浅間山・鷹巣山（箱根湯坂路）

2013年01月02日(水) [日帰り]

• GPS: 07:55
• 距離: 14.1km
• 登り: 805m
• 下り: 787m

コースタイム

箱根湯本駅8：55−9：15湯坂路入口9：16−11：40浅間山11：46−12：15鷹巣山（昼食その1）13：00−13：10国道1号出合（箱根駅伝観戦）13：30−14：25畑宿（昼食その2）15：10−16：50箱根湯本駅　　（休憩除く）【登り】2時間43分（標準2時間35分）【降り】2時間45分（標準2時間45分）【合計】5時間28分（標準5時間20分）

天候

晴れ、時々曇り　　強風　　気温6℃

アクセス

利用交通機関：

電車

【往】品川7：10（JR東海道線）8：25小田原8：34（箱根登山鉄道）8：50箱根湯本　【復】箱根湯本17：15−17：35小田原17：46−18：55品川

コース状況／危険箇所等

登りの湯坂路は道幅も広く、傾斜も緩やかで、快適です。ただ一度だけ近くの雑木林で、バキッと二度続けて木の枝を折る大きな音がしたので、イノシシがいるかもしれません。降りの旧東海道は殆どが舗装された自動車道で、道幅が狭い（歩道が無い）ので、車の往来に注意を払う必要があります。時々、歩行者を無視した走りをする輩がいますので。

写真

1/2 9:15

国道1号から湯坂路への入口

1/2 9:25

鎌倉時代の古道である湯坂路の登り始めは、石段が続く

1/2 9:43

雑木林の枯れ落ち葉の中を行く

1/2 9:50

所々、古い石畳が残っている

1/2 10:08

檜の林、根がすごい

1/2 10:28

冬の風物、枯れススキ

1/2 10:56

湯坂路の途中からは霜柱が立っていた

1/2 11:40

気持ちの良い浅間山山頂（802m）

1/2 11:41

浅間山山頂から見た駒ケ岳（1327m）と神山（1438m）

1/2 11:56

小涌谷分岐から見えるピラミダルな金時山（1212m）。富士山登頂時もそれと分かった特異な山容ですね。

1/2 11:56

眼下に広がる小涌谷温泉郷

1/2 12:03

鷹巣山への登り。木道と石畳が並列している、何故？石は滑りやすいため？

1/2 12:07

鷹巣山直下は石段が続く

1/2 13:25

湯坂路と国道1号の出合。そこは箱根駅伝往路の真っ最中だった！

1/2 13:33

畑宿への降りは丸太の階段から始まる。修復中でした。有難うございます。

1/2 13:53

途中はこんな素敵な山道に

1/2 14:10

不思議な岩壁、落石注意です。

1/2 14:11

大きく褶曲していました。

1/2 15:30

畑宿の旧東海道石畳の小道

1/2 15:32

雑然とした手造りの石畳、雨の日はよく滑ると思われます

1/2 16:48

箱根湯本の商店街にある干物屋

撮影機器：

Canon PowerShot SX130 IS Canon

感想

へのへのもへじ

　今年始めの山行は正月でもあるので、のんびりとしたコースをと考え、温泉もある箱根の湯坂路を登って行くことにしました。浅間山（802m）と鷹巣山（834m）を縦走し、二子山（1091m、1065m）の中腹をぐるりと回って、旧東海道を箱根湯本へ下って行く予定でした。湯坂路は傾斜がゆるく、道幅も広いので、快適に登って行けます。鎌倉時代の古道なので、登り始めは、歴史を感じさせる古い石段が続き、途中から雑木林、檜林、松林、ススキヶ原と尾根道が変化していきます。今日は登りの最中ずっと強風続きで、ガスコンロが使えず、昼食を二回に分けることになったほどです。このコースには湯坂山城跡、鷹巣城跡と二箇所城跡（砦跡）がありますが、現在では専門家以外ほとんどその痕跡を識別することは難しく、今となってはもはや兵どもが夢の跡を偲ぶことは出来ませんでした。今回びっくりしたのは、鷹巣山を越え、湯坂路が国道1号に出合った時、今まさに箱根駅伝往路で先頭集団がやって来るところに遭遇したことでした。何という幸運！しばし応援観戦となりました。ただ、この出来事により、二子山周回は断念することとなり、畑宿へショートカットすることにしました。畑宿への降りは変化があって、それなりに楽しめます。畑宿からの長い旧東海道はほとんどが歩道のない狭い車道で、一部石畳古道を除いて単調な歩きとなります。最初の予定では、奥湯本にある温泉施設「天山」へ立ち寄り、汗を流して帰るつもりでしたが、駐車場が車で満杯だったので、湯船を想像し、入浴をあきらめました。箱根の温泉は平日が良いかも知れませんね。