奥手稲山の家 小屋番
- GPS
- 26:54
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 394m
- 下り
- 385m
コースタイム
小屋9:40-10:50林道終点11:00-11:30林道入口
天候 | 日中は晴れ時々雪。朝晩雪。 強い寒気が流れ込んでおり冬型バッチリだが、この辺りの山域はだからこそ晴れる! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
1ヶ月ぶりの小屋番で小屋は雪を被っていて寂しそうだった。 お客さんはなし。 雪は良い感じで溜まってきている。 |
写真
感想
初雪が降って以来小屋番に行けていないという現役からの懇願を受けて久しぶりの小屋番へ。
積雪量は12月としては結構多く、トレースもない中、みんなでラッセルを回しながら林道終点まで。林道終点で、1人少しスキーをして、デッパ。第一、第二渡渉点のあたりは、どう考えてもいつもならば繋がっているレベルのはずのスノーブリッジがつながっておらずシビア。
普通、SBというのは、両岸から張りだしてきてそれが手を取り合うような形でつながって端となるのだが、両岸が垂直に切れ落ちている。なんで!?とりあえず、行けそうなところを慎重に渡って進んでいく。
林道分岐を過ぎて、その後のSB位からは普通のスノーブリッジとなってきて、明らかに今までのスノーブリッジと形が違う。なるほど、先週までの敗退した小屋番で徹底的にSBを壊してたんだなって言うことが分かるとともに、むしろここまですらイケてなかったのか!?ということに衝撃を覚える。
そんなこんなで、あとは大体つながってたり、結構ギリギリだったりするSBを選びつつ沢の屈曲まで行き、そこからは小屋を目指して斜面を登り、小屋前のトラバリ斜面をトラバースして小屋まで。
小屋は、1ヶ月以上放置されて、例年の3倍だか4倍だか言っている札幌の積雪量を表すかのように、身長以上の雪が屋根の上に乗っかっていていかにも重そう。これくらいで雪国の建物は潰れるわけはない、と思いつつ、これくらいで雪かきしなければやばいよなぁとか思いつつ、ストーブを炊きながら雪かき開始。当然のごとく、ユートピアにスキーを滑りに行く時間もなく、夕方までかかっても小屋の前には背丈を超える雪山が。。。とりあえず、暗くなったし辞めようかということで小屋に入って、食計作って、小井戸の誕生日イブ祝って、3Fの屋根の雪を落とすためにストーブをガンガン焚いて酒を飲む。結局日をまたいだあたりで片側だけだが雪が落ちたので沈。
翌朝、飯を食って、掃除をしながら並行して雪はね開始。とりあえず、3Fの雪が落ちなかったので、これだけは降ろそうということで霧のいいところまでやろうかと言っていたら全部落として意外と綺麗になるまで雪はねができた。まぁでも全然足りないので次回行く人よろしくお願いします。
そして、小屋前のトラバリ者面でスキーを一回滑って、あとは行きできた道をサーッとスキーで下っていく。SBがある辺りは結構SBが微妙だったこともあってシール。そして、ジェットにもならない林道サーっと下って、下山。
あとは、小金湯によって、ミーティングして、クリスマスイブのパーティーをまたたびで行なって、本日は修了。お疲れ様でした。
これが小屋番として奥手稲山の家に行くのは最後になるのかと思うと意外と感慨深いものがある。次回はいつ来るのかもわからないが、これからも小屋には綺麗であってほしいものだ。
ちなみに、ルートととして、もうSBなどは完成しているので、小屋には問題なく来れます。
また、小屋の周りのスキー斜面もまだ一部カンバの木が雪面に出てたりしますが、雪稜もあって十分に楽しめます。
石炭も豊富にあるので、ぜひとも奥手稲山の家にお越しください。
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