八王子城跡
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- GPS
- 04:57
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 486m
- 下り
- 474m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
八王子城跡バス停までは、バスで行くこともできますが、ゆったりとした歩道が続いているので、歩いても快適です。 本丸跡以降のコースは、道幅が狭く、さらに砂と落ち葉ですべりやすい登山道なので、初心者にはあまりオススめできません。したがって、初心者におススメのコースは、本丸跡までの往復となります。 |
写真
感想
5月より忙しいプロジェクトに加わった。そのため、GW後半戦の休みは完全にあきらめていたのだが、2日木曜日の終電間際に4連休という指示が出た。やりたいことは山ほどあるが、とりあえず一日くらいは山へ行くべきだろう。私の行ってみたい場所のリストの中で、比較的簡単に行けそうな場所の一つが今回の「八王子城跡」である。いわゆる山城であるが、どの程度の規模で、どんな眺望なのか?確かめてみたくなった。
八王子城跡、言い換えると本丸跡への登山道入口までは、バスも出ているが、今回も節約方針で、駅から歩くことにした。車道とは別にゆったりとした歩道がしばらく続くので、歩いても高尾の自然とさわやかな初夏を十分楽しむことができる。八王子城跡へは、大きな看板にしたがって2度ほど左折すれば良い。何もない分岐点ではそのまま直進しよう。何となく近道に見える分岐もあるが、住宅街に入り込むだけの袋小路となっているので、誘い込まれないように。
登山道入口には、ガイド用の施設もあるが、朝の7時台では開いていない。屋外用の立体模型が作られた公園で朝食を取る。模型を見る限りは、確かに攻めにくい出城のようだが、住むにも大変そうな居城でもあるようだ。本丸跡までのコースは割と快適な方だ。近くの高尾山周辺のコースと比べると手入れは良くないが、人が少ないので静かだし、落ちているゴミもない。それにときおり見える関東平野の眺望が実に良い。少々モヤがかかっているので、スカイツリーまでは識別することができない。
山頂付近はいくつかの部屋に仕切られているような感じだ。それぞれの広場に名称が付されているが、すべて忘れてしまった。やっぱり記録は重要だ。神社がある部分と、そこから上に本丸跡があり、神社の先には見晴らしの良い場所があり、その下にはトイレがある。
本丸跡を過ぎ、富士見台を目指すと、コースは一変する。斜面に作られたトラバース気味のコースは実に狭い。痩せ尾根ではないのだが、アップダウンも激しい。早くも疲労気味である。ようやく富士見台にたどり着く。だが、残念なことに富士山がまったく見えない。富士山のあるべき方向には白くて厚い雲がびっしり張り付いている。さて、ここからどうしようかと少々考える。この先もこんな痩せ尾根かと思うと、あまりワクワクしない。それに、このまま下山しても全体として4時間程度の歩行になるので、今日はこれくらいで十分だろうと思えた。それで、下山することに決めた。下りのコースは注意を要する。落ち葉と砂で滑りやすい箇所がいくつもある。スピードを出しすぎると、ちょっと危険なコースだが、こんなコースをランニングしている人もいるので驚きだ。
ようやく中央高速道路の高架下にたどり着く。もうこの先には、アップダウンはない。さすがにひさしぶりの山行で疲労を感じる。というよりも歳のせいだろうか?帰りの中央線でぐっすり眠る。季節は、もう初夏だ。
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