強風の天狗岳
- GPS
- 32:00
- 距離
- 8.8km
- 登り
- 815m
- 下り
- 819m
コースタイム
20日=0700黒百合ヒュッテ発〜中山峠〜0815東天狗岳0820〜中山峠〜0925黒百合ヒュッテ、雪上訓練を2時間〜1200黒百合ヒュッテ〜1325渋の湯
天候 | 両日とも快晴、そして強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
▽渋の湯〜黒百合ヒュッテ=当然ながら雪に覆われています。往路はアイゼンなしで歩きました。装着した方が安心だと思います。 ▽黒百合ヒュッテ〜東天狗岳=稜線上に出ると西よりの、かなりの強風でした。ベテランの太田昭彦ガイドは「八ヶ岳ではこの時期に普通に吹いている風よりもやや強いかな」と言われてました。慎重に歩行すれば問題はありませんが、風に煽られて転倒すると取り返しがつかない場所も随所にあります。慎重に、慎重に。 |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
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写真
感想
毎日新聞旅行のツアーに参加しました。ガイドが太田昭彦さんというのも魅力のひとつでした。個人的には、3月に登る赤岳の練習でもあります。年末年始から谷川岳、大菩薩嶺、那須・茶臼岳と訓練のつもりで登りましたが、すべて快晴に恵まれたのは僥倖でした。
しかし、今回は寒さと風の強さが、前3回とは違いました。20日の出発時、黒百合ヒュッテの玄関脇にある寒暖計はマイナス18度を指していました。「これで強風に吹かれたら体感温度は何度になるのだろう」と不安がよぎりました。
中山峠を過ぎて稜線に出ると、西よりの風にもろに吹かれました。おそらく体感温度はマイナス20度を超えていたのではないかと思います。足先がジンジンとしびれて痛いほど。ゴーグルをつけて肌の露出部分を最小限にしました。
切り立った崖の上では、転ぶわけにはいきません。ピッケルを使い慎重に歩行しました。
ようやくたどり着いた山頂も強風の中。神々しい景色を楽しみたいのは山々ですが、早々に引き上げました。これ以上みの寒風の中にはいたくない、というのが本音でした。太田ガイドも「マイナス18度はちょっと寒すぎる。この時期ならマイナス13度くらい」と話していました。ちなみに太田さんは、出発時にマイナス20度を超えていたら山行は中止するそうです。
今回の反省は、足先の寒さ対策と、左手でピッケルを持った時に利き腕ではないので違和感があることです。さらに練習したいと思います。また、メガネ、ゴーグルが息で曇るのは何とかならないですかね。
黒百合ヒュッテはかなり混んでいました。夕食は3回転です。部屋も布団が敷き詰められていっぱいでした。ただし、1人1枚でしたので、狭くて寝られない、ということはありませんでした。
また、ラーメンがとても美味しかった。味というよりも、食材に制約のある中で丁寧に作っていました。その心意気がうかがえるラーメンでした。
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