記録ID: 29032
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沢登り
増毛・樺戸
千代志別川→浜益御殿→小川→浜益岳→幌川→郡別岳→郡別川
1989年06月01日(木) ~
1989年06月04日(日)

- GPS
- 80:00
- 距離
- 33.9km
- 登り
- 2,698m
- 下り
- 2,685m
| アクセス | |
|---|---|
| コース状況/ 危険箇所等 |
千代志別川→浜益御殿→小川→浜益岳→幌川→郡別岳→郡別川 1989/6/1〜4(4-0) L:斎藤清克(3) AL:石川守(3) M:田中健太郎(3) 6/1 晴れ 林道Co200mC0(4:40)→二股(6:40)→浜益御殿(11:10-12:00)→小川二股Co620m左岸(14:00)C1 千代志別川はCo200mまで右岸の踏み跡を辿る。二股手前の10m滝は右岸を捲く。二股過ぎて5mの滝2つは左岸を登る。Co580mから雪渓。Co600mに10mの滝、泥左岸の泥壁を捲くのにザイル1ピッチ。 浜益御殿から小川の下りはCo800mまで雪がベッタリ。二股までは小滝がからんだ雪渓が断続的に出てくる。捲いたり乗ったりを繰り返す。泥壁の下降で懸垂1回。天場の二股手前の5m滝は左岸側10mの懸垂。 6/2 晴れ C1(5:10)→浜益岳(8:20-10:00)→幌川下二股(12:00)→幌川上二股(13:30)C2 小川の二股を過ぎると雪渓。滝の部分だけ口を開けている。側面のブッシュまで遠く、傾斜も急なのでおおむね捲く。Co690mから靴に履き替える。源頭は雪がベッタリ。群別の尖り具合が素敵だ。 浜益岳から幌川の下りも頂上からずっと雪の上。標高差400mをザック制動で滑り降りる。沢はデブリに埋まっている。Co660mで10m滝、右岸をクライムダウンする。函チックな所も出てくるが簡単。 幌川上二股までは河原も広く、水量多い。Co390〜400に函。腰まで浸かって突破する。雪解け水がゴオゴオと音を立てて流れる横をへつって行く。場所を選ばないと渡渉は困難。 6/3 晴れ C2(4:00)→群別岳(11:10-12:00)→群別川Co590m(17:00)C3 上二股の天場を出てから10mの滝は左岸を捲く。続く函滝の通過でザック吊り上げを1回。その後、事前に空中写真から判読したとおり、Co680mに30mの大滝が出現。1段目はLが空身で登り、ザックを吊り上げる。2段目は草付きを捲き、後続にザイルを垂らす。ここでメンバーが登っている最中、人頭大の落石が後続のALの腕に直撃、しばし悶絶。この大滝の後は沢が明るく開けた感じになり、雪も出てくる。群別の北西尾根に向かって急な斜面の潅木と薮の中をアクロバティックに攀じ登る。元蕁ハイマツのうるさい痩せ尾根を辿り、尖ったピークに立つ。 群別岳から群別川の下りも上部は雪がベッタリ。Co1000mの10m滝は急な雪渓を捲き、最後は10mの懸垂下降。その後、雪渓に乗ったり側面を捲いたりを繰り返す。融雪増水のためかなりの水量で、函の中はゴオゴオと音を立てている。上の函は右岸を小さく捲く。Co550mの屈曲部の函は中に雪渓も懸かり、その先に滝もありそうな予感がしたので左岸側を大高捲き。時間を食われ、予定の天場まで着けずに消耗しきってC3。 6/4 小雨→曇り C3(7:40)→林道(9:10) なんとか林道まで出て、運よく山菜採りの軽トラックをヒッチする。軽トラックの荷台にのんびりと揺られながら日本海にとび出た。浜益のラーメン屋で浜ラーメンを食べて解散。 |
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shake1987













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