飛龍山〜三条の湯
- GPS
- 28:04
- 距離
- 24.1km
- 登り
- 2,353m
- 下り
- 2,348m
コースタイム
- 山行
- 6:11
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 6:25
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
北天のタル〜三条の湯、丹波天平〜役場前は所々ザレています。 |
写真
感想
今回の山行の第1の目的は今日で山を下りてしまう小屋番さんに会う事!
そして、8月に歩いたコースのリベンジ!
8月に歩いたコースをもう1度歩く
この時は暑さにやられヘロヘロだったし
飛龍山からはルートミスをしたりと反省するところがあった
今回はそのことを踏まえて予定を組んだ
11/29 道の駅たばやま〜三条の湯
早朝に到着し少し仮眠
5:30頃から準備を始めて6:00に出発
もう明るくなってきているのでヘッドライトは用意はしたが着けずに済んだ
最初の鹿よけの柵、2番目の柵 草がきれいに刈払われ前と違って歩きやすい
最後の柵を越えてからいよいよ山道へ
分かっているけどやっぱりね
そして途中からは落ち葉のラッセル
足元分からないし谷側も不明瞭なところがあって
頭も体も疲れる
前回のこともあるので焦らないように登っていく
サオラ峠迄はほぼコースタイム通りに歩ける
サオラ峠からは九十九折と落ち葉ラッセルから解放され
気持ちよく歩いていく
鹿よけの柵から夫婦と抜いたり抜かされたりを繰り返していたが
前飛龍の辺りで置いてかれ千切れる(笑)
この夫婦 いいペースで淡々と登っていく
息が上がっていない 汗なんてかいてないんじゃないか?と思う位
一方自分は そこそこ汗をかき息も上がっている
流石に前回とは違ってそこそこいいペースでは登っているけど
前飛龍が近づくと岩々してくる
キツイけど気分は上がる
そして前飛龍からのお約束のご褒美!
ずっといたいけど 第1の目的があるので先を急ぐ
上って下って飛龍権現までの急登をやりきり
ご褒美その2の禿岩へ
ここも絶景!いいね!
ぐるっと見渡しここもずっといたいけど 先へ
飛龍権現に戻り飛龍山へ
シャクナゲの間を抜け
さてもう少しで山頂 と言う所で
今回は鹿と遭遇!
逃げない いやむしろ
鹿が「何か用ですか?」
という顔をしてこっちを見ている
「いやいや何もありません すんません」
あまりにもこっちを凝視してくるので
わからないとは思ったけど思わず言ってしまった
飛龍山山頂からは前回ルートミスをしたところの確認
よく見ればわかるのに思い込みで道を間違えていたようだ
この道をたどると飛龍権現まで戻らなくて済むのでショートカットできる
北天のタルへは気持ちよく歩ける
景色を楽しみながら歩いていく
先に行った夫婦はどこにも見当たらない(笑)
楽しく歩いていくと北天のタルへ着いた
ただここからが慎重になる所
ザレているところがあるからだ
まずは快適な道を下っていく
陽が暖かく風は強くなくほんとに気持ちいい
まず最初のザレ場
中々ですよ ほんとに 一瞬やっちまったな!って感じ
気をつけて 集中して進む
そしてまた快適な道を下ると 最大のザレ場(笑)
ガンバ沢付近が ほんとにキツかった
写真撮るの忘れるくらい(笑)
もうこのザレ場をやり切って 少し進んだら
何でもないところで 転びそうになる始末 気が抜けてた
ここを過ぎればあとは
落ち葉ラッセルでの足元を気をつけながら進む
少しづつ沢の音が近づく
そして 屋根が見える!
ただ 最後の九十九で下るところが滑りやすくて(笑)
予定よりも大分早く着いてしまった
ペースは上げていなかったはずなんだが…
ザックを下ろし受付をしようと思ったら
「いらっしゃい、これたんですね」
覚えていてくれた!そして
「後でこの前頂いた焼酎を一緒に飲みましょう!と誘われた!
新しい小屋番さんが受付をしてくれた
今日は小屋泊は2名らしく
自分は個室の「雲取」
ザックから寝袋やら酒やらを引っ張り出し
着替えをもって温泉へ!
生き返ります!
のんびりと約1時間貸し切りで入る
戻ったら当然ビールで乾杯!
外を眺めながらボーっと過ごす贅沢な時間
ビールが蒸発したので
次は小分けにして持ってきたワインを!
これもあっという間に蒸発(笑)
大の字になってちょっとウトウト
今度は 小分けにしてきた焼酎をもって食堂へ
三条日記があるので 今回も拙い文章を焼酎を飲みながら記す
少しずつ陽が傾き冷えてきたころに
小屋番さんがストーブをつけてくれた
ストーブの前に陣取り 今度は置いてある本や雑誌や漫画を読む
夕食はもう1人の小屋泊の人とテン泊の人の3人
今回もおいしくいただきました!
そして
小屋番さんと飲むことになりました
まずは山を下り新天地で今度はペンションをやる小屋番さんと
自分が先月に渡した焼酎を飲む
もう1人の小屋泊の人にもおすそ分け
ペンションをやることになったいきさつや山の事
色々と話が出来て楽しい
そして
「今日が最後の晩餐なので 小屋番飲みになりますが一緒にどうぞ」
と誘われ 即答で「ありがとうございます」とそのまま飲み続ける
新しい小屋番さんは 今までの小屋番さんがオーナーに推薦したらしい
この人なら任せられる 任したいと思った人だそうだ
小屋番飲みは 鹿肉しゃぶしゃぶ!
柔らかく臭みもなく美味しい!
途中から 山伏茸という食感が面白いキノコも投入
そして新しい小屋番さんが「日本酒飲めます?じゃ次はこれを!」
新潟の日本酒 飲みやすく どんどん進む
いろんな話をした 消灯時間を過ぎ結局23:00頃まで飲んでいたのだろうか
一升瓶は3人で開けてしまった 部屋に帰る頃はフラフラで
あっという間に撃沈!
11/30 三条の湯〜サオラ峠〜丹波天平〜道の駅たばやま
まあ、当然と言えば当然ですよ 二日酔い(笑)
今日は下り基調なのでのんびり行きますよ!
5:30に朝食をゆっくりととる
挨拶をすると新旧小屋番お二方も二日酔い(笑)
部屋に戻り荷物を整え 部屋を箒ではいて 換気をして受付へ
「また来ます! ペンション行きます!」
と2人の新旧小屋番さんに別れを告げて出発
サオラ峠迄はのんびりと歩く陽が少しずつ上ってきて
いい感じになっていく 葉が落ちて視界が開けていてこれはこれで良きかな
予定通りサオラ峠に到着
しかし、先月の事があるのでちょっと身震いする
熊鈴追加(笑) そして笛を思いっきり吹く(笑)
しばらく様子を窺ってから出発 どんだけビビっているのか
今回は前回よりも30分位遅いしなんて自分に言い聞かせて歩く
気持ちの良い道を進む
しかし やっぱり気が抜けそうな時に奴は来ましたよ!
今回は猿が! 10匹位か
すかさず笛を吹き ストックも鳴らす
猿は走っていくのもいたが 「何?」という素振りでゆっくりと歩いていくのもいた
丹波天平からは九十九でガシガシ下らせる
途中 落ち葉ラッセルとザレ場に体力と神経を削られる
少しずつ 少しずつ下界の音というか雰囲気が伝わってくるころ
最後のザレ場がくる ここが中々の曲者で
最後の最後でこれかよ!って感じ ここも集中して1歩1歩確実に
ここをやり切れば後は転ぶのに注意して進むだけ
下界が見え 音が聞こえてくるとゴールは近い
学校の脇へ 到着するとホッとするがちょっと寂しい
道の駅に戻り 温泉に入りサッパリしてから帰路につく
2人の小屋番さんはどちらも優しく楽しい時間を過ごすことができた
また行こうと思う!
そして今日で山を下りる小屋番さんの新しいペンションへも行きたい!
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