唐松岳 黒菱より 思いがけない絶景が!
- GPS
- 07:07
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 1,319m
- 下り
- 1,311m
コースタイム
- 山行
- 5:54
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 7:07
5:00 安曇野穂高発
5:55 黒菱駐車場着
<復路>
13:20 駐車場発 道の駅経由
15:30 自宅着
天候 | 曇り 眺望よし |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
問題ない |
その他周辺情報 | 白馬村 日帰り温泉8カ所 スノーピークランドステーション白馬 |
写真
感想
2020年(令和2年)9月16日(水)
唐松岳 黒菱より 思いがけない絶景が!
一日中曇りの予報がでていた。
景色は期待せず、トレーニングを兼ねての1年ぶりの唐松岳へ向かう。
まだ薄暗い白馬村平川橋付近に通りかかると、朝日が差し白馬三山はオレンジ色に輝いていた。
今日は曇りで展望はないものと思っていたのでここがチャンスと写真を撮る。
黒菱に着きゲレンデを登り始める。
いつもながらリフト横のコンクリート坂はきつい、前になかなか進まない。
早立ちの方が何人か黒菱より歩き始めている。
曇り空ではあるが思っていた以上に視界は良く白馬三山が見られた。
八方山荘への登りでは雲が少しかかるものの五竜岳・鹿島槍ヶ岳も迫力ある姿を見せた。
八方山荘から尾根伝い方面で登り、光差す明るい白馬三山も撮影することができた。
この時点で後は曇っても良いと思い登る。
トイレ休憩所から先右手に白馬三山、左手に鹿島・五竜岳を眺めながら進み、八方池へ着く。
曇ってはいるが視界良好、池に映る逆さ白馬三山を撮影することができた。
風も穏やかで、なんとしばらく待つと鏡に映る白馬三山・不帰𡸴が!
何度か来ているがこれだけ穏やかに池に映る白馬三山は初めてだ。
曇り空だが雲海に浮かぶ山々。
丸山ケルン辺りからは頸城三山・高妻山、遠くには八ヶ岳・南アルプスが見られる。
もちろん白馬三山・不帰𡸴もくっきりと荒々しい山肌を眼前に広げていた。
未だ通行できないのか唐松山荘に着く寸前険しい冬道へ。
その道を山荘上部に登り上げると、目の前に思いがけない絶景が待っていた。
視界が開け、北アルプスの山々始め360度の展望。
唐松岳の山頂方面、立山・剱岳の黒々とした山並み、五竜岳のどっしりとした山容がひときわ目立つ。
その絶景を楽しみながら山頂へゆっくりと登り上げた。
山頂では富士山までが八ヶ岳・南アルプスの間に姿を現した。
剱岳・立山から薬師岳、黒部五郎の頭、赤牛・水晶そして鷲羽岳、手前に唐沢岳、野口五郎の大きな山並み、その先に槍ヶ岳・穂高が五竜岳の肩にシルエットで見られた。
目の前に鹿島槍ヶ岳を隠し堂々と聳える五竜岳の迫力、不帰𡸴は白馬も飲み込むようにその荒々しい峰々をむき出す。
当初景色は期待していなかったので、思いがけない絶景!ということだ。
紅葉はこれからだが、白馬三山・鹿島・五竜に色づいた木々が似合う
花は少ないがイワギキョウ、オヤマソバが咲いていた。
八方池には数は少ないがシモツケソウが曇り空を明るくしていた。
真っ白い雲の中の山を思い描き登ったが、思いかげず絶景が広がった唐松岳。
山の天気、山の様相は分からない。
山は晴れていても眺望のないときもある。
黒菱に下山、着くときには雨がぽつりとあたった。
ふるちゃん
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