野口健の富士山清掃活動参加
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2004年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
写真
感想
【富士山を世界遺産に】
たしかナスダックジャパンのメルマガで、「野口健と一緒に富士清掃登山の活動」というのを見つけ、さっそく申し込みをして出かけてきました。富士山を世界遺産に、という意図があった活動のように思いますが、たまには世の中に貢献しようと思い立ったわけです。http://www.noguchi-ken.com/M/2004/08/post-188.html
貸切バスに分乗し新宿を早朝に立ち、昼前に西湖に到着し、清掃時間は2時間くらいだったかの短時間で大して疲れませんでした。野口さんの楽しい講演を聞いたあとは富士山の見える気持ちの良い公園で富士山を眺めながらゆっくりと昼食を摂り、その後は青木ヶ原の散策コースをコウモリ穴の駐車場まで歩き、バスで新宿まで戻ると夜になっていました。
清掃の方はというと、車道すぐ脇の樹林に冷蔵庫やタイヤ、ガラスなどのゴミ類が沢山埋まっており、トラックで何度か運ばないといけないくらいの量になりました。清掃している周りに、ところどころ、事件現場の立ち入り禁止のテープみたいなのが張ってあり、さては何かあったところなのかなとちょっと不気味でした。
散策した青木ヶ原の樹海には、近くを彷徨う人たち向けに呼びかける電話連絡先の案内標識などがところどころに立っており、こちらも気持ち悪かった記憶があります。コース脇には人間が入れそうなくらいの大きさから小さなものまで風穴様の隙間が地面にたくさん開いており、危険な感じがありました。確か青木ヶ原散策のガイドさんの話によると、富士山の噴火によって流れ出た溶岩が固まる時にできた隙間の穴ということでした。また、樹木の下のローム層の下はすぐ溶岩なので木の根が下に伸びられず、地表の上に這うように出ており、木の根を避けるようにして歩いているといつの間にか方向感覚が無くなって、道に迷いやすくなるとのことでした。ベテランのガイドさんも一度迷ったことがあり、長時間彷徨い歩いた末にやっとこさ歩道に出られて安心したと言っていました。こわいですね。
それでも多少なりとも社会貢献したという充実感のある活動でした。多くの人が参加して盛り上がると良い活動です(十分盛り上がっているかもしれませんが)。講演内容も面白く、ボランティアで熱心に諸活動を続けている野口さんのファンになりました。
[記録、公開は2012年12月]
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する