唐松岳(ピークハント&BCスキー)
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- GPS
- 05:30
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 1,000m
- 下り
- 2,094m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
白馬八方尾根スキー場の第2駐車場(第1郷の湯付近・無料)を利用。 トイレあり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■コース状況 【八方ゴンドラ〜ゲレンデトップまで】 ・ゴンドラは7:30〜運行開始(片道870円) ・アルペンクワッドは7:45〜(片道300円) ・グラートクワッドは9:00〜(片道300円)・・・ただしこの日は8:30頃すでに動いていた 【八方池山荘〜八方池〜下の樺】 ・スキー登行可。 ・つぼ足でも歩行可能。 【下の樺〜唐松岳】 ・急斜面&午前中凍結のためスキー登行不可。 ・アイゼンに付け替えてスキーを担ぐ。 【スキー滑降】 ・単独の弱み、ということで基本尾根筋を滑走するが、気持ち良いターンが出来る場所も数か所あり。 ・この日はスキーヤーも多く、唐松Dルンゼから滑る人もいた。 ・午後になると南斜面はザラメ、北斜面は軽いアイスバーンとなっていた。 ・無名沢・ガラガラ沢も楽しそうな雰囲気だった。(少し硬そうに見えたが) ■ドコモ電波状況 ・良好 ■温泉 ・八方尾根の「みみずくの湯」(500円) ・露天風呂からの白馬三山の眺めは絶景。(少し狭いが) |
写真
感想
3月16日(土)
唐松岳でテント泊をしようと久しぶりにテン泊装備で家を出た。
テン泊+BCスキーの組み合わせは今回が初めて。
重い荷物を背負ってどこまで滑れるか試したい気持ちもあった。
自宅を出るといきなり白山と剱岳、立山、薬師岳のモルゲンが目に飛び込む。
テンションアップで唐松岳に向かう。
・・・だが、この期待はいきなり裏切られることに。
八方尾根でゴンドラのチケットを買おうとすると、アルペンクワッドから上は強風で運休とのこと。
それでも行けるところまで行ってみようとチケットを購入して兎平を目指す。
ゴンドラ駅の外に出ると風はかなり強い。
この日も技術選の本線が行われていたが、リフトが動いていないため選手たちもつぼ足でゲレンデを登っていた。
自分もアルペンクワッドの終点まで登ってみるが、やはりテン泊装備では強風がつらい。
どちらにしてもこの風の中ではテントが飛ばされる危険があるのでさっさとあきらめてゲレンデを下ることにした。
まずはシュラフを車に広げて車中泊の準備をする。
楽しみは翌日に持ち越し。
3月17日(日)
快晴、そして風もさほど強くなく前日に比べればかなりコンディションはいい。
そしてリフトも最上部まで運行しているようだ。
最上部のクラートクワッドは9:00〜の運行だと聞いていたのでゲレンデ登行を覚悟していたが、8:30前には既に運行していたため一気にゲレンデトップまで行くことができた。
八方池山荘に到着すると、既に多くの登山者が準備をしていた。
さすがに気候のよくなる3月の週末ともなると人も多く、唐松岳の人気の高さがうかがえる。
こちらもシールを付けて早速ハイクアップ開始。
しばらく登ると左には鹿島槍、五竜、右には白馬三山、遠く後ろには妙高、八ヶ岳、富士山などの大パノラマが待っていた。
歩いていても飽きることのない絶景が常に視界に入ってくる。
下の樺からはスキーでのハイクアップが困難なので担いでアイゼン登行に切り替える。
途中、ガラガラ沢や無名沢が魅力的に見え、ドロップしたい誘惑に駆られるが単独だし安全に尾根道を下ろうと最初から心に決めて登る。
稜線まで出ると、そこには剱・立山の素晴らしい眺望が待っていた。
そして、唐松岳山頂からは遠く槍ヶ岳や穂高岳まで望むことができた。
最高の景色を写真に収めると、丸山手前までアイゼンのまま下り、尾根の途中からドロップすることに。
尾根筋なのでどうしても斜滑降でのトラバースが多くなりがちだが、ロングコースなのでそれなりにターンも楽しみながら滑る。
あっという間にゲレンデ最上部に着くと、そのままリーゼンから名木山に下った。
雪のコンディションも悪くなく、かなり滑り応えのある内容だった。
もう少し雪が落ち着いたら無名沢、ガラガラ沢を滑りたいと思う。
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