記録ID: 29862
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ハイキング
道南
函館山
2004年11月07日(日) [日帰り]


- GPS
- --:--
- 距離
- 7.2km
- 登り
- 302m
- 下り
- 342m
コースタイム
11月7日:家(10:00)→旧道→御殿山砲台(11:00)→千畳敷砲台(12:00)→鞍掛山砲台(13:00)→谷地頭
過去天気図(気象庁) | 2004年11月の天気図 |
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アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
【ルート】 旧道→御殿山砲台→千畳敷砲台→鞍掛山砲台→谷地頭 【メンバ】 単独 【行程】 11月7日:家(10:00)→旧道→御殿山砲台(11:00)→千畳敷砲台(12:00)→鞍掛山砲台(13:00)→谷地頭 家のウラにある函館山旧道入り口のあたりから観光自動車道を何度かまたいで旧道を登る。これは函館山山頂の御殿山(334m)の南にあるコルを目指す古い車道で、軽自動車くらいなら登れる道幅だ。戦前までは函館山の山稜にいくつも砲台があり、海峡を挟んで津軽要塞と呼んだ。その軍施設のための道だろう。戦争に負けるまでは民間人立ち入り禁止で自然が残る。手ぶら、犬連れ、マラソンなどいろんな人が行き交う。稜線までは40分ほど。 駐車場の脇からこの古い軍道は長細い稜線を南に延びている。鎖があり一般車は入れない。南へ進むとJRやNTT、自衛隊の電波塔のある丘があり、その西側の緩い斜面はなぜか灌木の生えない一面の草原になっている。ここから南西方向に一面の光る海、津軽、下北半島を臨む。この千畳敷見張り台に残る砲台跡が一番保存がよい。中に入ると狭い作りがよく分かる。石材や煉瓦は良いものを使っている。日露戦争に備えて作った100年前のものだが、全く古い感じがしない。 谷地頭へ下る道の途中から南へ逸れる廃道があり、これを辿るとヤブの中にここにも砲台跡がある。函館山南端の鞍掛山の山頂に出た。ここは南の立待岬を崖の上から見下ろす場所で270度海を見晴らす良い場所だ。崖っぷちのため、気を付けない人には危ないので、道は封鎖されている。腰を降ろしてしばらく海を眺めて魔法瓶のお茶を飲む。 下りに幕府軍戦死者の墓、碧血碑を通って谷地頭へ降りる。ここで谷地頭温泉ではなく弁天町まで行って、大黒湯という古い銭湯に浸かる。創業98年。函館山からの地下水を汲み上げて湧かしている、効能がある、とひとしきり番台のオヤジに話を聞く。牛乳飲んでのれんをくぐると空は宵闇だ。 |
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