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記録ID: 2913642
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積雪期ピークハント/縦走
東北

リベンジ! 遠別岳

2021年02月11日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:37
距離
10.8km
登り
521m
下り
525m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:31
休憩
0:07
合計
5:38
8:31
35
国道・県道交差点
9:06
9:06
161
11:47
11:54
111
13:45
13:45
24
14:09
国道・県道交差点
天候 晴れ時々くもり のち 吹雪
過去天気図(気象庁) 2021年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
この時期、本来の登山口まで車で行けないので、国道と県道の交差点から雪を漕いで入山する。車は国道を挟んで向かい側の駐車場に置ける。トイレあり。
コース状況/
危険箇所等
尾根沿いに雪庇が発達している場合がある。
冬季通行止めになっている県道入り口からスタート。
冬季通行止めになっている県道入り口からスタート。
1組の先行者がいるようだ。トレースが右の斜面に続いている。せっかくなので我々もトレースを拝借して右の斜面に入っていく。
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1組の先行者がいるようだ。トレースが右の斜面に続いている。せっかくなので我々もトレースを拝借して右の斜面に入っていく。
疎林の中の斜面を登っていく。緩くは無いが急坂というほどでもなく、とても登りやすい斜面だ。当初想定していた場所よりも、ここのほうが登りやすそう。ありがとう、先行している方!
疎林の中の斜面を登っていく。緩くは無いが急坂というほどでもなく、とても登りやすい斜面だ。当初想定していた場所よりも、ここのほうが登りやすそう。ありがとう、先行している方!
富士見平まで来て驚いた。雪が殆ど無い。今年は雪は多いんじゃないの? 記録的少雪と言われた去年よりも少ないじゃない。風の影響とか色々あるんだろう。
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富士見平まで来て驚いた。雪が殆ど無い。今年は雪は多いんじゃないの? 記録的少雪と言われた去年よりも少ないじゃない。風の影響とか色々あるんだろう。
ハイキングコースを示した看板がある。前回は平庭岳に登っただけで戻ってきたが、今年こそ遠別岳まで行くぞ〜。
ハイキングコースを示した看板がある。前回は平庭岳に登っただけで戻ってきたが、今年こそ遠別岳まで行くぞ〜。
富士見平で道は二つに分かれる。平庭岳山頂を経由するのと、平庭岳を巻く道だ。
富士見平で道は二つに分かれる。平庭岳山頂を経由するのと、平庭岳を巻く道だ。
体力温存のため巻道を選択。先行者のトレースは消えてしまった。平庭岳へ向かったのだろう。
体力温存のため巻道を選択。先行者のトレースは消えてしまった。平庭岳へ向かったのだろう。
雪が無かった富士見平とは一変。所々に吹き溜まりができて歩きにくくなっている。やはり全体としては雪は多め。
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雪が無かった富士見平とは一変。所々に吹き溜まりができて歩きにくくなっている。やはり全体としては雪は多め。
去年、先へ進むのを断念した場所まで戻ってきた。今年は時間も体力も十分ある。天気も良くなってきたし、これは進むしかないでしょう。トレースも復活した。先行者は平庭山頂経由で遠別岳を目指すようだ。
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去年、先へ進むのを断念した場所まで戻ってきた。今年は時間も体力も十分ある。天気も良くなってきたし、これは進むしかないでしょう。トレースも復活した。先行者は平庭山頂経由で遠別岳を目指すようだ。
小さなピーク巻いて先へ進んでいく。
小さなピーク巻いて先へ進んでいく。
コンニチハ!
次峰台という広場に出た。道はここで再び二つに分かれる。
次峰台という広場に出た。道はここで再び二つに分かれる。
遠別岳の山頂を目指すなら、ここは尾根コースを選択だ。
遠別岳の山頂を目指すなら、ここは尾根コースを選択だ。
尾根へ上がる斜面はガリガリにクラストしていて、おまけに急だ。
尾根へ上がる斜面はガリガリにクラストしていて、おまけに急だ。
尾根はアップダウンを繰り返すので、登っては下り登っては下りを数回繰り返す。
尾根はアップダウンを繰り返すので、登っては下り登っては下りを数回繰り返す。
この尾根と格闘しているうちに風が強まってきた。周囲の木々が轟々とうなりを上げる。強風に乗って雪が顔面に吹き付けてくる。痛い…。
この尾根と格闘しているうちに風が強まってきた。周囲の木々が轟々とうなりを上げる。強風に乗って雪が顔面に吹き付けてくる。痛い…。
山頂近くでは東側に大きく雪庇が張り出していた。木々の背が低く歩きにくいが、安全を期して右側の樹林の中を通っていく。
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山頂近くでは東側に大きく雪庇が張り出していた。木々の背が低く歩きにくいが、安全を期して右側の樹林の中を通っていく。
雪庇地帯を抜けると遠別岳の山頂だ。ここで先行のパーティに追いついた。なんか狙ったようなタイミングで追いついてしまった…。トレースのお礼を言って別れた。
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雪庇地帯を抜けると遠別岳の山頂だ。ここで先行のパーティに追いついた。なんか狙ったようなタイミングで追いついてしまった…。トレースのお礼を言って別れた。
さっきの晴れ間はどこへやら。強風と雪で山頂からの眺望はご覧の通り。寒くてゆっくり休むこともできない。行動食を口に入れただけですぐに引き返すことにした。
さっきの晴れ間はどこへやら。強風と雪で山頂からの眺望はご覧の通り。寒くてゆっくり休むこともできない。行動食を口に入れただけですぐに引き返すことにした。
下りはガフガフ沈む雪に身を任せて楽なのだが雪庇が見えにくい。あまり右に寄り過ぎると…
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下りはガフガフ沈む雪に身を任せて楽なのだが雪庇が見えにくい。あまり右に寄り過ぎると…
このように雪庇を踏みぬく危険性が…。これ、さっきのパーティだよな。脱出した形跡があるからいいけど、一瞬「現場」に居合わせてしまったかとドキドキした。
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このように雪庇を踏みぬく危険性が…。これ、さっきのパーティだよな。脱出した形跡があるからいいけど、一瞬「現場」に居合わせてしまったかとドキドキした。
帰りも平庭岳は巻く。先行者は帰りも山頂経由のようだ。体力あるなぁ。
写真は往路で道を間違ったためトレースが着いていない場所。
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帰りも平庭岳は巻く。先行者は帰りも山頂経由のようだ。体力あるなぁ。
写真は往路で道を間違ったためトレースが着いていない場所。
今朝の自分たちのトレースを発見。ちょっと下に行き過ぎたみたい。道がないと無意識に楽な方へ行きがち。
今朝の自分たちのトレースを発見。ちょっと下に行き過ぎたみたい。道がないと無意識に楽な方へ行きがち。
国道が見えてきた。無事に帰ってこられたようだ。
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国道が見えてきた。無事に帰ってこられたようだ。
お疲れさまでした。
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お疲れさまでした。

感想

昨年途中リタイアした平庭高原からの遠別岳に再挑戦してきた。
前回の経験を元に、ショートカットできる場所はショートカットし、歩きにくい低木地帯は避け効率的なルートを進むことができた。さらに今回は先行するトレースがあったので心強い&体力的に助かったという点も大きい。
昨年より雪が多いだろうという予測の元に入山したが、風が強いからなのか富士見平など開けた場所は、むしろ今年のほうが雪が少なかった。山のコンディションはわからないもんだなぁと改めて思い知らされた。その代わり深い吹き溜まりがあちこちにできていてハマると沈んで大変だった。
山頂近くの稜線には大きな雪庇ができていた。上から見ると境界がよくわからない。別パーティが踏み抜いていたが無事に脱出できたようで…。怖い怖い。全体的に厳しい場所は少ないコースだが、視界が悪い場合はここだけは要注意だろうか。
晴れ予報で出かけてきたが、実際に晴れたのは登り始めと下山してからで、途中からは強風に見舞われ雪も降ってきた。ねずみ色の雲に隠されて眺望が無かったのが残念。去年の青い空に感動しただけに、今年は少し残念な感じに終わった。

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