南紀 立間戸谷支流 八汐滝(カレ滝)
- GPS
- 08:52
- 距離
- 2.5km
- 登り
- 264m
- 下り
- 259m
コースタイム
- 山行
- 8:52
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 8:52
天候 | 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 熊野川温泉さつき 日帰り入浴500円でした |
写真
装備
個人装備 |
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
靴
ザック
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
トポ
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
ロープ
クライミングシューズ
ハーネス
ヘルメット
確保機
ロックカラビナ
カラビナ
クイックドロー
スリング
ロープスリング
セルフビレイランヤード
キャメロット
カム
アブミ
ギアスリング
アッセンダー
ハンマーバイル
ナイフブレード
アングルハーケン
渓流シューズ
|
---|---|
備考 | 登攀は50mロープ一本で大丈夫だが、懸垂下降用に2本無いと下山に時間がかかる、もしくは下山不可能になる可能性がある。 |
感想
南紀 立間戸谷の支流に掛かる3段150mのこの滝は、約40年前に大阪わらじの会により初登された。しかしその後の記録は見つからず「ボルトを30本以上使用しエイドで登った」「1段目の登攀は絶望的」この2つの情報だけを抱え滝へ向いました。
この滝は、大阪わらじの会では「八汐滝」登山体系等では「カレ滝」と表記されています。
立間戸谷へ入り左岸側1番最初の谷に入るとすぐに八汐滝へ到着。3段150mの1段目しか見えないがかなりの大きさだ。ひと目見て1段目の登攀が不可能だとすぐにわかりました… 1段目は左岸から巻いて2段目の下に懸垂下降。50mの下降でした。
2段目は水線の右側に細かいカチのルートを見出し登攀してみる事に。リードはREDEYEさん。クライミングシューズを履き、どうにかリスを見つけハーケンを打ち込みながら少しずつ登って行く。ヌメった細かいカチホールドしかないのでスカイフックでレストしながら慎重に突破。終了点は右岸の立ち木でとりました。 私はフォローで登りましたが、このピッチをリードするにはちゃんとクライミングのトレーニングが必要だと感じました。
3段目は1段目と同様で登攀は難しそう。水線付近はプロテクションが取れそうもない。いろいろ考えた結果、右岸側の苔が生えている斜面を登ってみる事に。10m先は木や草でどうなっているかわからない。落口まで行ける保証はないがワンコさんがリードを請け負ってくれました。 序盤は苔を落としながらクラックにカムを決め登る。苔の斜面を超えれば立木でプロテクションが取れる。木を掴みながらドロドロの壁を登る泥臭いルートでした。 ロープの屈曲が激しくかなり重くなってしまったので落口手前でピッチを切りました。
3段目の2ピッチ目は落口まで10mもない。大きく巻くようにルートを取れば容易に落口の上の方に出ることができる。しかし、出来るだけ滝から離れたくなかったので、落口へダイレクトに出れるルートで登りました。基本的には難しくないですが、1箇所張り出した岩を跨いでトラバースする時に、全体重を細い木に預けなければならず緊張しました。
3人とも無事に落口へ登り記念日撮影! すぐに下山する予定でしたが上流の方に滝らしきものが見えるので少し探索。上流にも10m程の美しい滝が2本ありました。
下山は滝を懸垂下降。3段目と2段目はそれぞれ50mの下降。1段目は50mでは足りず滝の途中の立ち木でピッチをきりました。1段目は合計70mくらいの下降だったと思います。
今回は40年間誰も登っていないかもしれない滝という事で、ロマン感じる登攀でした。自分のレベルではこの様な沢登りをする事ができないのでとても貴重な経験でした。
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