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Yamareco

記録ID: 2877055
全員に公開
沢登り
大台ケ原・大杉谷・高見山

南紀 立間戸谷支流 八汐滝(カレ滝)

2021年01月24日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
08:52
距離
2.5km
登り
264m
下り
259m
歩くペース
ゆっくり
1.41.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:52
休憩
0:00
合計
8:52
距離 2.5km 登り 267m 下り 275m
7:52
532
スタート地点
16:44
ゴール地点

天候
過去天気図(気象庁) 2021年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
道の駅 瀞峡街道熊野川に集合
その他周辺情報 熊野川温泉さつき 日帰り入浴500円でした
最初は登山道を少し歩く
2021年01月24日 07:59撮影 by  SC-03L, samsung
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最初は登山道を少し歩く
立間戸谷を進んでいく
2021年01月24日 08:05撮影 by  SC-03L, samsung
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立間戸谷を進んでいく
左岸側最初の支流に入れば滝まではすぐ
2021年01月24日 08:10撮影 by  SC-03L, samsung
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左岸側最初の支流に入れば滝まではすぐ
1段目の登攀は絶望的
2021年01月24日 08:12撮影 by  SC-03L, samsung
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1段目の登攀は絶望的
左岸から巻きます。3段目が見えます。
2021年01月24日 08:55撮影 by  SC-03L, samsung
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左岸から巻きます。3段目が見えます。
ここから懸垂下降で2段目の下にまで降りました。
2021年01月24日 08:55撮影 by  SC-03L, samsung
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ここから懸垂下降で2段目の下にまで降りました。
2段目の下
2021年01月24日 09:48撮影 by  SC-03L, samsung
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2段目の下
水線の右側を登る
2021年01月24日 09:20撮影 by  SC-03L, samsung
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水線の右側を登る
ホールドが細かいのでリードはクライミングシューズがあった方が無難です。
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ホールドが細かいのでリードはクライミングシューズがあった方が無難です。
2021年01月24日 11:16撮影 by  SC-03L, samsung
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2021年01月24日 11:16撮影 by  SC-03L, samsung
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2段目終了点から
2段目終了点は右岸のこの立ち木
2021年01月24日 11:51撮影 by  SC-03L, samsung
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2段目終了点は右岸のこの立ち木
3段目。水線付近の登攀は無理そう…
2021年01月24日 11:35撮影 by  SC-03L, samsung
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1/24 11:35
3段目。水線付近の登攀は無理そう…
右岸の苔の斜面を登る
2021年01月24日 12:00撮影 by  SC-03L, samsung
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右岸の苔の斜面を登る
落口手前でピッチをきる
2021年01月24日 13:16撮影 by  SC-03L, samsung
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落口手前でピッチをきる
3段目落口
2021年01月24日 13:50撮影 by  SC-03L, samsung
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3段目落口
2021年01月24日 14:08撮影 by  SC-03L, samsung
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登攀完了!
上流も少し探索
2021年01月24日 14:13撮影 by  SC-03L, samsung
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上流も少し探索
綺麗な滝がありました
2021年01月24日 14:16撮影 by  SC-03L, samsung
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綺麗な滝がありました
2021年01月24日 14:22撮影 by  SC-03L, samsung
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下山は滝を懸垂下降
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下山は滝を懸垂下降
1段目はやっぱり絶望的…
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1段目はやっぱり絶望的…
撮影機器:

装備

個人装備
長袖インナー タイツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 ザック 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) トポ コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト ナイフ カメラ ロープ クライミングシューズ ハーネス ヘルメット 確保機 ロックカラビナ カラビナ クイックドロー スリング ロープスリング セルフビレイランヤード キャメロット カム アブミ ギアスリング アッセンダー ハンマーバイル ナイフブレード アングルハーケン 渓流シューズ
備考 登攀は50mロープ一本で大丈夫だが、懸垂下降用に2本無いと下山に時間がかかる、もしくは下山不可能になる可能性がある。

感想

南紀 立間戸谷の支流に掛かる3段150mのこの滝は、約40年前に大阪わらじの会により初登された。しかしその後の記録は見つからず「ボルトを30本以上使用しエイドで登った」「1段目の登攀は絶望的」この2つの情報だけを抱え滝へ向いました。

この滝は、大阪わらじの会では「八汐滝」登山体系等では「カレ滝」と表記されています。

立間戸谷へ入り左岸側1番最初の谷に入るとすぐに八汐滝へ到着。3段150mの1段目しか見えないがかなりの大きさだ。ひと目見て1段目の登攀が不可能だとすぐにわかりました… 1段目は左岸から巻いて2段目の下に懸垂下降。50mの下降でした。

2段目は水線の右側に細かいカチのルートを見出し登攀してみる事に。リードはREDEYEさん。クライミングシューズを履き、どうにかリスを見つけハーケンを打ち込みながら少しずつ登って行く。ヌメった細かいカチホールドしかないのでスカイフックでレストしながら慎重に突破。終了点は右岸の立ち木でとりました。 私はフォローで登りましたが、このピッチをリードするにはちゃんとクライミングのトレーニングが必要だと感じました。

3段目は1段目と同様で登攀は難しそう。水線付近はプロテクションが取れそうもない。いろいろ考えた結果、右岸側の苔が生えている斜面を登ってみる事に。10m先は木や草でどうなっているかわからない。落口まで行ける保証はないがワンコさんがリードを請け負ってくれました。 序盤は苔を落としながらクラックにカムを決め登る。苔の斜面を超えれば立木でプロテクションが取れる。木を掴みながらドロドロの壁を登る泥臭いルートでした。 ロープの屈曲が激しくかなり重くなってしまったので落口手前でピッチを切りました。

3段目の2ピッチ目は落口まで10mもない。大きく巻くようにルートを取れば容易に落口の上の方に出ることができる。しかし、出来るだけ滝から離れたくなかったので、落口へダイレクトに出れるルートで登りました。基本的には難しくないですが、1箇所張り出した岩を跨いでトラバースする時に、全体重を細い木に預けなければならず緊張しました。

3人とも無事に落口へ登り記念日撮影! すぐに下山する予定でしたが上流の方に滝らしきものが見えるので少し探索。上流にも10m程の美しい滝が2本ありました。

下山は滝を懸垂下降。3段目と2段目はそれぞれ50mの下降。1段目は50mでは足りず滝の途中の立ち木でピッチをきりました。1段目は合計70mくらいの下降だったと思います。

今回は40年間誰も登っていないかもしれない滝という事で、ロマン感じる登攀でした。自分のレベルではこの様な沢登りをする事ができないのでとても貴重な経験でした。

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