瑞牆山【瑞牆山荘〜山頂〜瑞牆山荘〜増富温泉】
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 682m
- 下り
- 1,188m
コースタイム
9:50 富士見平小屋
11:30-11:50 瑞牆山山頂
12:50-13:10 富士見平小屋
13:40-13:50 瑞牆山荘
14:50 増富温泉増富の湯
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
今シーズンの冬季運行は、1月3日で終わりです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
瑞牆山荘と富士見平小屋の間、林道を過ぎた辺りから凍結箇所が増えていき、富士見平小屋を過ぎると山頂まで全面凍結です。天烏川も完全に凍結していました。 雪はそれほどありませんが、登山道は全面凍結なのでアイゼンは必須です。なければ歩けません。 自分は6本爪でしたが、すれ違った人は大半が前爪があるアイゼンでした。 |
写真
感想
2013年の登山は、瑞牆山からスタートです。
無雪期の登山は、日帰りのみですがソコソコ経験してきたつもりですが、冬山は全く経験がなく、瑞牆山が冬山初体験でした。アイゼンを着けて歩くのも初めてなら、氷点下の山を登山するのも初めて。今後の課題が見えてきた登山でした。
瑞牆山は、ずっと行きたかったものの中々足が向かない山の1つでした。東京から公共交通機関で行くとかなりの時間がかかる割にはアッサリと登れてしまうので、物足りない感じがするのと同時に、その手軽さからいつも混雑している印象があり、金峰山にはいっても瑞牆山はスルーしていました。
でも、雪山初体験の山としてはその手軽さが逆に魅了的ですし、この時期なら混雑している事もないと思い、バスが運行しているこの時期を狙って行ってきました。
瑞牆山荘から富士見平小屋の途中から登山道は凍結していましたが、アイゼンを着けるタイミングがわからず、富士見平小屋の少し先まではアイゼンを着けずに歩きました。今考えれば、もっと早く着けるべきだったと思います。アイゼンを着けるまではツルツル滑る足元におっかなびっくりでした。
アイゼンを着けると、今度は慣れない足元におっかなびっくりです。本当にそのまま引き返そうかとも思いましたが、もう少しもう少しと歩いているうちに、少しずつアイゼンの感触に慣れてきました。
それでも、無雪期であればサクサクと登れるような登山道ですが、全面凍結の登山道は一歩一歩足元を確かめながらしか進めません。前半はかなり慎重に登っていきました。
すると、足の爪先がかなり冷えて来ました。軽い痛みがあるような感じです。このくらいでは凍傷にはならないだろうと思いながらも、冷たくて動かしにくくなっているのは確か。これを治すには体温をあげるのが手っ取り早いと思い、ペースを少しずつあげました。
体温があがったのか爪先は徐々に暖まってきましたが、今度は汗をかいてきました。それでも構わず歩き続けていたら、山頂に着くころには汗でびっしょり。この時はそんなに気にしていなかったのですが、下山時に汗をかくことの怖さを実感しました。
下山時、帽子を耳までかぶっているのにやけに耳が冷たいな〜と思っていたら、帽子が汗で凍っていたのです。幸いインナーが凍ることはなかったですが、厳冬期でインナーが凍ってしまったら・・・と思うと、ゾッとしました。
冬山は、無雪期とは違う歩き方をしてレイヤードも気を付けないといけないですね。今後の課題です。
でも、今回の瑞牆山は予想通り人も少なく、天気も悪くなく、とても気持ちよく登れました。初めての冬山としては大満足です。
帰りはバスの時間を見ながらゆっくり降りてきたつもりが、結局中途半端な時間に瑞牆山荘に到着。山荘で休憩しようと思ったら丁度山荘を閉めるところだったらしくて入れず、途方にくれてしまいました。
すると山荘の方から、「バスを待つくらいなら増富温泉まで歩けるよ。下り7キロだったら1時間半もあれば十分じゃない?」とアドバイスいただき、増富温泉まで歩きました。
実際、増富温泉までは1時間で歩けたので、ゆっくりと増富の湯に浸かって疲れを取ってから帰宅することができました。
この冬は、少しずつ無理のない範囲で冬山にもチャレンジしていきます。
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