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Yamareco

記録ID: 2772177
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ハイキング
甲信越

独鈷山 恐怖の鉄城山ルート

2020年11月29日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
02:29
距離
4.7km
登り
690m
下り
694m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:12
休憩
0:17
合計
2:29
距離 4.7km 登り 690m 下り 694m
8:03
8
8:11
8:13
34
8:47
8:49
40
9:29
9:30
4
9:34
4
9:38
9:48
2
9:50
4
9:54
9:55
29
10:24
10:25
7
10:32
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
西前山登山口 出発時2台 4,5台は駐められそう。
コース状況/
危険箇所等
中級者コースと聞いていたのでそれなりかなと思ったが2つの岩場越えは頼りないロープに命を懸けました。足場がないところもあって腕力だけの懸垂でした。いつも通り40Lザックと一眼レフウエストポーチをつけたまま登っていてとっても重かった。軽量身軽でヘルメットそれにロープ等を持っていくべきだと思いました。
私の様にロッククライミングの技術の無い方は遠慮した方が良いです
その他周辺情報 近くに信州百名山子壇嶺岳がありこの後登りました。
湯ノ丸の烏帽子、東篭ノ登山の予定を変更して独鈷山の登山口に到着。ゲート前には2台駐車 駐車場はちょと狭いスペース
2020年11月29日 08:02撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
11/29 8:02
湯ノ丸の烏帽子、東篭ノ登山の予定を変更して独鈷山の登山口に到着。ゲート前には2台駐車 駐車場はちょと狭いスペース
ゲート前に看板
2020年11月29日 08:02撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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11/29 8:02
ゲート前に看板
往きは雨首方面帰りはこの看板のコースを降りてこようと出発、後発の男性も同じコースのよう。
2020年11月29日 08:02撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
11/29 8:02
往きは雨首方面帰りはこの看板のコースを降りてこようと出発、後発の男性も同じコースのよう。
しばらく広いコンクリートの道
2020年11月29日 08:07撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
11/29 8:07
しばらく広いコンクリートの道
20分程歩いて登山道が崩落して迂回路になった場所から沢を渡り雨首の看板に沿って上って行きます。
2020年11月29日 08:24撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
11/29 8:24
20分程歩いて登山道が崩落して迂回路になった場所から沢を渡り雨首の看板に沿って上って行きます。
道は少し不明です、木にペイントがしてありました。
一気に急登を登って行きます。ログをGPSに入れたので道迷いはなさそうですが歩いていないようです。
2020年11月29日 08:33撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
11/29 8:33
道は少し不明です、木にペイントがしてありました。
一気に急登を登って行きます。ログをGPSに入れたので道迷いはなさそうですが歩いていないようです。
直登してから
2020年11月29日 08:35撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
11/29 8:35
直登してから
岩山を右に巻いて行きます。ところどこに張ってあるロープが目印。
2020年11月29日 08:39撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
11/29 8:39
岩山を右に巻いて行きます。ところどこに張ってあるロープが目印。
巻ながらも急登です。
2020年11月29日 08:48撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
11/29 8:48
巻ながらも急登です。
岩場の尾根が見えてきました。もう汗だくです。
2020年11月29日 08:45撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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11/29 8:45
岩場の尾根が見えてきました。もう汗だくです。
痩せ尾根、右に下れば岩場の雨首 鉄城山は左手
2020年11月29日 08:48撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
11/29 8:48
痩せ尾根、右に下れば岩場の雨首 鉄城山は左手
ナイフリッジの岩の下に道があって巻いて行きます。切れ落ちていて注意です。
2020年11月29日 08:51撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
11/29 8:51
ナイフリッジの岩の下に道があって巻いて行きます。切れ落ちていて注意です。
ナイフリッジの岩場の稜線に登って来て次は
2020年11月29日 08:52撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
11/29 8:52
ナイフリッジの岩場の稜線に登って来て次は
え?・・・ ここを登るの? 虎ロープ1本 垂直の滑り易い岩
後で調べたら竜ノ落としキレットと言うらしい。
2020年11月29日 08:52撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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11/29 8:52
え?・・・ ここを登るの? 虎ロープ1本 垂直の滑り易い岩
後で調べたら竜ノ落としキレットと言うらしい。
巣直の岩場にはなんとイワヒバが自生していした。ちょっと感激。
2020年11月29日 08:54撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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11/29 8:54
巣直の岩場にはなんとイワヒバが自生していした。ちょっと感激。
ここは足場もあって何とか登りました。
振り返って見ればあの木に巻いた虎ロープ1本が命綱でした。
木の下絶壁 ナイフリッジの中間部分で息を整えます。
2020年11月29日 08:56撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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11/29 8:56
ここは足場もあって何とか登りました。
振り返って見ればあの木に巻いた虎ロープ1本が命綱でした。
木の下絶壁 ナイフリッジの中間部分で息を整えます。
次の試練の岩場 ここがきつかった。
自分には足場が見つからず2本のロープをそれぞれの腕に巻いて懸垂、この時はさすがに恐怖を感じました。
2020年11月29日 08:56撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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11/29 8:56
次の試練の岩場 ここがきつかった。
自分には足場が見つからず2本のロープをそれぞれの腕に巻いて懸垂、この時はさすがに恐怖を感じました。
何とか登りました。振り返って足が震えました。
2020年11月29日 08:58撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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11/29 8:58
何とか登りました。振り返って足が震えました。
わかりづらいが岩場の稜線 この先が心配でしたが後は普通の危険箇所のレベル
2020年11月29日 08:58撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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11/29 8:58
わかりづらいが岩場の稜線 この先が心配でしたが後は普通の危険箇所のレベル
鉄城山で岩場で擦れてずれた服装を直して一息
2020年11月29日 09:07撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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11/29 9:07
鉄城山で岩場で擦れてずれた服装を直して一息
ロープもない稜線上のルート 慎重に行きます。
2020年11月29日 09:14撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
11/29 9:14
ロープもない稜線上のルート 慎重に行きます。
途中の展望点から眼下に沢山ダム
2020年11月29日 09:17撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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11/29 9:17
途中の展望点から眼下に沢山ダム
通常コースと合流して尾根を行くと眺望ポイントの岩場
2020年11月29日 09:29撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
11/29 9:29
通常コースと合流して尾根を行くと眺望ポイントの岩場
浅間山から湯ノ丸
2020年11月29日 09:29撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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11/29 9:29
浅間山から湯ノ丸
北アも見えました
2020年11月29日 09:29撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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11/29 9:29
北アも見えました
独鈷山山頂
2020年11月29日 09:30撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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11/29 9:30
独鈷山山頂
あと少し
2020年11月29日 09:34撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
11/29 9:34
あと少し
山頂です。
2020年11月29日 09:36撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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11/29 9:36
山頂です。
浅間山方面
2020年11月29日 09:37撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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11/29 9:37
浅間山方面
根子岳 四阿山
2020年11月29日 09:38撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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11/29 9:38
根子岳 四阿山
頸城山系
2020年11月29日 09:38撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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11/29 9:38
頸城山系
北ア 手前の台形の山がこの後登る子壇嶺岳
2020年11月29日 09:38撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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11/29 9:38
北ア 手前の台形の山がこの後登る子壇嶺岳
さらに左手に槍穂も
2020年11月29日 09:39撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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11/29 9:39
さらに左手に槍穂も
蓼科
2020年11月29日 09:37撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
11/29 9:37
蓼科
美ヶ原
2020年11月29日 09:39撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
11/29 9:39
美ヶ原
先々週登った荒船山も
山頂にいた安曇野の男性が付近の山の情報を教えてくれました。
とても助かりました。
2020年11月29日 09:40撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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11/29 9:40
先々週登った荒船山も
山頂にいた安曇野の男性が付近の山の情報を教えてくれました。
とても助かりました。
それでは下ります。山頂直下の登山道分岐の看板
メインで4つもコースがあるんだ。
ここで下の駐車場で後発だった男性と合う、彼も同じコース、びっくりしていた。
2020年11月29日 09:50撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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11/29 9:50
それでは下ります。山頂直下の登山道分岐の看板
メインで4つもコースがあるんだ。
ここで下の駐車場で後発だった男性と合う、彼も同じコース、びっくりしていた。
帰りのコースも急です。落ち葉に足を取られながら
2020年11月29日 10:07撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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11/29 10:07
帰りのコースも急です。落ち葉に足を取られながら
沢まで下って
2020年11月29日 10:13撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
11/29 10:13
沢まで下って
不動滝 登山口は直ぐそこ。次の子壇嶺岳へ
2020年11月29日 10:26撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
11/29 10:26
不動滝 登山口は直ぐそこ。次の子壇嶺岳へ

感想

前日に変更になって登るかもと思ってレコから独鈷山のログを入れておいた。
朝自宅を出発して長門町からみる浅間山が真っ白だったので、目的の湯ノ丸方面の山々は中止して青木村付近の2山に変更した。
先ずは独鈷山と言うわけでログに入れた鉄城山コースに向かった。分岐にあった説明では初心者でも装備をしっかりして登れば行けそうな様に書かれていたのでそれほど気にしないで登って行った。

分岐から直ぐにルートがはっきりしていない所が出てきた。周りを見ながら木のマーキングを捜し、GPSで確認して登って行った。とにかく急登で眉にかかる程の急登箇所もあった。それに落ち葉や泥濘んだ土もあって滑る。なんとかお助けロープやストックで登って行く状態だった。大汗をかいて突き当たった岩山を巻いて登るのだが、これもまた急登で上に行くに従い擂鉢の上部の様になった滑落の危険を感じる箇所も多くなっていった。なんとか尾根に取り付いて一息する間もなく今度は岩場の痩せ尾根下の獣道の様なところを進んでロープで尾根に取り付いた。上がってそこが竜落し?と言われる岩場が出現した。

事前の知識では距離も短く危険もそれほどかなと思っていたが、結局装備もない自分は目の前に垂れていた頼りないロープが命綱だった。信州の妙義山と言われるだけあってなるほどと実感した。そんな気分も2つめの岩場を登るときには足場も見つからず必死で恐怖で足が震えた。ロープが切れたら確実にお終い・・・・
果たして装備なしにここに来て良かったのか不安を感じたが、だからと言って1つめの岩場を下りさらにあの急斜面を降りて行くのも嫌だと思った。ここまで来た以上頼りない2つのロープを手首に巻いて重いザックのまま懸垂しながら登った。登り終えてどっと疲れが出た。必死に登っていたため衣服やズボンが岩で擦れてベルトもばずれてしまっていた。腱鞘炎ぽい左手は確実に悪化したと思った。

2つの岩場を登って今回の登山はほぼ自分の中では終了。あとは山頂の展望をみて早くここから立ち去りたい気分になった。
鉄城山から先も危険箇所はあったがこの岩場とは比較にならなかった。
ロープがしっかりしていればだいぶ違っていただろうと思った。
あるいは鎖だったら、何にしても装備と技術を持たなくしてこのコースは来るべきではなかったと思う。 山頂からの下り同じ場所に駐めたソロの男性も同じコースを上がってきてお互いに恐怖を越えた安堵を共有した。
自分の経験では短い時間での恐怖という事では最高ランクだった。
とっても心臓に悪い山行だった。

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