浅間山（前掛山）

2008年08月03日(日) [日帰り]

• GPS: 04:40
• 距離: 13.9km
• 登り: 940m
• 下り: 1,483m

コースタイム

車坂峠(9:50)-(10:40)トーミの頭(10:40)-(10:50)黒斑山(10:50)-(11:10)蛇骨岳
(11:10)-(11:15)仙人岳(11:15)-(11:30)Jバンド(11:30)-(11:55)前掛山登山口
(11:55)-(12:50)前掛山山頂(13:00)-(13:30)前掛山登山口(13:30)-(13:40)湯ノ平口
(13:40)-(14:30)浅間山荘

天候

晴時々曇

コース状況／危険箇所等

高峰高原ホテル前でバスを降り、車坂峠より登る。
登山道は南から表コース、中コース、裏コース(一般向けではない)がある。
今回は眺めのよさそうな表コースを登る。

登山道に入るとすぐ車坂山に向け緩やかに登る。
ピークを超え、緩やかに下り再び登り返す。
当面緩やかな登りが続く。
傾斜が徐々に急になり、暫くすると正面に浅間山が姿を現す。
浅間山の左にはこれから登るトーミの頭への急な登りが見える。
避難小屋を超え、すぐにトーミの頭への登りだ。
一登りするとトーミの頭。
浅間山、外輪山塊、湯ノ平高原が良く見える。

ここからは外輪山の緩やかな登山道を歩く。
黒斑山、蛇骨岳、仙人岳と右手に浅間山を見ながら進む。
浅間山側が切れ落ちているので、注意して進む。
Jバンドで道は右に折れ、賽の河原に向け急坂を下る。
コース一番の難所だ。
滑りやすいので注意して下る。
一気に降りるとすぐに道は緩やかになり、前掛山登山口に出る。

ここからは滑りやすいガレ場を単調に登る。
暫く頑張ると正面に入山禁止の案内とロープが張られている。
その奥には浅間山最高峰が見える。

道は右に折れ、避難壕を通り過ぎ、緩やかに登っていくと前掛山に出る。
この先も入山禁止だ。

下山は前掛山登山口までは登りと同じ道を行く。
前掛山登山口で直進し、湯ノ平高原を歩く。
傾斜の少ない歩きやすい登山道。
草すべりを右に分ける湯ノ平口からは、再び下り始める。
すぐに火山館の建物が見える。

それ以後も急な下りはない。
歩きやすい下り坂を暫く下ると、道は二手に分かれる。
どちらを下っても浅間山荘に出るので問題ない。
今回は山側のコースをとる。
徐々に沢の音が聞こえると沢側の道と出会う。
そのまま下ると沢を渡り、すぐに浅間山荘に出る。

写真

8/3 10:05

表コースからの八ヶ岳

8/3 10:31

浅間山が姿を現す

8/3 10:41

トーミの頭より浅間山

8/3 10:41

これから登る外輪山

8/3 10:52

黒斑山より浅間山

8/3 11:18

外輪山の稜線と浅間山

8/3 11:49

賽の河原より浅間山

8/3 11:51

賽の河原より外輪山

8/3 12:07

浅間山への単調な登山道

8/3 12:33

これより先入山禁止

8/3 12:49

前掛山山頂(後ろが最高峰)

8/3 12:50

前掛山より先も入山禁止

8/3 12:50

前掛山山頂

8/3 12:51

前掛山からの下山道と四阿山

8/3 12:51

浅間山最高峰

撮影機器：

DMC-TZ5 Panasonic

感想

trattoria

富士山、槍ヶ岳同様、浅間山は格好のランドマークだ。
どこの山に登ってもこれらの山の可視域ではその山を探してしまう。
そこから山座同定が始まるのだ。

佐久平からのバスを降りると、高原の心地よい風が吹いている。
車坂峠はすでに2,000M近くあり別天地だ。
八ヶ岳や富士山が綺麗に見える。

表コースも展望は良く、途中北アルプスも見渡せた。

トーミの頭からは浅間山を見ながら、高低差のない外輪山を稜線散歩。
実に気持ちがいい。

外輪山から見える湯ノ平は緑だった。
茶褐色のイメージが強い浅間山では、逆に緑が意外に感じた。
外輪山からは左手に四阿山が良く見える。
スマートに裾野を広げ、優美な山容だ。

クライマックスの前掛山への登りは単調で辛いが、山頂からの眺めは格別。
…と言っても今回は周りの山の展望ではなくて、浅間山そのもの。
登山規制が解除されたら、いつかはあそこまで行ってみたいと思った。