彩りの季節 万太郎山

2020年10月03日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 8.6km
• 登り: 1,341m
• 下り: 1,335m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:49
• 休憩: 0:30
• 合計: 6:19

6:23 吾策新道登山口
9:57 10:27 万太郎山
12:42 吾策新道登山口

天候

高曇り、時々薄日射す

アクセス

利用交通機関：

自家用車

万太郎山登山口の、最奥駐車場より手前の、広い路肩に駐車
（土樽PA過ぎると、何箇所か駐車地あります）

コース状況／危険箇所等

要所にトラロープありますが、ザレや粘土質の急斜面あり、スリップ注意
（当日は比較的乾いていたと思われるので、良かった方かと）

写真

車で登山口へ向かう途中、リゾートマンション奥の山は？

駐車地から少し林道を歩き、万太郎山登山口

最初は植林地、抜けると、ブナなどの落葉樹林になる

朽ちた道標、万太郎山←　→土樽駅
なんとか読めます

なだらかな尾根道になり、1450m位の大ベタテの頭付近から、眺望も良くなる。土樽PA背後に聳える、トンガリ足拍子岳。

茂倉岳〜谷川岳の稜線、上空は灰色だけど

登山道に、色付きが出てくる

ツタウルシのグラデーション
かぶれ注意だけど、紅葉は綺麗

鮮やかな黄色のミネカエデと万太郎山

秋なのに暖かく、谷川連峰の山並みは霞んでいる

高度が上がるにつれ、紅葉も進み、山肌も秋の装いに

心地良く進む

急峻になると、トラロープのお助けが、要所に出てくる
スリップ注意です

八海山の八ッ峰みたいだけど、鎖場はなく、切れた岩場の登り降りはありません

この後の登りはきついですが、今日はワクワクする

ひっそりとリンドウ

今度はオレンジのミネカエデ、奥に仙ノ倉山

右斜面

左斜面

行く先、見飽きぬ紅葉の道

紅葉の奥に、上越県境の尾根が見えてきたが、
上州側はガスで真っ白

歩くのが楽しみな稜線

振り返る

この景色なので、ゆっくりとした歩みになります

左の尾根の、紅葉密集度高い斜面

青空がないですけど、満足です

人が少ないと思って、万太郎山に来たけど、
ここまで凄い紅葉が見られるとは、思わなかった

ひときわ鮮やかな箇所を、切り取り

谷川岳への縦走路の、越後側が凄い

エビス大黒の頭〜仙ノ倉山、右奥に平らな苗場山
雲は上州側から、越えて来ません

主脈稜線に出て、赤谷川本谷・川棚の頭方面
真っ赤なのはドウダンツツジかな

万太郎山山頂

仙ノ倉山への縦走路

少し下る。絶景の中、縦走している方が見えます。

堂々たる仙ノ倉山

雄大な景観
谷川岳への主脈縦走路、右に俎�堯�川棚の頭
奥に霞むは武尊山か

谷川岳側へ少し下って、同じような絵ですが

吾策新道帰ります

谷は紅葉の絨毯

下りも撮影しながら

錦秋の谷に吸い込まれそう

振り返り山頂、往路時より映りが良い感じ

岩壁の圧巻の紅葉

こちらの岩壁も

良い日に来られた

幾筋も紅葉の小尾根　

井戸小屋沢の頭

名残惜しく振り返る

彩りの向こうに、峻険な万太郎谷

ブナは、わずかに色づき始め
今年こそはブナ林の紅葉を見たい

オオカメノキ、赤く染まっている途中

ススキ生い茂る林道を、テクテク

可愛いい小さなピンクの花
ミゾソバか、それともアキノウナギツカミか？・・・似たような花が多い

万太郎山、素晴らしい紅葉の山でした

感想

ben1966

　待ち侘びた紅葉シーズンが始まりましたが、どこに行くかが問題。複数回見た涸沢や乗鞍岳、まだ見ぬ栗駒山などの候補はありましたが、個人的に今年は特に、人出の多い山は避けなければならない。そこで、行きついたのが、万太郎山でした。今後の山行も、行く場所は悩ましいですね。

　結果、大満足の紅葉でした。そして、人出も少なく、行き会ったのが10名弱位でした。急でスリップしやすい登山道が、敬遠されているのでしょうか？こんなにも素晴らしいのに、もったいないとは思いますが、今年に限らず、静かなままの方が、魅力的ですね。でも、いつかは最盛期の栗駒山の紅葉は、見てみたいです。