記録ID: 2443026
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無雪期ピークハント/縦走
増毛・樺戸
南暑寒岳…炎天下 クマにおびえた 雨竜沼🐻
2020年07月19日(日) [日帰り]
北海道
- GPS
- 09:07
- 距離
- 17.8km
- 登り
- 782m
- 下り
- 768m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:22
- 休憩
- 2:45
- 合計
- 9:07
7:41
1分
雨竜沼第一駐車場
7:45
7:47
11分
南暑寒荘
7:58
7:59
10分
第一吊り橋
8:09
8:10
3分
白竜の滝分岐
8:13
8:14
3分
白竜の滝展望台
8:17
8:19
30分
第二吊り橋
8:49
8:50
23分
ペンケペタン川左岸
9:13
9:14
0分
靴底洗い場
9:14
6分
湿原入口テラス
9:20
9:24
19分
湿原テラス
9:43
9:52
3分
大沼
9:55
0分
浮島橋分岐(湿原入口)
9:55
9:56
4分
浮島橋
10:00
10:12
3分
コウホネ沼
10:15
10:17
1分
ひょうたん沼
10:18
10:20
5分
トンボの沼
10:25
11分
南暑寒岳分岐(湿原出口)
10:45
10:46
2分
馬形の枯木
10:48
59分
小さな湿地
11:47
11:48
2分
展望台
12:57
12:58
61分
展望台
13:59
14:00
2分
小さな湿地
14:02
14:03
6分
馬形の枯木
14:45
29分
南暑寒岳分岐(湿原出口)
15:14
15:15
7分
ヒツジグサの沼
15:22
2分
浮島橋分岐(湿原入口)
15:24
15:29
3分
大沼
15:32
15:38
5分
湿原テラス
15:43
1分
湿原入口テラス
15:44
9分
靴底洗い場
15:53
15:55
15分
ペンケペタン川左岸
16:10
16:11
2分
第二吊り橋
16:13
1分
白竜の滝展望台
16:14
6分
白竜の滝分岐
16:20
16:21
9分
第一吊り橋
16:30
16:31
0分
南暑寒荘
16:48
雨竜沼第一駐車場
天候 | はれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
【道路】 <往路> ・旭川市🏠(5:32)⇒道央自動車道 旭川鷹栖IC.⇒道央自動車道 深川IC.⇒地方道79号線⇒国道12号線⇒道道279号線⇒道道432号線⇒町道⇒雨竜沼湿原ゲートパーク第一駐車場👣(7:17) ・走行距離79.9km…1時間45分(うち買物1回、観光1回…21分) <復路> ・雨竜沼湿原ゲートパーク第一駐車場👣(17:07)⇒町道⇒道道432号線⇒道道279号線⇒国道12号線⇒地方道79号線⇒道央自動車道 深川IC.⇒道央自動車道 旭川鷹栖IC.⇒旭川市🏠(18:26) ・走行距離79.9km…1時間19分 <有料道路> 往路:旭川鷹栖IC.−深川IC. 620円(ETC休日割引) 復路:深川IC.−旭川鷹栖IC. 620円(ETC休日割引) 《駐車場》 【雨竜沼湿原ゲートパーク第一駐車場】 ・約70台の駐車が可能。到着時33台、下山時4台の駐車あり。 ・ゲートパーク内にトイレあり(水洗) ・料金:無料 ・隣接して手前に第二駐車場あり。約70台の駐車が可能。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山道は整備され、危険個所はない。 ・第一吊り橋、第二吊り橋ともに、6月中旬から10月上旬まで通行可能。それ以外は撤去される。 ・湿原入口の沢で靴底を洗い、雑草の外来種を持ち込まないようにする。 ・木道は二手に分かれ、時計回りの一方通行になっている。 ・湿原内には日陰はなく、直射日光を遮るところがない。 ・湿原先の展望台〜南暑寒岳にかけて、ヒグマの痕跡が多い。20個以上の糞があり、中には新鮮なものもある。また、至る所に土の掘起こしがあり、クマさんの台所であることが一目で分かる。道の脇には、好物のハクサンボウフウが生い茂っている。 ・馬形をした枯木〜南暑寒岳の急坂に至るまでの平坦な場所は、特に痕跡が多く要注意である。進むごとに恐怖を感じた。 ・ヒグマ出没情報が相次いでいる。湿原には、夕方16時から早朝7時まで立入らないように注意喚起されていた。 【管理人さんからのヒグマ情報】 ・雨竜沼湿原から南暑寒岳にかけては、2〜3頭のヒグマが住んでいる。2頭は夫婦であり、雄熊が”寒太”、雌熊が”恵子”とのこと。未確認であるが、夫婦の間には子熊がいるようである。子熊はすでに親離れをしている様子。 ・非常に頭がよく、臆病なクマさんたちなので、人間を完全に避けている。活動は夜間のみ。そのため、日中に出会う可能性は少ない。 ・ハクサンボウフウ等の植物を食べており、人間の食べる食品類には手を付けていない。入山者の食べ残し、飲みこぼしが少ないと思われる。 ・食事のための掘起こしは以前から多く見られたが、縄張りを示すための爪痕を残す掘起こしが最近になって見られるようになった。登山者と接触した可能性があり、威嚇的な行動をしているのかもしれない。縄張り意識の強い動物であり、その中で出くわすことは非常に危険。不意に出くわした場合には、相当な威力で追い払おうとするため、命の保障はない。 ・現在までのところ、ほとんどの入山者がルールを守っており、大事には至っていない。 ・今後もクマさんとの共存・共生を図りながら、湿原を利用していくことが重要。 (湿原でのお願い) ・不意な遭遇を避けるために、クマ鈴やホイッスル、拍手などで、こちらの存在を知らせる。 ・食べ物のポイ捨てや落としものは厳禁。飲み物をこぼすこともダメ。 ・活動時間である16時から7時までは入山しない。 ・クマよけスプレーを使用することは出来る限り控える。痛い目にあったクマは、必ず攻撃してくるようになる。敵対心を芽生えさせないように。 (気づき) ・掘起こしは等間隔にあり。ハクサンボウフウを間隔を開けて食べていることが分かる。食べるものと、生かすものとを区別しており、将来の食を残しておくための知恵だと思われる。現代人の資源乱獲の愚かさが身に染みた。 ・糞は敢えて登山道にしている。人の手が入ったところにマーキングをしているかのようである。開拓された登山道も自然破壊の一因であることを実感した。 ※ヒグマは、非常に利口で、可愛らしい動物です。この湿原では、そんなクマさんと共存・共生ができており、とても素晴らしい環境です。このような自然が残っていることを嬉しく感じるとともに、人間の側からルールを守っていくことが何よりも大切であると強く思った。 |
その他周辺情報 | 【尾白利加(おしらりか)ダム】 ・尾白利加川を堰き止めて造られた農業用ダム。暑寒湖と呼ばれている。 ・登山口に行くまでの道道432号線沿いにある。霧が立ち込め幻想的な風景であった。 https://www.town.uryu.hokkaido.jp/soshiki/doboku/oshirarika-dam.html 【雨竜沼湿原ゲートパーク】 ・雨竜沼湿原への登山道入口にある公園。キャンプ場、山小屋(南暑寒荘)、管理棟、トイレ棟がある。 https://www.town.uryu.hokkaido.jp/soshiki/ringyou/gatepark.html 【雨竜沼湿原管理棟】 ・雨竜沼湿原ゲートパーク内にある。 ・入山届はここで提出する。最新のヒグマ出没情報が得られる。 ・入山時に環境美化整備協力金500円を支払う。代わりに雨竜町の各種施設(温泉、道の駅、商店街)で利用できる100円割引券の4枚セットがいただける。すべて利用すれば400円の割引になる。コンビニでも使えるので有難い。https://www.town.uryu.hokkaido.jp/soshiki/ringyou/shitsugen-gaiyou.html |
写真
装備
個人装備 |
行動着(WIC.Tシャツ / WIC.長袖シャツ / トレッキングパンツ / 下着パンツ / 靴下 / 帽子(スティングレイハット ) / グローブ / ゲーター / 登山靴)
防寒着(ストームクルーザー(下) / ウルトラライトダウン / ウインドシェル(パーサライトジャケット))
予備着(フリースハイネック / ヒートテック / ハイソックス / フリースグローブ / ウォーマーキャップ)
ザック(リッジラインパック30)
登山道具(1/25000地図 / 登山計画書 / 地図ケース / コンパス / サングラス / サングラスストッパー / 腕時計(LAD WEATHER) / タオル×2 / クマよけ鈴×2 / クマ撃退スプレー / ホイッスル / 軽アイゼン / アーミーナイフ / トイレットペーパー)
緊急道具(ヘッドランプ / 予備電池 / エマージェンシーシート / ライター / マッチ / 予備靴紐)
救急道具(テーピング / ファーストエイド / 消毒液(マキロン) / 塗り薬(メンターム) / 踵用サポーター / 下腿用サポーター / ポイズンリムーバ / ポケットティッシュ / ウェットティッシュ / ハッカ油 / 日焼止め)
食事道具(バーナー / ガスカートリッジ / チタンボール / 割箸×2 / レジ袋×5)
生活用品(ポケットティッシュ / ウェットティッシュ / レジ袋×5)
カメラ(スマホ / 一眼レフカメラ / コンパクトデジカメ / 予備電池×3 / 偏光フィルター / 一脚)
その他(財布 / 車キー / 運転免許証 / 保険証 / 各種カード(ETC / JAF / モンベル)/ 貴重品防水袋×2 / コンタクトレンズ予備 / メガネ / メガネケース / たばこ / ライター / ポケット灰皿 )
食事(おにぎり(おかか・昆布) / カップめん(日清濃くてうまいmiso / りんごパイ / パンケーキ)
行動食(サラダピーナッツ / 新ポテトうす塩)
非常食(かっぱえびせん×1 / フルーツゼリー×4 / 輪切りりレモン / ミックスナッツ×2 / はちみつキャンディー×5 / マンゴーチョコ / 小袋チョコ×6)
飲料(水2L / スポーツドリンク(ポカリスエット)900ml)
【計11.0kg】
|
---|---|
備考 | 【反省点】 ・写真の撮り過ぎのため、下山時刻が遅くなった。 【思い出の曲】 Mgmt "She Works Out Too Much" Panic! At The Disco "The Overpass" Paul McCartney "I Don't Know" |
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コメント
この記録に関連する登山ルート
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tomoyamasyanさん こんばんは(^-^)
素晴らしい天気に恵まれ、美しい池塘、草原と綺麗なお花達🌸、お写真が全て綺麗です💗
とても気になるのが、最後の熊の写真です。
結構な至近距離にいたのでしょうか?
moontopazさん、こんばんは🌙😃❗
ありがとうございます。
雨竜沼、すごく素敵でした。
クマさんの写真は、管理事務所に飾ってある写真を撮らせていただきました。管理人さんからのご好意です。写真のクマさんは、実際に雨竜沼で生息しているそうです。
また、管理人さんからは貴重なお話もたくさんしていただきましたので、後日に追記させていただきます。
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