白鳥山 北西尾根
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- GPS
- 05:11
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 1,081m
- 下り
- 1,092m
コースタイム
- 山行
- 4:03
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 5:11
天候 | 雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・北西尾根に乗ってからは東側に雪庇があるので、行き過ぎないように注意。 ・標高900あたりから、固い斜面に10センチ程度の新雪があった。 ・基本、ベースの雪面は固いので、登りはほとんどクトーを使用した。 ※白鳥小屋は無人小屋だが、宿泊したら二千円の使用料をお願いしますと書いてある。本日は日帰りなので、一人千円ずつ置いていった。さわがに山岳会の皆様、素晴らしい小屋の維持管理ありがとうございます。 |
その他周辺情報 | たから温泉。600円なり。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
バラクラバ
着替え
ブーツ
ザック
ビーコン
スコップ
ゾンデ
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
ガムテープ
常備薬
日焼け止め
携帯
時計
サングラス
ツェルト
ピック付ストック
ナイフ
カメラ
ビンディング
スキー板
シール
ゴーグル
クトー
アイゼン
火器
バッテリー
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感想
火曜日にChikauさんと牛岳に行ってから、次は白鳥山に行きたいと彼が言い、僕もちょうど行きたかったと話がまとまった。
僕はスキーでの白鳥山には過去6回、今回の北西尾根から4回、山姥洞や鳥居杉の近くを通る北斜面から2回登ったが、大概は標高の低い区間で藪こぎがあった。なかったのは2015年1月の時だけだった。1月、2月と大雪のあった今年の北陸だが、沢山積もってもその後の高温傾向で下界では雪解けが早い。さて、取り付き標高の低いこの山ではどうだろうかと思いながらやって来た。
上路の山姥神社から入山、杉林を抜けると灌木の急斜面でいつも藪になるところ。前日まで3〜4月並みの陽気でこの日は気温が下がった。ガリガリの斜面に早速クトーで対処。ジグザグで登るが、藪は十分空いてて問題なかった。
曇りから晴れの予報だったが、登って行くと雪がちらつき、次第に本降りになった。基本的に先行者のトレースを辿っていたが、上部では外すとブーツラッセルになった。先行者が豆粒の様に見えた時もあったが、最上部の稜線ではガスもかかり、30m位まで近づかないと山頂小屋が見えて来なかった。トレースをつけてくれた先行者が小屋前に立っていて、お礼を言うなど言葉を交わす。間もなく彼は出発した。榀谷に下りると言う。
小屋に入ると別の先着者(oriharishさん)。テレマークスキーに竹ストックの人だった。彼も間もなく出かけて行ったが、僕らは1時間以上快適な小屋で早めのランチタイムを楽しんだ。小屋の宿泊者には2000円の協力金をと掲示してあるが、日帰りでも、特にありがたい冬に来た時は、置いて行かなくてはと思う。
小屋の外に出て、依然として濃い霧でホワイトアウト。GPS頼りに下りて、北西尾根に入ると視界も効くようになり、降雪のおかげで滑りが楽しい。登ってくる後続には大人数のグループ、そしてカンジキの男女2人組、その男性に「ニシデンさんですか」と声かけられた。昨年初雪山で会ったmasatanさんだった。
下って行くと湿り雪になってくるがまだ十分快適の範囲。最後の急斜面だけは、ガリガリ雪で樹間も狭いので横滑り多用となったが、困難と言えるものではなかった。景色が見えなくても雪が良かったのでこれも最高の日だったねと意見が一致した。
ニシデンさんに同行してもらって久しぶりに白鳥山に行ってきた。私は北西尾根からは初めてで、ルート経験者のニシデンさんに話を聞きながら登った。神社を過ぎてしばらく進み、標高250辺りでウエアを一枚脱いでいる時に、後続が一名追い抜いていった。なかなかの健脚だ。雪面は固いので、我々はここからクトーをつけて尾根に登りあげた。
そのまま尾根を進むと、気温もさがり、小雪が舞い始めた。先行者のトレースを使わせてもらい、黙々と登る。途中はるか遠くに先行者が見えるが、追いつきそうにない。山頂直下はホワイトアウトでGPSで確認しながら進み、小屋に辿りついた。
小屋前には先行者の方一名。トレースのお礼を言って、会話する。榀谷に入っていくとのことだ。今日はいいでしょうね。小屋に入ったら、テレマーカーが一名休憩中。鳥居杉のコースから来られた様子だった。
身体が冷えているので、ニシデンさんと食材を交換し、しばし休憩。今シーズンは山頂でのんびりしないヤマスキーをしてきたが、今日は小屋もあるので、のんびりだ。
帰る時には掃除をし、小屋の使用料を置いて、外に出た。残念ながら視界はない。途中県境尾根に入りそうになったが、すぐに復帰し、あとはよく滑る雪を楽しみながら標高を落としていった。
ヤマスキーのパーティー、カンジキのパーティーなどとすれ違い、途中から日本海を見下ろしながら、ガリ斜面とほんの気持ち程度の藪をこなし、無事に神社横に帰還した。
たから温泉に直行し、温泉で疲れを癒した。半日でヤマスキーができて、午前中に風呂に入れて、これぞ富山の里山スキー!って感じだった。ニシデンさん、アテンドありがとうございました。
・天候 小雪 風1〜5m
・気温 登山口:0度 標高1000:ー5度 下山後:2度
・アウター 上:GW、下:TBパンツ
・インナー 上:アクティブスキン+モンベルジオライン
下:アクティブスキン+モトクロス用靴下
・スキー関係 BDヘリオ95(163センチ)、スコットコスモス2
・ザック オルトボックス オートルート40
・手袋 アクティブスキン+HESTRA白
・行動食 水150cc、ジュース100cc、パン1袋、
・昼食 ラーメン、スープ、チョリソー、メンマ、おにぎり1個、オレンジケーキ
コメント
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お二方ヤマレコユーザーだったんですね!
もう少しゆっくりしたかったんですがフリース1枚忘れて寒かったので足早に出立しました〜(^^;
午後からは市街からも白鳥山頂が見えるように晴れてなんとも恨めしい感じでしたw
主に頚城、小谷付近の山に出没しますのでまたお会いしたらよろしくです!m(__)m
oriharishさんもお疲れさまでした。雪降られた代わりに滑りの雪は極上でしたね。
新潟の山を中心に登られているんですね。
こちらは富山の山が多いですから、白鳥山は接点の山ですね。
頚城、小谷、白馬辺りにも時々行きますので、またお会い出来るかもです。
oriharishさん、テレマークスキーに渋いストック、只者ではないと思っていたら、なかなか魅力的な山行をされていらっしゃいますね。これから参考にさせていただきます。また何処かでお会いしましょう。よろしくお願いします。
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