感激のゴール!!甲州街道四十四次9（布田五宿・国領駅→日本橋）

2013年05月03日(金) [日帰り]

• GPS: 07:09
• 距離: 25.0km
• 登り: 22m
• 下り: 46m

コースタイム

　　　
10：00　布田五宿・国領宿
↓
11：15　千歳烏山駅付近
↓
12：20　高井戸宿（モスで昼食12：50出発）
↓
13：40　笹塚（台湾物産館で軽食13：55出発）
↓
14：15　都庁付近
↓
14：50　内藤新宿（青梅街道との追分）
↓
16：00　半蔵門
↓
17：05　日本橋
　

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

　
★スタート地点
京王本線 国領駅すぐ

★ゴール地点
JR東海道本線 東京駅下車15分
東京メトロ東西線日本橋駅下車3分
　

コース状況／危険箇所等

　　
五街道の一つの甲州街道。
下諏訪から日本橋を結んでいます。
今回は最終回。国領宿より日本橋を目指しました。

ほぼ全区間を町の中を進んでいきます。

特に危険箇所はありませんが
人で混雑しているところがあります。
信号も多くスムーズに行けない場合に備えて
余裕をもった行程で計画されると良いかもしれません。
　
飲食関係、トイレ共に特に問題はありません。
靴はウォーキングシューズで十分かと思います。
　
ルートの参考は
今井金吾氏の「今昔三道中独案内 日光・奥州・甲州」
これを基本に参考にしてますが他の資料も参考にし
江戸時代のルートを出来るだけ辿って歩いています。
　　　

写真

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国領宿。交番の横からスタートしました。国旗がなびき祝日らしい光景です。

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布田五宿内の旧道はここで終わり。国道と合流し右方向へ。

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菜の花が咲く河川敷。長閑な光景はかつて武蔵野だったことを思いおこさせてくれます。

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国道には大きい並木が植えられ涼を感じることができます。

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GWなので交通量は普段より少なめのようでした。

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廃仏毀釈の影響でしょうか。頭部が切断されているのが痛々しいです。

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街道沿いには古い石仏をたくさん見かけることができました。あと庚申塚も多いですね。

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日本橋まで21Km。まさにこれは現代の一里塚。見かける度にゴールへの実感が沸いてきます。

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旧道分岐ポイント。ここを左へ。

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古い大きなイチョウの木が植わっていました。

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坂がありかつての風情がたっぷり。

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旧道分岐ポイント。ここを右へ入っていきます。

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この付近の旧道は町中といった風情。場所によっては歩道が狭く人が多いので注意が必要です。

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この辺りは烏山の中宿。下宿と上宿もありました。幕府公認の宿場ではないのですが間の宿としての役割があったようです。

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電柱に残る旧甲州街道の文字。

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環状8号線の下をくぐってその先へ。

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並木がまだまだ続きます。歩くにはちょうど良い木陰になりますね。

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上高井戸宿の光景。工事現場のにくい演出に感動。

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ここから首都高が甲州街道の上に被さってきます。

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つつじがとても綺麗でした。春は目を楽しませてくれますね。

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宗源寺。高井戸の地名の由来は「高いところ」からなのだそうです。その高いところにあったのはこのお寺。今は当時の場所からは移転した場所に建っています。

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この辺りの街道は車道に吸収されてしまって面影は残念ながら殆んど残ってないかもしれません。

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高層ビルが遠くに見えてきました。新宿が近いことを実感します。

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残り10キロ。都庁付近。

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広々とした道路。かつての道筋はどのような感じだったのでしょうか。

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道の脇にある古くからの巨木。この辺りの昔からの木は戦災で焼けてしまったのですがこの木は唯一の生き残りなのだそうです。

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新宿駅が近づいてきました。ここを左へ。

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そしてすぐに右へ。

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賑やかな狭い路地を進みます。突き当たりを右へ。

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そしてすぐ左へ曲がり駅の前へ。

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新宿駅の前を通ります。凄い人の流れです。

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しばらく進みここを左。

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この交差点で右折。東西に横切る道は青梅街道。ここはその追分にあたります。

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追分のモニュメント。

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この日は歩行者天国になっていました。振り返っての写真です。

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新宿御苑前の道と合流します。

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東京の中心部へ入っていきます。交通量が少なく気持ちよく進むことが出来ました。

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四谷。ここで左に曲がります。この付近はかつて門と堀があった影響でクランク状になっています。

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すぐ右折。横断歩道を渡ります。

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四谷駅が右に見えます。駅の左横を通り突き当たりを右折します。

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ここで再び国道と合流します。

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相変わらず静かな都内を進みます。

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真正面が半蔵門。大名はこの門がゴールだったのでしょう。そのまま江戸城に入っていたようです。庶民は右折し堀沿いを南下します。

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東京の中枢部を行きます。ランナーが多く注意が必要です。

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鏡のようなお堀。この付近の左下には柳があるのですがそこにある井戸の水が大変評判だったそうです。

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日比谷の交差点。かつては門があった影響からかクランク状に曲がっていたようです。右に少し曲がってから左へ進んでいきます。

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GHQが入っていた建物。建物の下の道を北へと進みます。

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ここを右折。

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東京駅を右手に眺めて駅の中へ入っていきます。

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左手にある自由通路で八重洲側に出ます。

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この辺りで左折します。

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突き当たりの道路を右折。

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最後の左折ポイント。東海道と合流し残りは100m！

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日本橋の道路元標まで進んでゴールとしました。

撮影機器：

Canon EOS M Canon

感想

yaonyaosuke2

　
下諏訪から続いた甲州街道歩きも
約1年でゴールすることが出来ました。

ラストの区間は東京のビル街ばかりでしたが
久しぶりの上京だったのでどれも新鮮！！

新宿から皇居にかけては
日本の中枢と呼ばれる場所を通るのですが
この辺りって景色がほんとダイナミック。
皇居のお堀は広々してるし国の建物もデカい。
歩いてみて凄さを改めて実感した次第です。

天気の良い中でのゴール日本橋。
いろいろ街道を踏破していますが
五街道のゴールはやっぱ特別で感激しました。

次は日光への街道を進めたいと思います。
　　
なお、
今回の街道歩きの記録は
以下のブログでもまとめてみました。
http://borabora.seesaa.net/article/361685913.html