朝飯前の初日の出 生駒山から元山上千光寺

2013年01月01日(火) [日帰り]

• GPS: 03:20
• 距離: 10.7km
• 登り: 192m
• 下り: 651m

コースタイム

6:40生駒山7:30(初日の出拝謁)-7:50暗峠-8:00大原山8:25-8:40鳴川峠
-9:10千光寺(初詣)9:20-9:30揺らぎ地蔵-9:50音の花温泉(入浴)10:40-10:45東山駅

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

電車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

大晦日から近鉄は終日運行。
生駒ケーブルも元旦は5時頃から運行しています。

コース状況／危険箇所等

コースには問題ありませんが、初日の出を見ようとケーブル・車(信貴生駒スカイライン)・登山と、
とにかく人がごった返しているので、この時間に行ったのではいいポジションは確保できませんでした。
と言いながら、来年以降に備え穴場ポイントはちゃんと見つけておいたのは言うまでもありませんが…。

鳴川峠からの下りは水の流れている所があります。
水が凍ったり霜柱になったりしていますが、日の出以降気温が上がってくると徐々に融けてヌタ場状態になります。
数ヶ所でずる〜っと滑った足跡がそのまま凍ったのを目にしました。
けが云々の前に泥ケツは御免被りたいものです。

写真

1/1 6:30

時間がないのでケーブルで山頂を目指します。
ピタパは使えません。

1/1 6:18

生駒ケーブルに乗るのは15年ぶりくらい。
当時はミケやブルはなかったのですが、今回も普通の車両に乗りました。

1/1 6:31

宝山寺でスイートに乗り換え。
早朝から初日の出見ようとする人で満員です。

1/1 6:55

山頂も人で混みあっていてよいポジションはとれそうもありません。
気付くとNHKのTV塔にたくさん人が登っています。
あそこからなら遮るものなくよく見えそうです。
警備員がやってきて下りるよう大声で注意していましたが、誰も動きません。

1/1 7:01

動物ショーの観客席らしき場所に陣取りましたが、梢が邪魔です。

1/1 7:11

それでも日が昇り始めるとテンションが上がります。

1/1 7:11

梢が邪魔です。
障害の多い2013年を象徴しているのでしょうか。

1/1 12:40

霜柱の花。
なぜか直径3�僂�らいの部分だけ長く成長しています。

1/1 12:40

何度も来た生駒山ですが初めて三角点に触りました。

1/1 7:52

朝の暗峠。

1/1 8:02

大原山。
ぼくらの広場から西に大阪平野を展望。
今日は淡路島は霞んで見えません。

1/1 8:03

南に伸びる生駒山地。
信貴山の向こうに葛城山が高く霞んでいます。

1/1 8:03

北に生駒山。

1/1 8:04

足元に花園ラグビー場。
今日は高校ラグビーの3回戦が予定されていますが、まだ誰もいないようです。

1/1 8:23

キタの高層ビル群の上を飛行船が飛んでいます。
中央右寄りに白く楕円形に見えています。
何度も旋回していました。

1/1 8:42

鳴川峠は立体交差。
橋を渡らず左に折れて元山上を目指します。

1/1 8:43

信貴生駒スカイラインの下をくぐります。

1/1 12:49

東斜面は日が当たって暖かい枯葉の道です。

1/1 12:49

昔は石畳の道だったようですが、今は一部が残っているだけです。

1/1 12:50

元山上千光寺。
役行者が修験道を開いたとされる場所です。
ここで修業を積まれた後、大峰に修業の場を移されたため、大峰の山上ヶ岳に対して元山上と呼ばれています。

1/1 9:11

日頃大峰で遊ばせていただいている身としては、お参りしていかないわけにはいきません。
山門をくぐると、奉納された役行者の石像がずらりと並んでいます。

1/1 9:13

今年の初詣です。

1/1 9:22

鳴川の集落の中にある揺るぎ地蔵。
お参りすると体の悪い所の痛みが緩むのだそうです。
お参りしたのですが、お願いするところが多くて覚えてもらえなかったかも。

1/1 10:12

東山駅の手前の音の花温泉。
ぬるすべ感の強い泉質と県内一ではないかと思われる広〜〜い露天湯が心地よい温泉です。

1/1 10:41

平群町コミュニティバスのバス停。
長屋くんは長屋王のことで町内に墓があります。
左近くんは関ヶ原で勇名を馳せた島左近で、平群の出身のようです。

1/1 10:41

南生駒駅の手前あたりで電車内から見た生駒山。
やはりこの辺りから見た生駒山が一番好きです。

撮影機器：

PENTAX Optio W60 PENTAX

感想

ikomaniyon

例年初日の出は生駒山の中腹鬼取町の棚田で迎えます。
目の前に生駒谷とその向こうに矢田丘陵が広り、その向こうから日が昇る光景はなかなかの穴場なのですが、
こちらが日の出を迎える数分前に背後の山頂で歓声が上がるのがなんとなく悔しいので、
今年は山頂に行ってみることにしました。

ある程度は想像していたのですが、山上遊園地を埋めつくす人出は想像の十倍百倍。。。
ケーブルで来れるのだから考えてみれば当たり前なのですが。
しかも、梢が邪魔をして直接日の出を見られる場所がほとんどない。
決してほめられたことではありませんが、遊園地の施設内に入り込んで少しでも条件の良いところを探してしまいます。
TV塔の上は論外と思いますが、五十歩百歩ですかね。
ということで、来年からは鬼取町か朝寝か思案のしどころです。

登りを怠けた分少しでもと鳴川峠まで稜線を歩き、千光寺に参り、朝湯を楽しんで帰りました。
ということで、それなりに山を楽しんだのですが、元旦の朝食には間に合わず(朝飯前ではなくなった…)、
うちの山の神から遅いとお叱りを受けてしまいました。
携帯を忘れていったため途中で連絡ができなかったのもまずかったようです。
新年の反省初めでした。