赤岩沢悪谷遡行〜大ナゲシ北東稜〜本谷下降

2020年11月08日(日) [日帰り]

• GPS: 09:17
• 距離: 5.5km
• 登り: 1,027m
• 下り: 1,028m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:56
• 休憩: 3:21
• 合計: 9:17

距離 5.5km 登り 1,027m 下り 1,038m

7:33 赤岩橋登山口
10:48 11:01 大ナゲシ
12:54 16:02 赤岩沢大滝
16:50 赤岩橋登山口

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

林道ゲート附近に3台程度駐車可

コース状況／危険箇所等

赤岩沢悪谷:東京起点沢登りルート100では2級となっているが、1級上程度。
大ナゲシ北東稜：岩場は殆どなく樹林帯の急登。この区間ではロープ不要。
赤岩沢本谷：源頭部は、地形図の等高線に誤りがあるので要注意。上部は何もないが、中盤から滝が結構出てくる。大滝以外でも、50mロープ又は20m以上のロープ2本が必要。大滝は落差で50m程度はあり、50mロープや60mロープを2本連結しても途中でピッチを切ることになる。残置支点もあるが、ダイナミックロープによる懸垂下降はスタックのリスクが高く、お薦めできない。大滝は巻いたほうが良い。なお、遡行図は「東京付近の沢」や「東京周辺の沢」にも掲載されている。

写真

11/20 22:22

遡行図

感想

tamoshima

赤岩沢悪谷は思ったよりも易しい沢で、期待外れだった。

途中で平凡になったので大ナゲシ北稜に行こうと思い、右岸の尾根に乗ったが、これは大ナゲシ北稜ではなく、単なる急な樹林であって簡単に登れてしまった。こちらも期待外れ。

赤岩沢本谷は水量の割にスケールの大きい沢で、特に大滝は圧巻。50mロープ2本連結で残置にかけて懸垂下降したが、空中シャワー懸垂の後、途中の木でピッチを切ることに。しかしロープがスタックして流れなくなる。なぜかその木に残置されていたロープとお助け紐を連結し何とか滝下へ降り、その後登山道を登ってスタックしたロープを回収した。スタック要因は不明だが、岩との摩擦とロープの伸びで引けなくなったものと思われた。
この大滝、完全氷結すればアイスとして良さそうだが、なかなか完全には凍らなそうである。凍らなければ登れそうにない。