奈良奥山巡り（高円山・芳山・若草山）

2021年02月25日(木) [日帰り]

• GPS: 05:44
• 距離: 19.7km
• 登り: 807m
• 下り: 791m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:31
• 休憩: 0:23
• 合計: 5:54

10:28 近鉄奈良駅
11:49 11:50 高円山登山口
12:21 12:33 高円山火床
12:53 12:53 高円山
13:34 13:34 石切峠
13:55 13:56 芳山
15:02 15:06 鶯の滝
15:38 15:43 若草山
16:14 16:14 奈良国立博物館
16:22 近鉄奈良駅

今月分の写真ファイル容量オーバーのため、写真わずかです。
詳しくは下記をご覧下さい。
http://megusun.blog59.fc2.com/blog-entry-4131.html

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

近鉄奈良駅発着

コース状況／危険箇所等

高円山登山口から奥山ドライブウェイ出合まで自然林の明瞭な道です。
2年余り前の台風被害のため、現在、通行止めになっている地獄谷石窟仏から石切峠間がどうなっているか、現状を知るために歩きました。
台風直後は、倒木や斜面が崩れ通るのが困難でした。
現在は倒木処理がなされ、倒壊箇所には迂回通路が確保され、すすむことができます。
ただし、現状は通行不可でゲートも設置されており、代替の舗装道を使うようになっています。（ドライブウェイから地獄谷石窟仏までは通行可）。
芳山の登り口は、石切峠を右（峠の茶屋方向）に、10mほど先にすすんだところです。ちょっと分かりにくいですが、よく見るとテープがあります。とりつきさえ間違えなければ、一本道で分かりやすく危険箇所もありません。
芳山を下り、一旦、国道369号線に出て、すぐに山道に入りますが、道案内のプレートもあり分かりやすい道です。フェンス沿いをすすむと、奥山遊歩道に出ます。
2年前は奥山遊歩道手前のフェンスが固く閉ざされ唖然としましたが、現在は開閉が可能になっており、問題なく歩くことができます。

写真

2/25 10:45

石碑の横で鹿さんの紀念撮影

2/25 10:53

鹿さんの方が多い

2/25 10:59

観光客のいない浮見堂、片岡梅林は右上

2/25 11:06

林の中の熊さん

2/25 11:34

蜜を求めてメジロさん

2/25 11:48

高円山登山口、小さな標示がある

2/25 11:53

自然林の道が続く

2/25 12:08

火床から奈良市街地を望む

2/25 12:40

樹林に囲まれた高円山三角点

2/25 12:49

奥山ドライブウェイ出合、向かいの高台は旧高円山ホテル跡（高円山最高地点）

2/25 13:08

地獄谷石窟仏。岩窟の中に仏さまが刻まれている

2/25 13:37

芳山登り口

2/25 13:53

三角点のある芳山北峰

2/25 14:00

奥山にひっそりと佇む仏さま

2/25 14:27

きれいなお茶畑

2/25 14:33

梵字岩

2/25 15:39

若草山からの眺め

撮影機器：

PowerShot SX620 HS CANON

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 レジャーシート 地図（地形図） コンパス 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル カメラ

感想

shirie0065

満開になった奈良公園・片岡梅林を見て、浮見堂、高畑を通り、歴史の道から高円山登山口へ向かいました。
白毫寺への道を辿るのですが、途中でショートカットして、左に飛鳥中学校の方へ折れましたが、学校で行き止まり。時間ロスをしてしまいました。
再度、歴史の道に戻り、登山口に着きました。

高円山火床は若草山と並び奈良では、おすすめのビューポイントです。
若草山山頂は車でも行けますが、ここは歩かなければならず、観光客が訪れることはほとんど無く、静かに景観を楽しむことができます。

今回、現状を知るために地獄谷ルートを歩きました。
個人的な感想ですが、迂回路が確保され、注意して通れば、さほどの難所とは思えません。
奈良の山では、この程度の登山道は多くあり、これが通れないとなると、多くの山が登れなくなってしまいます。

柳生街道は、ファミリー向けをイメージしたハイキングコースで、安全第一の基準に照らし合わせれば、通行止めとなってしまうのかも知れません。
現在、代替の一般道を歩くように注意喚起がされていますが、断然、こちらの山道の方が魅力があります。
歴史の道でもあり、早く通れるように願えないものでしょうか。

芳山の奥まったところに、静かに佇む二尊仏は大好きな仏さまの一つです。マイナーな山の中ですが、ぜひ、訪れることをおすすめします。

天候に恵まれた一日でしたが、奈良公園は人影まばら。
山では出会う人は、いませんでした。

奈良に住み、奈良を愛する者にとっては、静かな古都をじっくり味わうことができる反面、とても寂しい気持ちもあります。