筑波ナイトハイクはコーデナイト🌙

2020年12月20日(日) [日帰り]

• GPS: 05:33
• 距離: 6.0km
• 登り: 685m
• 下り: 686m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:01
• 休憩: 2:24
• 合計: 5:25

距離 6.0km 登り 687m 下り 702m

2:47 筑波山神社
2:51 2:52 白雲橋登山口
3:00 迎場分岐
4:00 4:15 弁慶茶屋跡
4:40 6:48 筑波山
7:01 御幸ヶ原
7:20 男女川解説板
8:06 筑波山神社
8:12 ゴール地点

天候

快晴（20回近く登ってるけど、こんな筑波は初めて！）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

《oobantouの記録》
【往路】
　前日の続きで「つくばりんりんロード筑波休憩所」に継続※1
　　
【駐車場】
　つくばりんりんロード筑波休憩所
　（無料・20台くらい・トイレあり）
　　
【復路】
　つくばりんりんロード筑波休憩所〜一般道（つくば市・下妻市・常総市・坂東市・松伏町・苦手な江戸川側道・R298・R357・環七・R15・R357・横浜環2・R1）〜自宅

※1：車中泊

コース状況／危険箇所等

【筑波山神社〜白雲橋登山口】
　最寄駐車場から神社・本社にお参りして、ちょっとだけ住宅地を通って登山口へ。
　廃屋になってしまった民家脇から登山道だが、ぽっかりと夜が口を空けたような樹林のトンネルへ入る。
　　　
【〜迎場分岐〜弁慶茶屋跡】
　迎場分岐までは緩やかな広めだが、真っ暗なので返って方向を定めにくく、白蛇さまでは社の横まで入ってしまった。
　分岐から茶屋跡は次第に細くなって勾配も急になり、岩をステップすることも多くなるが、ゆっくり歩きの一列縦隊で進み、遅れもなく順調。
　前日の北斜面は霜柱だらけだったが、晴天続きで湿り気もない南面のためか全く無く、当初心配した凍結もない。
　低山南面のありがたさだね。
　　　
【〜△筑波山(女体山)】
　奇岩怪石の連続の暗闇なので、ややメンバーの間が空き始める。
　昼間であれば斜度がきつく感じるが、夜だけにややもすると落差も感じにくい。
　初めての夜歩にはうってつけのコースなので、初経験者にとって良い経験になればうれしい。
　　　
　山頂部の風は昨日よりは緩いので、気温が低いわりには体感への影響が助かるコンディション。
　夜景を少し堪能したら、待機場所に選んだロープウェイ駅のテラスへ。
　朝食を摂りつつ朝焼けタイムを待ち、明けの明星の下が臙脂色になった頃、再び女体山頂へ。
　
　風は弱いけど全身を震わす黎明の刻、霞ヶ浦の湖面と東雲が橙色に染まり始めて天空のホライズンを広げ、夜の帷をあげていく。
　やがて雲の縁が弱火の輝きを放ち始めたら、太平洋からチカッと上向きの斜光線がビームのように目に刺さる。
　斜角は縦横に広がり、やがて360°の光輪の作って曙の儀式を終えた。
　筑波の山々がモルゲンロートに輝かせ、朝の訪れを祝っているように見えた。
　　　　
【〜御幸ヶ原】
　ゆるゆる下りの吊り尾根は、ケーブルカーやロープウェイで上がってきた観光客ルートだが、営業前のこの時間は朝陽を堪能した人がチラホラ。　
　途中のガマ口では、小石が乗っかるまで放り続けるが、一人が成功したところで置いていかれる(^^;
　御幸ヶ原に出ると、男体山が全身をモルゲンロート！
ケーブルカーの営業前ってこともあって閑散としている中を下山開始。
　　　　　　
【〜男女川解説板〜筑波山神社】
　御幸ヶ原から神社への最短ルートへ。
　階段時々岩場ゴールデンルートは男女ノ川源流点で少し平らになり、さらに下った先でケーブルカー軌道と交差し、中ノ茶屋跡で離合するケーブルカーはまだまだ静か。
　広めの下り道をゆったり降りて地点の神社に到着。　　
　世間では朝が始まった時刻だが、みんな、次の楽しみもあるのと、私の脚の不調もあって、そのまま流れ解散となったので、ゆっくり帰ることにした。

その他周辺情報

【買い物】
　りんりんロード筑波休憩所ちかくにセブンイレブン。
　　
【温泉】
　今回はパス。
　なんか懲りと痛みがスッキリしなくて脚がモヤモヤ(^^;

写真

12/20 2:49

【白雲橋登山口】
　ぽっかりと夜が口を空けたような樹林のトンネルへ入る(￣。￣;

12/20 4:05

【弁慶七戻り】
　実際は真っ暗。
　ストロボを光らせると、異次元の入口のような空間―

12/20 4:08

【稲荷さま】
　社の前の展望よりー
　みんなの興奮が高まる！

12/20 4:16

【出船入船】
　ストロボ付けないと何かわかりませんー

12/20 4:40

【筑波山・女体山頂】
　男体山の陰が黒いプロムナードのように見えるね(^^)

12/20 4:42

【筑波山・女体山頂】
　夜景のラインで地球の形が浮き出ている(^^)

12/20 5:04

【筑波山・女体山頂】
　大きな大きな宝石箱が蓋の上まで輝かせているようだ( ゜Д゜)

12/20 5:16

【筑波山・女体山付近】
　お汁粉を頂いたけど、真っ暗の中の黒で、カップの中まで夜明け前(^^)
　あつあつで美味かった!(^▽^)!

12/20 5:37

【筑波山・女体山付近】
　tosuke作の「ピザまんのホットサンド」o(^▽^)o
　oobantouも以前からやりたかった！
　いつもながらアイデア豊富だね〜(^^)

12/20 5:50

【筑波山・女体山付近】
　明けの明星の下が臙脂色になった頃、いよいよ曙のときめきが始まる(^○^)

12/20 6:05

【筑波山・女体山頂】
　風は弱いけど全身を震わす黎明の刻が来た！
　霞ヶ浦の湖面と東雲が橙色に染って、夜の帷をあげ、天空のホライズンを広げていく!(^^)!　

12/20 6:33

【筑波山・女体山頂】
　待ち遠しいねー

12/20 6:37

【筑波山・女体山頂】
　寒いけど、ワクワクは止まらないねー

12/20 6:39

【筑波山・女体山頂】
　やがて、雲の縁が弱火の輝きを放ち始める(^^)

12/20 6:40

【筑波山・女体山頂】
　太平洋からチカッと上向きの斜光線がビームのように目に刺さる(^-^)

12/20 6:41

【筑波山・女体山頂】
　斜角は縦横に広がり、やがて360°の光輪の作って払暁の儀式を終えた(^^)

12/20 6:44

【筑波山・女体山頂】
　光輪の中から降臨してきたみたい(^^)

12/20 6:57

【御幸ヶ原】
　男体山はフルなモルゲンロートを輝かせ、朝の訪れを祝っているように見える(^○^)

12/20 7:23

【御幸ヶ原ルート】
　犬神家の一族？？　

12/20 7:24

【御幸ヶ原ルート】
　「動物の顔にみえるねー」
　tosukeは発想がとっても豊か(^^)

12/20 8:07

【筑波山神社近くの駐車場】
　最初は殴りかかってきそうな顔をしていたけど、急に落ち着いた顔
　(=^--^=)

12/20 9:27

【坂東市あたり？】
　茨城の平地は、富士山ビューの宝庫だね〜

撮影機器：

Canon PowerShot SX720 HS Canon

SC-02J samsung

装備

個人装備

ザック：チャチャ35 靴：ツォロミー3

感想

oobantou

『筑波ナイトハイクはコーデナイト☽』
　　　　
　12/20(日)の丑三つ時、再び筑波山に登り、ひんやりな空間に浮かんだ「大きな宝石箱」と「黎明の地水平線」に地球を感じ続けました(@_@)
　　　
　前日の下山から間もなく9時間後、宵も酔いも覚めぬまま、冷たい空気で意識を起こして出発！
　漆黒に目が慣れた頃、ヒュンと弱い冷風を感じて山頂到着を感じる。
　そっとピークに出で立つと、そこは「うぉっ！」と声を出したくなる景観―
　都心の夜景は丹沢のそれに拮抗するが、太平洋の背景に漆黒の地球を実感した。
　　　
　　　
【山行記】
　　　
　夜の口がぽっかり空いて
　闇の岩たちは異次元の使者
　光芒の先でゆらゆら動き出す
　　　
　漆黒の頂は弱風が纏わり
　街の吐息は黒い絨毯の宝石
　瞬きが闇夜をちかちか焦がす
　　　
　明星が臙脂の上に浮いて
　東雲と湖面は払暁の幕引き
　光輪が弾けきらきら踊り出す