和泉葛城山 コースケ滝谷
![情報量の目安: A](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_A2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan.png)
![](https://yamareco.org/include/imgresize.php?maxsize=90&crop=1&fname=%2Fuploads%2Fypd9c82d0700fcab4.jpg)
- GPS
- 05:07
- 距離
- 4.7km
- 登り
- 513m
- 下り
- 532m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
牛滝温泉からの道は通行止めのため、迂回路を使う。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
展望台から三股への道は上部は消えかかっていてわかりにくい。上部は尾根上を忠実に下りればよい。 |
写真
装備
個人装備 |
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
保険証
携帯
時計
ナイフ
カメラ
ハーネス
ヘルメット
確保機
ロックカラビナ
カラビナ
スリング
ロープスリング
キャメロット
渓流シューズ
|
---|---|
共同装備 |
ロープ
ツェルト
|
感想
近場の和泉葛城山に100mのナメ滝があるらしいとのことで、その滝を見に行ってきた。
その滝があるのは、和泉葛城山の南面(和歌山側)に流れを発するコースケ滝谷。コースケ滝谷へは和歌山側からアプローチするよりも、和泉葛城山の山頂部にある展望台に駐車して、南にのびる尾根をコースケ滝谷出合に下降してから遡行を始める方が楽そうなので、前夜に和泉葛城山に向かった。ところが、牛滝温泉からの道が通行止めのため、犬鳴山温泉まで大きく迂回することになり、予定の倍近い距離と時間がかかってしまった。後でわかったことだが、林道による迂回路があったらしい。
コースケ滝谷出合である三股への下降路は地形図には道がついているものの、上部はかなり消えかけている。所々に倒木もあって歩きにくい。一方で、下部は道がしっかりしていて、目印もつけられていた。三股まではほぼ尾根に忠実に下降した。
三股の堰堤下で沢装備を装着して遡行開始。大きな堰堤を左から越えると、すぐに7m滝が現れる。7m滝は左岸から巻く。2m滝を越えると、次は10m滝が現れた。これは右のクラック沿いを登った。その後は小滝とナメが繰り返す。じじむさい沢が多い和泉の沢としてはなかなか渓相がよいが、倒木が多いのが残念。美しいナメが倒木で覆われてしまっている。この倒木はおそらく2年前の台風21号によるものだろう。やがて大きめの岩が目立つゴーロになると、そのナメ滝が現れた。100mはあるナメ滝は下から見ても迫力があった。直登はフリクション的にきつそうだったので、左側の樹林沿いを登ることにする。掴む木はたくさんあるので、ロープは使わなかった。上部の落口に出るところで、念のためロープを出した。これで大きな滝は終わりかと思ったら、10mナメ滝が現れた。これは右岸から巻く。その後もナメは続くが、倒木に覆われてしまっていりところが多いのは残念だった。二俣を左へ進み、しばらく進むと、ひどい倒木とトゲのある草木の藪漕ぎとなる。通過困難となり、左の樹林へ逃げる。樹林内はササはあるものの、通過は楽で、展望台に出て終了。沢装備解除後に和泉葛城山のピークも踏んでおいた。このあたりのブナ林は、ブナの日本の分布南限にあたる貴重な林であるが、衰退が進んでいるようだ。
記録はブログにアップしています。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する