お目当ては”魔女の瞳”・『一切経山』
- GPS
- 05:42
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 1,006m
- 下り
- 1,002m
コースタイム
- 山行
- 5:19
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 5:43
天候 | 曇り時々晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
料金徴収所は閉まっているが夜間閉鎖はされていない 舗装箇所で約300台、奥に未舗装で同じくらいの台数が駐車可能 トイレ有り ※夜間も使用可能、トイレットペーパーも有る |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に命の危険を感じる箇所は無かった |
その他周辺情報 | 高湯温泉 あったかの湯 http://www.takayuonsen.jp/ 入浴料金:250円 石鹸・シャンプーは無い |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
タイツ
靴下
グローブ
レインウエア上下
雨具(傘・ザックカバー)
靴
ザック
行動食
飲料
地図(地形図)
ヘッドランプ
保険証
スマートフォン(GPS)
時計
タオル
カメラ
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感想
この山を登ろうと考えたのは昨年の夏であったが、相次ぐ大型台風の影響などで決行は今年に先延ばしとなった。今回も直前までコロコロと変わる天気予報に一喜一憂しながら、前日朝の予報が好転したのを確認して自宅を出発。猪苗代湖辺りをウロウロしてから前日夜に浄土平駐車場に到着した。
昨年は浄土平からのルートが火山ガスの影響で通行止めであったため、当初はツバクロ谷にある駐車場からのルートを狙っていた。しかし、浄土平ルートの通行止めがこの春先に解除され、浄土平のお手軽ルートに東吾妻山&吾妻小富士のオプション付きとなった。
当日朝、起床時のクルマの温度センサーは9℃を示していたが、思っていたよりも寒くはない。雲が多くチョッと暗かったが日の出時刻の5時半に浄土平を出発した。吾妻小富士火口跡のお鉢には、日の出狙いか?ヘッドライトの明かりが見られた。沢沿いのなだらかな右岸を30分ほど登り、酸ヶ平に到着。ここは関東・甲信の山々ではなかなか出会えない高層湿原で、自分はこの東北の山の独特なシットリ感が気に入っている。酸ヶ平の三叉路から非難小屋を経由して、6時半過ぎ一切経山に到着。この時は快晴とまではいかないが、多少風は強かったもののガスもなく薄雲り状態でお目当ての五色沼を拝むことができた。五色沼の名前の通り・・・・と思って色を数えてみたが4色で一色足らないようだった。
とりあえず反対側からの五色沼を眺めるために家形山を目指す。五色沼の淵まで一旦下って登り返すのだが、メインルートから家形山に向かう分岐をなかなか見つけ出すことができなかった。結局はGPS&地図アプリのお陰で見つけ出すことができた。また、家形山のピークへの入り口も見つけ出すことができず、周囲をウロウロしただけで終わった。
さて、家形山への登りの途中、背後を振り返ると一切経山にはガスが涌き始めていた。復路の五色沼の淵から一切経山への登り返しの頃にはガスはカナリ濃くなっていた。8時以降に一切経山に到着した方は山頂から五色沼を拝むことはできなかったのではないだろうか?まあ、とかく登山に関しては早起きは三文の得ということが多いような気がする。
東吾妻山も雲に隠れたり姿を現したりしており・・・噂される大展望が望めるか?との不安もあったが、酸ヶ平の三叉路から鎌沼を経由して東吾妻山を目指した。この山もなだらかなため登り自体はそれほどキツくは無い。麓の湿原からは自分の身長よりも高い樹林帯だが標高1940m付近より先はハイ松で視界が開ける。ただ、この時間帯はガスが掛かっていたため、当初予想通り噂の大展望はお預けとなった。東吾妻山の入山口に戻り、ここからは湿原の木道を行く。まだまだ感はあるものの紅葉の気配がチラホラ見られた。恐らく紅葉真っ盛りの時期は大混雑になるのではないだろうか?
湿原の淵からは浄土平へ下り、吾妻小富士のお鉢廻りに向かう。こちらは大勢のサンダル履きの観光客がいたりして、お手軽観光地感が満載である。ただ、お鉢コースは砂礫の道なのでお鉢を廻るのであれば、それなりのスポーツシューズなどの方が良い。また、お鉢廻りは時計回りの右周りが推奨されている。この吾妻小富士からは麓の福島盆地などが薄っすらと望めた。
すっきりとした天候ではなく遠望はイマイチであったが、お目当ての”魔女の瞳”にお目にかかることができ、高層湿原のシットリ感も感じることができて大満足な山行であった。
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