三ッ森北峰〜麻生山〜権現山
- GPS
- 05:15
- 距離
- 11.8km
- 登り
- 1,135m
- 下り
- 954m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口〜三ッ森北峰 出だしから急登、尾根に取り付いてもやはり急登。しかも尾根筋は広く落ち葉で踏み跡も少なく、ルートが分かりづらい。テープも肝心なところにはついていない印象。 途中から鋸尾根の名前通り露岩帯のアップダウンになるが、やはり落ち葉が多く歩きづらい。ピークを巻く道は狭いうえに落ち葉に埋もれて通行注意。 三ッ森北峰〜麻生山 尾名手峠までは鋸尾根の続き。北峰から最初の下降がよく滑る。三ッ森北峰まではあまりなかった岩場登りも。尾名手峠から先はそこまでに比べるとぐんと平穏に。 麻生山〜権現山 引き続き落ち葉が多いことを除けばさほど問題ない。 権現山〜浅川峠 通行量か多いのか落ち葉はよく踏まれているが、やはりそこそこ滑る。途中までは斜度キツ目。 浅川峠〜浅川バス停 途中から林道歩き。林道までもさほど危ないところはない。 |
その他周辺情報 | 浅川バス停は土休日バス少ない。 浅川入口バス停まで5キロちょっと舗装路歩き。 |
写真
感想
久々にお山行きを1週休んで、今日はこちらへ。人少なく挑戦しがいのありそうなこちらのコースを選択。
猿橋駅では数人登山者がいたが、皆百蔵山や扇山に行くのか、自分と同じバスに乗る人なし。杉平入口バス停で降り、しばし集落内の舗装路歩きだが、これがかなりの斜度の道を含み、山歩き前から既にキツい。途中、民家の前にいた方に挨拶したら、そっちは登山道ではないと言われ後ろを振り返ると確かに標識が。ちゃんと挨拶して良かったw
登山道は例によっていきなり急登。滝子山寂悄尾根の取りつきに似た感じ。違うのは、落ち葉がとにかく多いのと、しょっちゅう倒木が現れること。この2要素が歩きづらさをかなり増している。斜度自体もかなりのもので、滑らず歩くのに精一杯。しかも、先週休んだのにまだ足裏に蓄積した疲れはどうやら抜けていないのがすぐに発覚w
何とか尾根に取り付いたけど、これで楽になるかといえば全くそんなことはなく、引き続き急登。しかも尾根がかなり広く、目印のテープもあまり多くはないし、分かりにくい肝心なところには無い。落ち葉はやはり斜面を覆っており、あまり人が来ないコースということで踏み跡もかなり薄め。そのため何度か本来のルートを外れて歩いてしまう。
途中の1129mピークを巻く道があるのだが、それもどこから入るのかぱっと見てすぐにはわからず、スマホの地図と辺りを見ながら何度か行き来してようやくわかった。こういうところには何かしらマークがほしいが、このマイナーぶりではな……。
巻き道とピークからの尾根筋と合流してから、いよいよ鋸尾根の名にふさわしい感じの露岩帯のアップダウンになるが、思ったほど岩登り的な要素がない。川苔山とか大岳山への同名尾根に比べたら、すかされたような気分。というか、岩が多くなく木の方が多いアップダウンなうえ、相変わらず落ち葉が多いため、登りも下りもむしろ辛い。途中のピークを巻く道もあったけど、これまた狭い、落ち葉だらけの道で、結構緊張しながら通過した。
そんなこんなで登り始めから何度も何度も少し進んでは止まり、を繰り返し、ヘロヘロになりながらもようやく三ッ森北峰に到達。思ってたよりずっと狭いが、登ってすぐ富士山と噂の割れた鏡が目に入り、思わず「おー!」と声が出てしまったw 素晴らしい眺めを見ながらしばし撮影タイム、併せてようやく今日最初のまともな休憩。
リスタート。三ッ森北峰の降り始めはかなりのザレザレな急下降で、足を滑らせないようにかなり慎重に下る。降り切っても鋸尾根はまだ続いているようで、何度も登り降りを繰り返す。三ッ森北峰までよりは岩登り的要素が増してきたのはある意味プラス要素かな?ただ下る方は相変わらず……。何とか尾名手峠に到達したときは結構メンタル的にも削られていた。
ここからはそれまでに比べるとずっとマイルドな道になり一安心。落ち葉でルートが分かりづらいのはまあ続くのだけど、斜度が随分穏やかになったので気分的にも肉体的にもスイスイと進める。麻生山山頂はスルーで通過し、権現山を目指して歩いて行く。それなりに距離はあったが、良いペースで山頂に到達した。
南側の富士山やその他の山々はもちろん、北側の奥多摩の山々もよく見える。何かでそこまで眺望が良くはないと見た記憶があるけどこれなら十分でしょう。しばらく景色と撮影を楽しんでからランチタイムに。カップめし用にお湯を沸かし、その間にホットサンドの準備をする。しかし、お湯が沸いてから再点火しようとしても、着かない。どうやらこのタイミングでまさかのガス切れのよう。先にお湯を沸かしていて良かったよほんと。ちなみにサンドはポテサラがメインの具だったので、普通のサンドイッチとして食べられましたw
下山へ。浅川峠への分岐まで戻り、浅川バス停に下る。こちらは流石に歩く人が多いのか、落ち葉は結構踏まれた感がある。しかし、だからといって楽になるわけでもなく、斜度はあるうえザレがちな地面と相まってやはり気を抜くと滑りそう。しかも、段差らしい段差がほとんどなく、ひたすら九十九折の下り坂が続くので、これはこれで結構しんどい。適度に段差がある方がメリハリ効いていいのかも。
途中から自然林→植林の杉林になり、斜度も穏やかになった。ここからはまた順調に下り、浅川峠の分岐からバス停への道に曲がる。この区間もまあ歩きやすく、サクッと林道まで下り、しばらく林道歩きをしてから浅川バス停に到着。ここでヤマレコやYAMAPアプリは終了にした。
しかし、バスの時刻表を見ると、アテにしていたバスは何と土休日運休!その次となると更に1時間後で待ちが2時間弱になってしまう……。事前に、早めに下山できたら車道を降りて国道沿いまで出てからバスに乗ってもいいかなと思ってたが、このタイミングでは歩いていては間に合うはずもない。仕方ないので下り基調なのをよいことに、走って向かうことにした。Googleマップのナビを見て、歩いてもバスの時間に間に合うようになるまで走れはいいやということで走り始めたのだけど、結局5キロちょっとの行程のうち4キロ強走る羽目にw 登山装備で走るのはキツかったが、ほとんど下りなのでキロ6分ペース程度で走れたのは幸いだった。おかげで無事バスの7〜8分前にはバス停に着け、無事バスに乗れた。
そんなこんなでとにかく疲れたが、それはそれで楽しめたかな。
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