裏鵯〜若栗〜中土のその先へ

天候 | 雪 |
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過去天気図(気象庁) | 2021年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
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写真
感想
白馬合宿二日目は異色のメンバーで栂池へ。この日はフリージングレベルが1500mと高く、びしょびしょになることが予想され、かつ悪天で栂池以外の選択肢はない感じだった。一瞬オフにしようかとも考えたが、せっかくの休みなので行くことにした。前日のメッセンジャーでの打ち合わせにより、定番の裏鵯〜若栗〜電車ルートに加え、長澤隊長が気になるという871m峰へ向かうことに。唯一の探検的な要素だが、果たしてここまでたどり着けるのか、モチベーションは保てるのか、最初からかなり疑問符がついていた。
朝一で隊長と合流し、隊長のお知り合いのお宅に車を1台デポさせて頂く。この時既に雪硬く、これからどこまで良くなるかもわからないので、保険として takutokb カーを白馬乗鞍にデポ。その後、ケノザを含む全員が栂池に集合した。計画書を出してチケットを購入する間に、今シーズン早くも2回目のブルクリ・滝本さんパーティに遭遇。テール時代にお会いした何人かのお客さんにも会ってご挨拶することができた。
いつものスタート地点から鵯に登り、バナナとかパイナップルとかいうラインを落とす。滑りはケノザが先導してくれるのだが、やたらピッチが短い。これは、信用されていないのか?雪は悪くないが、やはり湿っぽく身体やゴーグルにまとわりつく感じで、すぐに前が見えなくなる。登り返し地点まで移動してから前日のトレースを使いつつ若栗へ。ついでに若栗の頭に登頂。今度は長めに一本滑ってコルチナへ登り返す。裏コルからスキー場へ戻る、というのは初めてで新鮮だった。
コルチナは第五リフトが動いていないため、しばらくスキーを担いで登ってからBCへ出る。なお、この時点で3人のウェアはビショビショ。標高が高いうちは凍っていたが、今は溶けて濡れたり雪が付いたりしてひどい状況。止まっていると寒い。隊長にカラー直伝?電車ルートを案内してもらうが、その時点でもう15時。「まだ15時かぁ」と呟く隊長だったが、謎の871m峰に向かおうというほどに士気が高い隊員はいなかった。
断腸の思いで下山することとなったが、先行スキー隊として挑んだ自分がルートを逸れてしまい、最後の最後でなんかもやもやする終わりとなってしまった。隊長から種々のステッカーを頂き、ほうてい野郎Tシャツを購入。これからも隊員として、未知に挑む心を忘れずに生きていこうと思う。
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