物色して山行検討。近頃の大雨続きで、アクセスや登山道の状況が気になったりする。

色々と検討した結果、空木岳ー宝剣岳の縦走を計画。準備をすすめ、駒ヶ岳RWのHPをチェックしたところ「雨量が多いため運休中」との事。当日の朝、一応RWの状況を確認しに行ったが、やっぱりNG。仕方ないので、池山尾根で空木岳ピストンにする。山登りを初めて頃、意気揚々とこのルートを登り、森林限界超えたあたりから体が全く動かなくなった苦い思い出がある。あれから数年が経ち、年齢は重ねたが成長した姿をみせてやろうと意気込む。

林道は通行できないので、スタートは駒ヶ根高原スキー場登山口。これによって、標高差2000m距離10劼箸いΔ覆なか素敵なルート(汗)となった。この数値だけ見れば、早月尾根や黒戸尾根に対してもそれほど遜色なかったりする。

当日の天気はガス&時折小雨。気温は高くはなかったが、湿度がジャングル状態でTシャツはすぐにビチャビチャ。さらに久々のアルプスで興奮したのか昨夜は一睡もできず。しかも、最近加齢のせいであろうか、筋肉のリカバリーが遅く未だ筋肉痛。少々コンディション難ではあったが、序盤から頑張る相変わらずの”生き急ぐオッサン”。

ルートの感想としては、終始ゆるやかな登りが続くのでそれほど厳しい感じではなかった。「こんな調子で2000mも上がれるのかなぁ」と思ったくらいだ。ずっと似たような樹林帯が続くので少々飽きてくるのが難点。そんな感じで調子よく歩いていたのだが、駒石あたりから前回同様にまたもや急激に歩みが遅くなった。忘れていた筋肉痛がぶり返したのか足が重い。息が荒く、頭痛や指先の痺れも出てきた。いつものプチ高山病っぽい症状だ。初めてこのルートを登った時の悪夢が蘇る。「どうした俺〜今回もまたか俺〜情けないぞ俺〜」といつもの豆腐メンタルも顔を出し始める。残念ながら成長の姿を見せること叶わず、まるでゾンビのように山頂目指して一歩一歩と進むのであった。

何とか辿り着いた山頂は独り占め。ガスに覆われて展望はないが、時間はあるのでちょっと粘ってみることにする。南駒ヶ岳方面が少し晴れてはくれたが、大展望という訳にはいかなかった。それでも久々のアルプスの景色にご満悦の私。南駒ヶ岳あたりまで縦走してみようかとも思ったが、午後から天候が崩れそうだったし、ガスも晴れなさそうだったので、1時間ほど山頂で過ごして下山開始。途中で5、6名のハイカーさんとすれ違った。

足が濡れてしまったので、皮膚が擦れて痛みが出てきたが頑張って下る。最近では下りにも慣れてきて、ホーム猿投山に限ってはトレランさんにもついていけるくらいになった。マセナギの先の分岐で、下から走ってくる空身のトレランさんと遭遇。そこで折り返して下るようだ。強者の匂いがプンプンする方だったが、「ちょっと付いて行ってみようかな」と生意気な私。しかし、彼のスピードは凄まじく、足場の悪い所にも平気で足を置き、ジャンプの連続のような感じで下って行く。「このスピードでは間違いなく大事故」と恐怖した私は早々に諦めた。自称”猿投山のローリングストーン”の私であったのが、その自信は見事に砕かれ、危うく本当に転がる石のように滑落&大怪我するところだった。何はともあれ、ともかく衝撃的なスピードだった。

そんなこともありつつ、何とか無事下山。久々のアルプスだったが、体が鈍ったどころかパワーアップして帰ってこれたようで何より。猿投山でトレーニング(略して"さなトレ")した成果が出ているようだ。今期のアルプスでは小屋の営業を控えるところも多く、コロナ第2波も気になるところではある。まぁこの調子で体力維持に努め、タイミング見計らって『Alps OneDay Long HIke』にチャレンジしたいものだ。

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利用交通機関:
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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5
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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
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