霧氷と新雪を纏った三十三間山
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- GPS
- 04:47
- 距離
- 7.2km
- 登り
- 770m
- 下り
- 756m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■最後の水場からスノーシュー装着、夫婦松までトレースあり、以後は稜線まで残雪の上に10〜30cmの乾いた新雪、トレースなし。 ■稜線雪稜には雪庇が発達している。締まった雪の上に軽い新雪で脛ラッセル。ホワイトアウト時は危険。山頂の標柱は雪の下、積雪2m弱。 |
写真
感想
早朝は小雨が降っていたが、暗雲が取れ西の空が晴れて来た。行くなら三十三間山をロクロ山から周回と決めていたので慌てて身支度する。
9:15倉見登山口に車を置き倉見峠まで歩いて行く。ふと青空の稜線を見るとなにやらキラキラ輝いている。周回していると霧氷が落ちてしまうのでは。そこで通常ルートの往復に変更する。
所々に雪が残る林道を歩いて最後の水場からスノーシューを装着した。チェーンスパイクでもよいかと思ったが強引に上がる。主尾根に乗ると雪切れしなくなった。スキーとツボ足のトレースが薄く残っている。夫婦松からは昨夜の新雪が20cm積もっていた。更に高度を上げるとトレースは新雪で消えた。軽い雪なのでヒールリフターを使うと苦にならない。風神まで上がっていくとお楽しみの霧氷が出現する。残念なことに西からの白い雲で青空は消失。だからか霧氷は少しも落ちることなく残っている。
江若国境稜線に飛び出ると白い轆轤(ロクロ)山が一望できる。霧氷を愛でながらポコを越えると広大な雪稜が一気に広がり身震いする。
雪庇が行く手を阻む。ここで自分の目が白しか見えなくなった。足元の起伏が全く判別できない。白い雲と純白の新雪で明反応を狂わせたのか?5分程の休憩を入れると順応して見えるようになった。
雪庇を気にしながら広い雪原を恐々と進んでいく。三方五湖がくっきりと美しい。右手には武奈ヶ嶽のコルに琵琶湖が輝いて見える。
いつもモサモサと鬱陶しい背丈ほどの灌木は隠れている。山頂台地を北に詰めると150cmほどの標柱が見あたらない。積雪は2m弱ということになる。
北尾根は霧氷ワールドだろうが、今日は時間がないのでまた今度。そそくさと雪稜に下っていく。稜線の東側には2mを越える雪庇が発達しているのが見て取れる。どこでも歩ける雪原をジグザグに楽しみながら下りていく。湖北武奈ヶ嶽と比良武奈ヶ岳、揃って望めるのはこの山だけではないだろうか。
お腹が減ってきたので稜線の分岐点で昼食をとる。目前に霧氷を眺めながら。カップ麺を食べていると最初は熱かったが、終いはスープ冷めてしまった。お腹を満たしたらもと来た尾根を一目散に下りていく。スノーシューの下山は快適で楽しい。最後まで誰とも出逢わなかった。
naojiroさん、
あけましておめでとうございます。ご挨拶が遅くなりました。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
昨日のワカン初体験は、南比良の稜線にするか久々の三十三間山にするか、迷った挙句の近場選びでした。後者にすれば良かった〜😂
霧氷が凄い事になってたようですね。曇り空になってしまったのが残念だったでしょうけど。ロクロ山への稜線も美しいですね。
なるほど、武奈ヶ岳と武奈ヶ嶽をツインで見れるのですね。なんかいいですね。そして山頂から北進すればブナの美林ですよね。
近々訪れたいと思います。が、今日からドカ雪になりますかね😅
ウリさん明けましておめでとうございます。本年もよい山行が出来ますように祈ります。よろしくお願いします。
三十三間山でお逢いできたかも知れませんねー残念です。
初ワカンで権現〜蓬莱で霧氷まで見られて最高ですね✨実はコメントしようかな思っていました。
私は霧氷フェチでもありまして、ブナに霧氷が出来たものなら、霧氷ブナとなってもんぞり反って泡吹きます(笑)
昨日ぐらいの積雪ならばワカンで十分歩けましたが、これ以上積もるとスノーシューがよろしいかと思います。稜線に雪庇が出来ると本格的な雪山ハイキングですね。
今夜からの雪で北部の山は深雪ラッセルを強いられそうです。体力がない私はトレース泥棒に徹します(笑)
雪が落ち着いてからの北陵のブナ巡りはお声がけください🙏
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