カタクリ群落に感動！ 宮城県南・深山

2013年04月13日(土) [日帰り]

• GPS: 03:30
• 距離: 6.0km
• 登り: 312m
• 下り: 315m

コースタイム

10：30深山山麓少年の森、駐車場 - 10:57涸沢（山寺川源流) - 11:22峰の清水（水場あり）- 11:30鳥越峠 - 11:33展望台（行き止まり） - 11：40お太鼓峠 - 11:43深山山頂 - 11:57鷹討山 - 12:05カタクリ群生地 - 12:22中峰の山桜 - 12：30水場 - 12:44水道山 - 12:46ウッドクラフト無房 - 13:10東屋 (昼食）- 14:00深山山麓少年の森、駐車場

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

常磐道を山元ICで降りる。

コース状況／危険箇所等

前日雨が降りましたが、整備されたコースにはぬかるみ等まったくなし。たかうちコースの烏森で沢を跨ぎますが、危険個所はなく、ファミリー向けです。下山後は車で30分程度のところに鹿狼温泉（福島県）という冷鉱泉があるようです。

写真

仙台方面から常磐道を山元ICで降り、6号線を南下、山下小学校のところを右折、アップルラインに入って少し南下すると標識があります。

バスも来ているようです。駐車場は無料、50台収容可能だそうです。

桜が満開でした。お花見のグループも。

深山山麓少年の森、「菱沼の郷」の門です。内部には管理棟、MTBレンタル、MTBコース、遊具、イベント広場などがあります。

管理棟の中には自販機もあり。

パンフレットをいただきました。

コインロッカー、トイレもあります。マウンテンバイクのレンタルもあり。

管理棟のすぐ後方に登山口があり、そこにもトイレがあります。

本格的MTBコースも。広場には遊具もあり。

登山口です。スギ林の中を進んでいきます。

BMXコースと並行する部分もあり。

登山道のいたるところにカタクリの花が見られました。可憐ですね。

「峰の清水」の水場です。水量はちょろちょろと少なめ。

エンレイソウでしょうか。

「国見台」という展望台とのことでしたが、木々のため眺望は望めず。

深山山頂から東側、太平洋を望む。海岸線から手前は東日本大震災の津波被災地です。ダンプカーなど大型車両が行きかっていました。復興はまだまだです。

深山山頂。西側には角田市、蔵王・不忘の山々も見渡せました。一日を通して穏やかな日和でしたが、山頂に限っては風が強く、長居は無用と下山開始。

尾根伝いに南下し、「鷹討山」へ。ここも眺望は望めず。

「ラクダの背」を下っていくと、カタクリの群生地が広がります。一年のうち、地上に姿を現しているのは約一カ月という spring ephemeral の群落は実に感動的でした。

スミレの仲間？

「水道山」で一部、私有地を通ることに。

民家の前を通らせていただき、少し下るとコースガイドが。

木の器などの工房。見学をさせていただきました。

東街道には降りず、ちごゆりの丘の東屋に向かいました。途中、倒木が。

ショウジョウバカマです。東屋の手前で見られました。

ちごゆりの丘の東屋。ここで昼食としました。

イベント広場に降りてきました。子供会のグループでしょうか、お花見の方々で賑わっていました。

管理棟の無人販売所で100円x2でした。かわいすぎないところがかわいい！

感想

simafukuro

金曜夜は雨が降ったものの、週末は晴れて気温も上がるという予報。東北にもやっと桜の便りが届きました。

今年最初の「お花見」に深山を選びました。仙台方面からのアクセスは最高です。駐車場も余裕あり、登山道も整備され安全です。

今回は今年最初ということもあり、ゆっくり花を見たり、鳥の声に耳をすましたり、写真を撮ったりしながら歩きました。山頂は風が強かったので、たかうちコースを降りてきたところの、「ちごゆりの丘」の東屋で昼食にしたのは正解でした。

花はイチリンソウ、カタクリ、エンレイソウ、ショウジョウバカマ、スミレ、キンポウゲなど。特に、「ラクダの背」のカタクリの群落は見事で感動しました。山頂の尾根筋では今年最初のウグイスのさえずりが聞けました。水道山ではヤマガラ、シジュウカラを見かけました。

来年も里で桜が咲く頃、カタクリの群落を見に来たいと思います。