gyoshinさん、こんにちは
前回歩いた時にはつま先が痛くなってしまって、下山で数を1000まで数えることを繰り返して気を紛らわせていました
あの石畳のはがれたピンころ石が疲れますよね
でも、登山道の脇の草むらに戻りつつあるところは結構いい石畳の配列が残っているのか、実は歩きやすいことに気が付きました

天候 | ほぼ雨、櫛ヶ峯山頂付近のみガス |
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過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
5-6台というところでしょうか |
コース状況/ 危険箇所等 |
【コース状況】雨のため2-3割の登山道が水没状態 一部は長靴でも水没する深さとなっている部分があるので要注意 道はハッキリ 刈払いは黄瀬岱から山頂までは今年行われた影響でスッキリしています 【危険箇所】 特になし |
MYアイテム | |
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個人装備 |
スパイク長靴
雨具
防寒着
帽子・バンダナ
タオル・手拭い
手袋
ザックカバー
ヘッドランプ
ナイフ・スコップ(小)
サバイバルブランケット
笛・鈴
カットバン・包帯・テーピング
トイレットペーパー・ティッシュ
携帯トイレ
身分証明書・保険証
ハンディー無線機
予備電池
地形図・コンパス
筆記用具
計画書
時計
デジカメ
携帯電話
コッヘル
ガスストーブ
ガスカートリッジ
水分
おやつ(非常食)
食事
ツェルト
GPSロガー
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私としては、雪の無い時期としては初めての櫛ヶ峯です。
櫛ヶ峯の登山道のイメージとしては、藪と距離が長い、よって出発時間が早くなる。
朝が苦手の私としては、どうも行く気にナカナカならない夏場の櫛ヶ峯でした。
登山道の藪の方は近年刈払いが行われ、山頂まで快適に行けるようになったとの事でしたが、それでもやはり往復22kmの道のりは変わらないので、朝が早いのはそのまま、、、、、
ズルズルと行く気にならずにいましたが、私が所属する山岳同人の山行計画に、ある方が計画を出したのをきっかけに、今回行く覚悟を決めたと言う訳です。
残念ながら山岳同人の計画は取消となりましたが、そのままその計画を私が引継ぎ、当日の朝を迎えましたが他に参加者はいないようで、結局私達夫婦二人だけのようです。
登山口付近の天気は雨で、出発時からカッパを着込んでの出発になりました。
最初からカッパを着込んでの出発は、いつ以来なんだろうね?などと言いながら準備をしていると、登山口に1台、そしてもう1台と車がやってきました。
残念ながら同人の人ではありませんでしたが、そのうちの1人はどうも櫛ヶ峯に向かいそうな気配です。
私達が先に出発し、いつもの通り急がずユックリめに歩き、途中で休憩しているとその一人がやってきて、先に進んでもらいましたが、結局この日、櫛ヶ峯の山頂を踏んだのは、この三人だけでした。
旧県道の道を進み、赤倉分岐、矢櫃萢、ヘアピンカーブ、乗鞍分岐と進んでいきます。
乗鞍分岐までの道は以前に歩いた事があり、相変わらずの雰囲気でした。
その先が私としては初体験です。
どんな雰囲気なのかワクワクしながら進むと、やはり道幅が狭くなっていくものの、旧県道だった気配は所々で確認できました。
昔の人達の仕事っぷりはすさまじく、大玉、中玉、小玉と順番に石を敷き詰められた道はガッチリと硬く、土手を削って並べられた石積みも、まだまだ健在でした。
これだけの仕事を、当時の限られた機材で延々と行った事を考えると、本当に感心させられますね。
そんな旧県道の気配も櫛ヶ峯山頂へ向かう分岐までで、その先からは一般的な登山道の雰囲気に変わりました。
何となくの予想では、樹林の中を歩くのが続き、山頂手前で笹原を登って行くものだと想像していましたが、見事な湿原が広がり、予想外の雰囲気に驚かされました。
北八甲田の湿原と雰囲気が異なり、やっぱり南八甲田は色々とイイ味を出していますね。
湿原を過ぎると予想通りの笹原の登りになり、まわりの景色はガスでホボ見えませんが、行く先のピークは何とか見えます。
最初に見えたピークは偽物だろうと思って登りましたが、次のピークも偽ピーク、、、、、
ちょっとやられましたが、気を取り直して次こそはと思いながら登ると、記憶にある山頂に到着。
櫛ヶ峯の山頂は冬場しか経験がありませんが、周りがガスガスで真っ白だったので、相変わらずの山頂だな〜と言うのが素直な感想(笑)。
10m/s程度の風が吹いていて、景色も真っ白なだけなので、そそくさと下山開始。
途中の風を避けられる根曲り竹に囲まれた場所まで戻り、サクッと昼食を済ませ、本格的に下山しだしました。
道は一応下り基調ですが、とにかく長い!
そんなのは最初からわかってはいるけど長い、、、、、
雨が道に溜り、登山道だけど登山川、一部では川を通り越して池!
その基準は、水面から足の甲が出ている範囲は登山道。
足の甲が隠れて踝付近までだと登山川。
ハイカットの登山靴が水没する以上の水面だと登山池!
などと言いながら、気分を紛らわしながら歩いて行くけど、とにかく長い。。。。。
落ち葉で堰き止められ、水位が増している箇所を見つけては、落ち葉を掻き出してドバドバドバーっと一気に流れる濁流を見て、完全に自己満足に浸って楽しんだりしたりもしたけど、いやになるだけ飽きた下山でした(笑)
それでも、目先だけの紅葉でしたが、それなりに楽しめたので良かったと思います。
本当にお疲れ様でした!
私は二回目の櫛ヶ峯山頂へ
始めて雨の中に南八甲田を歩きます
今日はそんなに気温が下がらず、スタートしてすぐに暑くなり一枚脱ぐ羽目に、、、
どうもこのパターン多い
でも、「旧県道」なので休む場所は豊富
車が通れる斜度なのでとても緩やか
道幅は広いところもあるけれど、登山道レベルしか道幅は基本ない
石垣もすぐそばという訳でもなく、付かず離れずといった感じ
黄色メインの紅葉の真っただ中をとにかく突き進む
足元は石畳が崩れたもの
ずーっと続くので根性が必要な登山道
今日は天候が悪いし、山頂のふきっさらしでは寒くなることを予測してとにかく抑えたペース配分
山頂でいざとなればスピード勝負がかけられるようにしてみました
ヘアピンカーブまではとにかく長く感じたが、その後は以前の記憶の通りの距離感
足元がかなり水没していたので、重たい足取りになりました
一人より二人、先行者もいたので今日は三人
やはり人がいると心強さが違います
ドキドキ感も(熊に会うんじゃないか?)違います
湿地帯の黄金の毛並みも見られたし、黄瀬萢から山頂への刈払いのおかげで楽だったのもあり、足の筋力を除けば余裕をもって歩けた気がします
やっぱり、雨の南八甲田は、長靴に限る!