(過去レコ)由布岳、九重山
- GPS
- 16:00
- 距離
- 15.1km
- 登り
- 1,378m
- 下り
- 1,359m
コースタイム
天候 | 曇り後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2003年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
感想
天気予報では高気圧に覆われてカラッと晴れるとのことだったが、雨が降ってもおかしくないほどの曇天で、予報は大外れ。
牧ノ戸峠へ着いたのは朝7時頃だったが、僅かに霧雨だった。
改めて今日の天気を聞くと、午後から晴れるとの言うので、先に由布岳へ行く。
8時前に南側の登山口をスタートする。
遠くはガスが濃かったが、合野越と言う三差路で左に形のいい山が見え、調べると飯盛ヶ城という山だった。
登るほどガスは濃くなり、樹林帯から抜けても展望はなかった。
登りで後ろに単独行の男性が近付いて来たのでピッチを上げて引き離す。
登頂後に休んでいた時、その人が上がって来た。
横浜から来た33歳の好青年で、もう百名山は殆ど登ったと言う。
私が33歳の時には、山の素晴らしさを全く知らなかったのに比べると大違い。
20歳の年の差だが話が合い、下山するまでずっと一緒に話しながら下った。
牧ノ戸峠は予報通り晴れていた。
久住分れの手前で、中学生か高校生らしい大きな団体が賑やかに登っているのが見え、先に久住山へ行くと途中で追い着き、追い越す際に自分のペースが乱れるので、
先に中岳へ行き、久住山はその後行くことにした。
九州本島の最高峰は中岳なので、このピークを外す訳にはいかなかった。
中岳に着いてみると、4m低い久住山や5m低い大船山の方が高く見えた。
久住山一帯は拡大地図が欲しいと思うほど、登山道が網の目のように広がっていた。
15時過ぎ、もう多くの登山者は下った後だったが、九州最後の日本百名山に登頂。
天候はすっかり回復し、カラッとした涼風の吹く晴天下、心の芯からこみ上げる充実感と同時に、いわれのない一抹の寂寥感が込み上げてきた。
暫く茫然と立ち尽くした後、我に返り、山の写真を撮った。
下りでは、展望の良い沓掛山の岩の上でくじゅうを振り返り、多くの感動を与えてくれた山々に謝意を示した。
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