記録ID: 2524741
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無雪期ピークハント/縦走
東北
秋田駒ヶ岳
2003年08月16日(土) [日帰り]
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 897m
- 下り
- 894m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 3:55
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 5:15
東北山行の四日目、秋田駒ケ岳に登る事にする。盛岡市内から車で約1時間、国見温泉から登る事にした。国見温泉は秋田駒ケ岳の南側に沸く硫黄泉の温泉で、日帰り登山者用の駐車場に車を入れると、何と駐車場の出入口の脇から硫黄混じりの御湯が吹き上がっていた。さすが温泉の湧く東北の山だ。手早く身支度を整え登り始める事にする。
今日は天気予報も良く、青空の下、温泉の脇から快調に登り始めた。丸太の階段が所々に設置された登山道を40分程登っていくと、山頂部から南西に伸びる横尾根に出る。ここからは所々で展望の開ける横尾根に沿って登って行く事になるが、前方の山頂部を遠望すると、雲がかかっている様だ。平地は天気が良くても、湿気を帯びた風が山越えをする日には、得てして高い山はガスに覆われる事が多いものだが、今日が正にそういった日の様だ。大焼砂からは、火山砂礫を踏みしめながら登るようになるが、次第に風が強くなりガスが流れる中を、前屈みになって進むようになった。登山道の周囲にはコマクサが咲いていて、目を楽しませてくれるのがせめてもの救いで、展望の無いガスと風の中、単調な登りが続く。
横岳からは一旦、阿弥陀池に下り最高峰の男女岳に登り返すルートで、横岳辺りからは複雑な山頂部の地形が楽しめる筈であったが、全く視界が開けないのが残念だ。秋田駒ケ岳には北側の八合目までバスが登っていて、ここから山頂部を目指す人が多い様であり、横岳から先は大勢の登山者に混じって登る様になる。ガスで視界が利かなかったが、四方の霧の中から声が聞こえて来ていて、もし晴れていたら人、人、人の光景が広がっていたかもしれない。ガスも喧騒を覆う幽玄さの表出と思えば、まあいいか
今日は天気予報も良く、青空の下、温泉の脇から快調に登り始めた。丸太の階段が所々に設置された登山道を40分程登っていくと、山頂部から南西に伸びる横尾根に出る。ここからは所々で展望の開ける横尾根に沿って登って行く事になるが、前方の山頂部を遠望すると、雲がかかっている様だ。平地は天気が良くても、湿気を帯びた風が山越えをする日には、得てして高い山はガスに覆われる事が多いものだが、今日が正にそういった日の様だ。大焼砂からは、火山砂礫を踏みしめながら登るようになるが、次第に風が強くなりガスが流れる中を、前屈みになって進むようになった。登山道の周囲にはコマクサが咲いていて、目を楽しませてくれるのがせめてもの救いで、展望の無いガスと風の中、単調な登りが続く。
横岳からは一旦、阿弥陀池に下り最高峰の男女岳に登り返すルートで、横岳辺りからは複雑な山頂部の地形が楽しめる筈であったが、全く視界が開けないのが残念だ。秋田駒ケ岳には北側の八合目までバスが登っていて、ここから山頂部を目指す人が多い様であり、横岳から先は大勢の登山者に混じって登る様になる。ガスで視界が利かなかったが、四方の霧の中から声が聞こえて来ていて、もし晴れていたら人、人、人の光景が広がっていたかもしれない。ガスも喧騒を覆う幽玄さの表出と思えば、まあいいか
天候 | 霧 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2003年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
|
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