雪の一山(1,064m)

2013年02月23日(土) [日帰り]

• GPS: 04:33
• 距離: 7.1km
• 登り: 553m
• 下り: 547m

コースタイム

10:05二ツ橋→11:07林道終点→12:00一山(1,064m)12:25→12:50林道終点→13:25
登山口広場→林道経由→14:20二ツ橋
所要時間　約4時間15分　歩行距離　約7.1Km

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国道29号　山崎IC下車北上→安積橋右折国道429号→阿舎利の水標識→阿舎利
二ツ橋駐車

コース状況／危険箇所等

昨日から降った新雪で、阿舎利の集落に行くまでにも辺りにはもう積雪があった。
宍粟50名山ガイドクラブの2月の例会は、二ツ橋から一山(1,064m)への山行で、15名
のメンバーが集まった。
登山口の積雪は、いきなり約30cmほどもあり、一体頂上直下のススキ野原では、
何れ位積もっているのか、と心配になるほどであった。
いつものことではあるが、15名もの人間が進むと、歩いた後には立派なトレール
が溝のように出来上る。何度も登っている山なのに、雪化粧で辺りの景観は一
変し、自然の表現力の奥深さには、いつも脱帽させられる。
危険箇所はないが、林道終点から駆け上がりの短いロープ場も、直下のススキ野
原も心配したほどではなく、むしろ自由にコース取りができるので、夏道よりも
快適なくらいであった。誰も歩いていない新雪歩行は、先頭が一番きつい。交代で
ラッセルすると良い。足にかかる負荷も、軽減されるだろう。

写真

駐車地点、スタート地点と
なる「二ツ橋」

一山登山口標識付近

林道を一列で進む

林道から登山道へ

山の急斜面の道を慎重に

渡渉地点

林道終点に向かって急登

1時間かかって着いた
林道終点広場

一山の西斜面の大雪原を前
に一服

ススキ野原を直登

やっと着いた一山頂上

風を避け昼食タイム

下山開始

雪深い樹林帯を下る

下山は早い林道終点まで僅
か25分

林道終点から林道をつたっ
て下り、登った山を振り返
る

起点に戻りゴール

駐車付近の木に「雪の華」

撮影機器：

KODAK V570 DUAL LENS DIGITAL CAMERA EASTMAN KODAK COMPANY

感想

finecloud

今年は雪があまり降らないシーズンかなと思いきや、急に寒気団が押し寄せ一晩
で30cm以上も積もるような具合。
そんな折、2月のガイドクラブの例会が予定通り2月23日(土)に行われた。
かねてからの打ち合わせ通り、雪上訓練の一環として一山の西斜面の雪原歩行が
主目的だったが、思惑通り、急な大雪に見舞われてその成果は十分果たされたよ
うだ。
また夏道(無雪期の登山路)では味わえない、自由なコース取りや、驚異的なスピ
ードでの下山など、雪山ならではの醍醐味も堪能できた。
天気の良い時の雪山は、非常に優しい表情を見せてくれるし、ランチタイムのカ
ップラーメンやコーヒーもインスタントとは思えない格別の味がある。
眺望に優れている一山(1,064m)の頂上からの俯瞰は、残念ながら近くの阿舎利山
程度しか見れなかったが、風もそんなにきつくなく、十分食事するだけの時間は
とれたが、いつもこんな時ばかりではない。よく、天気予報を見て準備すること
が肝要だろう。